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Q1

 最近ジギングを始めドルフィンスティックを購入しました。まだ使っていませんがとても軽くて今から使うのが楽しみです。思いっきり使うために、ひとつ質問させていただきたいですが、

 他のメーカーの同じルアーウエイトのロッドよりも、マックスドラグが低めに設定されているような感じですが、これはなぜですか?また、適合ライン以上のラインを使う場合の注意点を教えてください。

 PMAXドラグの設定については、各メーカー毎にその方法がだいぶ異なるようです。あくまで、UFMの設定方法をカンタンに説明しますと、

 ロッドの角度、つまりはバットと引き込まれるティップと の角度を90°に保ち、目一杯負担を掛けて曲がっている状態 (ブランク破損までにはさらに2倍近くの負荷が必要) の数値の約半分をMAX値ドラクとして設定し、ロッドに表記しています。

 もう少しギリギリまでMAX数値を上げても良いんじゃないかという意見もあるかもしれませんが、例えばロッドの角度を45°ぐらいに立て気味にしてしまうと、同じくらい目一杯曲げても、バネ計りに表示されるその数値は90°の時に比べ途端に1/3程度に落ちてしまうのです。

 つまり、45°の角度ではロッドの耐性は90°の時に比べ、1/3程度にまで低下してしまうということを意味します。実際のフィールドでは、いくら注意していても、ついついロッドを立て気味にしてしまい、その上急激なテンションを与えてしまうシチュエーションが多々あるのはご存知のとおり。

 逆にロッドの角度に注意し、常にジワジワと曲げてもらうよう心掛けてさえいれば理論上は、MAXドラクの倍でもロッドの耐性は十分維持できますし、太いラインも使えるという事になります。いわば、愛用のロッドを末永く使用できるか否かはアングラーの技量次第ということです。

Q2

 ミノーキャスティングでのクロマグロねらいに、御社のGT932Hを使っています。 軽量ミノーをロングキャストでき、またロッドが軽いため、一日中のキャスティングでも負担が少なく非常に気に入っております。

 さて、このロッドのスペックはラインが16〜30LBとなっておりますが、これは、ナイロンモノフィラのことと理解しています。このロッドでPEラインを使用する場合におけるドラグの適正値等参考となる数字を教えていただけないでしょうか。  

 設計がPEライン対応でないロッドの場合、PEラインによる急激な負荷には、非常に弱いと聞いたことがあるもので、今後マグロに使用する際の参考としたいのです。

もちろん実釣では様々な条件の複合により、適正値内のドラグであってもロッドに思いがけない負荷がかかって破損してしまう場合があることは承知しています。「絶対大丈夫」との補償はできないでしょうが、よろしくご教示下さい。

 ドラグMAXを3〜5kgまでの設定で、尚且つロッドに急激な負荷を掛けないように心掛けてもら えれば、ナイロンもPEもロッドの耐性にそれほど差は無いと思われます。

 現在、私自身、オフショアの 釣りの場合、100%PEラインを使用しています。つまり私が言いたいのは、ロッドの耐性とは、まさにアン グラーそのものの技量如何によって決まるという事。つまり、"思いがけない負荷"とは常にアングラー 側がやってしまう事であり、ロッドの耐性に頼ってはいけないというのが私のロッドデザイナーとしての持論です。

 余計なマージンを加算し、耐性(折れにくさ)ばかりを重視すると、いうまでもなくGTシリーズならではの軽快さは消え失せ、駄竿へと成り下がってしまいます。

Q3

 今回、パワープラスGTの11ftを購入する事にしました。目的はショア青物です。理由は、さまざまなアングラー方々のHPへの質問やインプレを聞いた結果です。ところで、本ロッド、リフティングパワーは、どのくらいあるのですか?

 また実際にキャッチできる魚はどれくらいでしょうか?GTとは書いていますが、25kg位ではとのあるHPからの回答ありました。私は青物専門ですが、青物ならどのサイズ(15kgクラス)でも余裕ですか?

 実際にはGTの30kgクラスも多数ランディングされている、たいへん実績のあるロッドです。何しろ私がGT専用としてデザインしたのは、もうかれこれ10年位前で、未だにロングセラーを続けているくらいですから。

 しかしながら、GT-112Hの国内での人気の秘密は、ロッドそのものの軽さと、大型 プラグやジグのキャスタビリティにあります。決してリフティングバワー云々という事ではありません。何故なら、通常このクラスのロッドは低弾性のカーボンを使用し、折れにくくするものですが、GTシリーズでは、あえて低レジンのT-800 (30t ) というピュアカーボングラファイトを100% 使用し、驚異的な軽さと反発力を実現しています。

 その反面、裏をかえせば使い手の技量如何によって、たとえ10kg程度の対象魚でも最悪の場合ロッドを破損する事もあり得ます。ヤリトリの際は、90°くらいの角度を常に保ち、ロッドに急なショックを与えるような瞬発的なロッドワークをつつしんで、ジワジワと曲がるようにランディングする事が、このロッド、GTシリーズを末永く使いこなすキモといえます。

Q4
 ショアからキャスティングのシイラ狙いでの最適なロッドを教えて下さい。シーバス用でCPS112、133を所有していますが、対応可能でしょうか?

上手くヤリトリすればメータークラスといえどもCPSで何とか獲り込めると思います。まずは 試して見る事です。ロッドを立て過ぎたり、ドラグのセッティング調整を怠らなければロッドが折れるとい う事もないはずです。

しかしながら、本格的にショアから特に磯場などの足場の悪いシチュエーションで シイラ等、青物を専門に担う場合は、CPSよりももうワンクラス上のミッドショア、GHS-102や112がオス スメです。さらに最近では、この釣りにもっとパワフルなGT-102Hや112Hを使用する人も増えているようです。

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