□ サツキマスに関するお問合せと回答
Q1

  天竜川でのサツキマスを対象としてロッドの選定をしており、SSS-72SiもしくはSTS-72Siを候補にしています。ところでトラウトフィッシングにおいてはナイロンラインが主流のようですが、フロロライン、PEラインを使用することはないのでしょうか?

  また、これらのロッドはどのようなラインを想定して開発されているのでしょうか?PEラインは伸び率が少ないこともあり、ロッドへの負荷等がどのような影響を与えるのか教えていただければ幸いです。

  現代のトラウトシーンそれも最高峰のジャンルであるサツキマスやサクラマスをターゲットにし た本流ミノーイングにとって、"ライン"の果たす役割は日に日に大きくなってきています。さて、最初に 言っておきますが、現在私がサツキマス、サクラマスをターゲットに使用するラインはズバリ100%ナイロ ンラインです。

  それは長年にわたり彼らを追い続けてきた私の経験であり、そして何よりも、釣りビジョ ンの「トラウティストドリーム」や各専門誌等の釣行取材という状況の中での「絶対に釣り上げなければ ならない!」というハイプレッシャー下での一つの答えでもあります。

  つまり、相手が大きくなればなるほど、ランディングのまさにその瞬間というここ一番でナイロンのほんの少しの"伸び"が確実に成功へと導いてくれるからに他ありません。次に、ここ数年のロッドそのものの進化も考えなくてはなりません。30t カーボンや40t カーボンはもはや当たり前。

  さらにUFMではボロンをアシストし本流の釣りに最も重要なキャスタビリティや操作性。そしてランディング面の両立。さらに極限まで引き上げられた感度。もはやトラウトロッドはこれ以上進化する事ができないくらいにまで性能UPを果たしたといっても過言ではありません。

  その高性能なトラウトロッドとPEラインとのマッチングは一見良さそうでも実践面だけを考えると、「クイ込みを防げる」「フックが伸びる」といった想定外の弊害も生じ、むしろ高性能なトラウトロッドが使いづらいものにもなりかねません。

  でもPEを用いるとダイレクトな使用感と共に特に感度は究極にまで高められ、あたかもロッド性能が飛躍的にUPとたように感じるのは事実なのですが・・・。

Q2

  こんにちは!西村師匠!何時もウエダさんのロッドにはお世話になっています。さて、私は九頭竜川でのサクラマス釣りに於いて長年、初代のTSS-82と同じく初代のSSS-77を使用させて頂いています。

  数年前から西村さんも愛用されているSST-82の購入を考えており、今年こそは、購入しようと思っていた最中、この度「SPS-710Si」が発売され、現在、非常に迷っています。

  私はどちらかと言えば、3月中旬以降の釣行が多く、フローティングのミノーイングが中心ではありますが、やはり解禁初期を含め年間を通してディープダイビングのミノーイングも多くなります。

  このような私の釣りにこの度発売されたSPS-710と言うロッドは適しているのでしょうか?それとも、やはりこれまで考えていた、SST-82の方が良いのでしょうか?どうか、良いアドバイス、宜しくお願い致します。

  まず私が解禁時に最も愛用しているSST-82Hについては、ご愛用のTSS-82をさらに30%プライUPしトルクを増したような設計だとご理解ください。当然使用感はTSSに比べやや重くなる事は避けられません。しかしその代わり、文字どおりディープダイビングミノーを使用するには柔らか過ぎずかた過ぎずまさに絶妙なブランクセッティング。

  したがって解禁時、とにかく1本を獲りたいのならベストといえるのがSST-82Hなのです。一方、サツキはもちろんサクラマスにも対応したUFM最新のトラウトロッドSTS-710Si はカンタンに表現するならSSS-77Si とTSS-82Ti の中間的な強さでややTSS寄りでしょうか。

  しかし最も特徴的なのは、7'10" でありながらSSS-77Si よりも軽く、極めてミノーの操作性に優れている点です。いうなれば現代におけるミノーイングその一点に対してブランク、ガイド、グリップ形状を最も理に適ったものにすべく全力を注ぎ込んだトラウトロッドの最も新しいカタチと言えます。

  特に、SSSシリーズやTSSシリーズ゜などが好きで繊細な釣りを得意とするトラウティストにはサーフェイストゥイッチャーはまさにうってつけ。現代の最新最先端のトラウトロツドとはどういうものか、STSをとおして是非味わってもらいたいものです。

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