□ 過去のUP分 シーバスに関するお問合せと回答
Q1
  いつもホームページ拝見させていただいています。私は主に地磯でデイシーバスや黒鯛のプラッキングをしています。西村さんの提唱するアップテンポトゥイッチ、日中は効果絶大です。

  そこで1日中トゥイッチをしていると手首のあたりがとても痛くなるため、より軽量でグリップの短いロッドの購入を考えています。902クラスはどれもグリップの長さは同じなのですか?SPS-902SS-Ti 、CPS-902EXまた新しいFAST WATERどれにするか悩んでいます。

  一般的にアップテンポなトゥイッチングメソッドにはショートグリップの方が好まれるようで すが、それが必ずしも正しいとは限りません。確かにリヤグリップが短い方がハードなロッドワーク の際、袖に触れることもなくそれだけを見ればトゥイッチングに最も有利なのかもしれません。

  しか し、長年トゥイッチングメソッドを実践してきたと同時にロッド開発も手がけてきた私にとって、ロッドに 求められるトゥイッチングに最も大切な要素とはズバリ! 「ロッドバランス」その一点に尽きます。

  何故 なら手首を支点にしてロッドワークを行なうワケですから、当然のことながらグリップされるリール シートその前(ロッドティップ)と後(リヤグリップ)のバランスが最適でないとトゥイッチングはギクシャクしたものになってしまうからです。

  それが9フィートクラスにも長くなると尚更で、ロッドバランスを考えないでリヤグリップだけを短くしてしまうと、ロッドそのものが極端にフロントヘビー化してしまい、アップテンポでリズミカルなトゥイッチングがたいへん困難なものになってしまいます。

  さらに、私が近年最も多用するロッド角度を45度くらいに保持した立て気味でのトゥイッチングにはロッドバランスこそがまさに命。又、ロッドバランスを追求する事は同時にキャスタビリティの面でもブランク性能を最大限に引き出すことができ、結果として、シーバスロッドとして求められる性能を全ての面でUPさせ、たとえ誰が使用してもそのロッドが持つ本来のポテンシャルを存分に味わう事のできるという真の意味での高性能なロッドが生まれるのです。

  但し、UFMのシーバスロッドは多岐にわたり細分化され、それぞれに個性が光るものがあります。その中でも最新のCPS-FXシリーズはどちらかというとこれまで以上に流れの中で操作性を重視した為、トゥイッチングやジャークがややショート化されたグリップによって容易に繰り出せるようになった特別なモデルと言えるものです。

  当然ロッドバランスは高度に計算されていて、決してキャスタビリティやランディング性能を損なうことなく、ロッドワークを重視するシーバッシングを最大限にサポートしてくれる事でしょう。

Q2

  初めまして。主にサーフでのデイゲームを楽しんでおります。タックルはSPS-962-SS-Ti、ダイワ2500番、メインライン:ナイロン8Lb、ダブルライン10cm、ショックリーダー:ナイロン20LB60cmの仕様で、主なルアーは11cm、9.5cmのミノー重さは10gから14g程度。

  メソッドはロッドの特性を生かしてスローリトリーブをメインに時折ファーストリトリーブでのアクションをつけたりします。今の時期、荒食いパターンでは最強と考えているのですが、時折シーバスが居るのにこのメソッドでは全く反応がないといった状況に出くわすときがあり、その時に限ってですが、ロングロッドでトゥイッチングをするとヒットするのです。

  その度にトゥイッチングロッドがあればと思うのです。最近CPSのトゥイッチング専用FastWaterシリーズが出ましたが、説明ではリバーシーバスをメインにしたロッドのようですが、サーフでのデーゲームにも対応しているのでしょうか。

  またレングスですが7’9"と8’3"のどちらが良いか、ルアーは主に9.5cm10g、ラインシステムはメインライン:ナイロン10、ダブルライン、ショックリーダー:ナイロン30Lb、リールはダイワ2500番をと思っています。西村様の考えを教えてください。よろしくお願いいたします。

  リバーのみならずサーフにおいてもロッドワークを駆使したトゥイッチングメソッドにこだわりたいのであれば、もちろんトゥイッチ専用開発のCPS-FXシリーズをまずはオススメします。

  次に792FXと832FXの違いについてですが、832は、まさにFXシリーズ開発の中心的存在で、ご愛用のSPS-962-SS-Ti よりかは多少張りはあるもののサーフでもすぐに違和感なく馴染めると思います。

  一方の792FXは、シリーズの中でも、最もテクニカルなモデル。グリップの握りもワンクラス細くなり、どちらかというと、より一層の小刻みなトゥイッチングを得意としています。又、832FX、792FXともに決して張りを強調しているワケではない、いわゆる世に言う"ギンギン"のロッドとは一線を画した至ってフレキシブルな設計。目的とされているサーフのみならず、同時に河口部や堤防でも小回りが効くロッドとして是非お試しいただきたいものです。

  FXシリーズは962SS-Ti とガイド径もほぼ同じセッティングなので、そのラインシステムでも問題ありません。但し、サーフならダブルラインのみでもOK。もちろんリールは#2500がベストです。

Q3

  こんにちは、西村さん。先日、ついに、SPS-962Ti を購入しました。手にして振ってみると、しなり具合など、なかなか良い感じでした。シーバスミノーイングが楽しめそうな大人のロッドの予感です。カラーリングも芸術品のように美しいと思います。このロッドを使いこなすためにいくつかアドバイスお願いします。実際にフィールドでキャストしてみると、ライン放出のタイミングがなかなか難しく、結果、飛距離にムラが出てしまいました。

1) 何か安定して飛距離をだせるコツなどありましたら教えてください。

2) ラインとの相性はやはりナイロンがよいのでしょうか。それともコーティング系PEでも問題なく飛距離を稼げるのでしょうか。それぞれキャストのコツなどありましたら教えてください。使用ルアーは、通常16g程度のシャローミノーで、荒れ気味なら20g程度のシンキングタイプや、飛距離が欲しいときは25g程度のシンキングペンシルを想定しています。主なフィールドはシャローな河口域とそれに連なるサーフで、ショアからキャストしたり、波が静かなときは膝くらいまでウェーディングすることも考えています。

3) このような使い方はそもそもSPS-962Ti の得意とするところなのでしょうか。

   '9"6 (キューロク) という黄金レングスを初めて世に示したUFMシーバスロッドにおける 記念碑的存在であるSPS-962Ti のご愛用誠にありがとうございます。さて、16g〜20gぐらいのミノーがメインで通われているフィールドが河口域周辺のサーフウェーディングといったら、まさにSPS-962Ti の最も得意とするところ。

  しかしながら、超軽量な高性能ロッドだけにロッド以外のリールやラインの選択をあまりヘビーなものにしてしまうとトータルバランスが損ね、本来の性能、特にキャスタビリティに関しては、SPS-962特有の常にコンスタントな飛距離を得る事ができません。

  まずリールは、このロッドには軽量の2500番程度が最もバランスが良く、キャスト時のロッドのブレを解消し、さらにはライン放出時のタイミングを取り易くなるはずです。ラインについても障害物が少ないサーフであれば当然細めのものが使え、飛距離も出し易くなります。そしてラインはまずはナイロンの10LB前後を試してください。

  その際、ラインの先端50cm〜80cmほどをスパイダーヒッチによってダブルラインにし、それをそのままスイベル等に直結するだけのラインシステムを是非、実践してみてください。ライントラブルはゼロになりキャスティングそのものがストレスなくむしろ楽しくなる事でしょう。

  最後に、あまり遠くへフルキャストしようとリキまない事です。つまり、SPS-962Ti の本来の持ち味とはフルキャストに固執しなくても60%〜70%のチカラ加減で常に失敗のない十分な飛距離が稼げ、結果的にライントラブルも解消されます。その効率の良い最も理に適った釣りこそ、アングラーにランカーシーバスをヒットさせる少ないチャンスをもたらしてくれるのです。

Q4

  今、SPS-112SS-Ti '04リミテッドとCPS-112EXTi のどちらを購入しようか悩んでいます。 釣行場所がサーフなんですが使い勝手がいいのはどちらでしょうか?是非教えてください。

  コンセプトが似ているようでだいぶん違うというのが実際にお店で振った時の両者それぞれの印象のようです。たぶん、お店で振っただけだと、ほとんどの人がCPS-112EX-Ti の方を選ぶでしょう。それくらいシャッキリとした振り心地が好印象のCPS-112EX-Ti。

  方や、しなやかで、ややもったりとした振り心地の '04リミテッドSPS-112SS-Ti EX。しかしながら、実際にルアーを結びキャストを繰り返せば繰り返すほどに、誰もがSPS-112SS-Ti EXの安定した飛距離とそのキャストフィールの軽快な気持ち良さに惹かれていくにちがいありません。

  特にサーフで大物にこだわる場合はこの '04リミテッド持ち前のフレキシブルなランディング性能が必ず役に立つ時が来るはずです。

Q5

  西村様 こんにちは。先日、SPS-862SS−Ti を購入して、楽しく使用させて頂いています。質問なのですが、私はこの度 自宅から少し離れた磯、またサーフ用にと、SPS-SS−Ti かCPS-EX−Ti の10〜11フィートを購入しようと思っていましたが、

  西村様の以前このコーナーでの、「通いなれている磯ならばCPS-EX−Ti の962を使用する事もあります」との、発言を受けまして、それならば以前から興味のあった、スティンガーラックスの96H−Ti をと考えたのですが、スティンガーラックスは磯のヒラ、またはサーフのヒラに(アベレージサイズは60〜70位なのですが。)対応可能なのでしょうか?

  もちろん十分に対応することは可能です。但し、以前にもこの場で説明させてもらった事 があるように、ラックスはあくまで大型トラウトにターゲットを見据えた設計。本当の意味でシーバス を釣るためには適していない部分が存在します。

  まず、ティップ先端はφ1.6mmと極めて細いものの、CPS-96EX-Ti よりもかなり張りがあり、セレクティブさを増した昨今の大型シーバスのショートバイトに対しては、単なる「アタリ」だけに終わってしまうおそれがあります。全てのシーバスがミノーをバックリと咥えてくれるようなスレていない個体ばかりなら問題ないのですが・・・。

  次にSLTのトップガイド口径は6ミリ。'9"6 クラスにしてはかなり小径です。つまり、ショックリーダーを使用する一般的なリーダーシステムだとライントラブルの原因になるのは必至。一方、CPS-96EX-Ti は8ミリでリーダーシステムにも万全です。但し、メインラインの先端をダブルにするだけのシステムならライントラブルも皆無。SLT-96でも十分に気持ち良くキャスト可能です。

  結論としては、あくまで実践面を重視する私としては、毎回の釣行イコール取材が絡んでいるだけに、バラしはまさに命取り。やはりシーバス専用に設計されたものをまずはオススメします。しかしながら、SLT-96Hは今シーバス用にご愛用のSS-Ti にキャストフィールは通じるものがあり、さらにトルクUPさせたような極上の感覚。間違いなく飛距離も出ます。

  こと四六時中キャスティングの連続に費やされるシーバスのルアーフィッシングにとって、釣る事よりも投げる事の気持ち良さもロッドにとって重要な要素。それだけを重んじるならばラックスもアリかもしれませんね。

Q6

  初めまして。SPS−902SS−TIを今秋から使用させてもらっています。それまではD社のプレミア○ロス9.6フィートを1年程使ってましたが、友人がSPS−962TIを購入して凄く良いよと言う言葉とキャストさせてもらって軽くルアーが飛んでいくのが気に入って思わずマニア向け?と言われるSSーTIの方を購入しました。

  初めはスローテーパーにセッティング?(D社に比べると)してあるせいかまったくと言って良いほどルアーを飛ばす事ができず、かなり苦戦していました。が、何とかキャストも慣れてきてそれなりに飛ばす事が出来るようになり今秋は80UPのシーバスを何度もHITさせSS−TIの持つポテンシャルを確認させて頂きました。

  とにかく「凄い!」の一言です。「曲げて獲る」納得です。バッドから曲げてもランカーシーバスを寄せてくるパワー、走り出した時のパワーの吸収力、どれを取っても最高でした。しかし、最近になっていまいちキャスティング時の操作感が進歩しないと言うか違和感が残ります。いろいろ改善方法を試しているのですが答えが出ないため、思い切って質問させていただきます。悩んでいるのが

@ キャスティング時に3つめのガイドにラインが絡む事

A キャスト時にどんなノットを作っても、作ってもらってもスッポ抜けしてしまう事(キャスト時にカリッとガイドにノットが当たる感じがします)です。タックルはロッドSPS−902SS−TI、リールステラAR3000、ラインファイ○ーライン1.2号、リーダーフロロ20lbです。ルアーはKOMOMO及びBANZ等のシャローミノーです。最近特にひどく、かなりルアーもロストしてしまいました。20本以上ロスト(スッポ抜け)しています。

  このまま行くともう1本ロッドが買える値段になってしまいます。下手と言ってしまえばそれまでですが、何か良いアドバイスはありませんか?よく「手首を返すだけで飛ぶ」と言われますが良くわかりません。宜しくお願いします。又、もう1本ロッドを購入したいのですが、お勧めの商品はございますか?

  友人2人はスティンガーラックス9.6フィートをシーバス用に購入しました。かなり良さそうです。希望は、軽くてスローテーパーのセッティングで操作性の良いもの、フィールドは地磯にてヒラスズキを獲れる物が良いです。

  「手首を返すだけで飛ぶ」というのは、つまり、キャスト時にチカラを込めずに振りかぶらな くても軽く腕を振るだけの方がコンスタントな飛距離が得られるという事です。これだけ多くのルアーをロストしてしまうというのは、たぶんキャスト時の初速がつき過ぎていてライントラブルの際にル アーだけが飛んでいってしまうのでしょう。

  又、どんなノット方法を試してもリキんだキャストでは今後も改善されないと思います。しかしながら、唯一キャスティング時のトラブルを無くす方法が存在します。それはメインラインをPE→ナイロンに変えること。

  そして、ナイロンの場合は先端をスパイダーヒッチでダブルラインにしておくこと。これでトラブルがゼロになるばかりか、ほとんど全てのフィールドをカバーする事ができ、フルキャストに対してもビクビクすることはなくなるはず。

  最近ではナイロンも伸びが少なく耐久性の高いものが存在します。ちなみにバリバスカバーブレイカー8〜12LBなどがオススメです。しかしどうしてもPEラインにこだわりたいなら、ノットに負担がかからないようにもう少しゆったりとキャストしてもらうか、最終手段としては、PEそのものの先端をダブルにしてスナップに直結する方法もアリです。もちろん釣果にほとんど影響はありません。

Q7

  西村様 初めまして、この度ロッド購入に際し非常に迷っています。候補として、

@ SPS-862-SS-Ti
A SPS-862-Ti

B CPS-832FX-Ti 

  の3点です。主にオカッパリにて使用したいのですが、どの様にセレクトしたら良いかアドバイスをお願い致します。 主な使用ルアーは、ラパラCD7〜CD9・ショアライナーR50+・メガバスX−80・コモモ・サスケと言った所です。

  また、SPS-862-SS-TiとSPS-862-Tiでの(SS)の違いは何ですか?ブラックバスの経験は12年くらいですが、シーバスはほとんど経験が有りません。誠につまらない質問ですがどうぞ宜しくお願い致します。

  候補に上がっている3本をロッドアクションが強い(張りのある)順に並べてみると・・・、

  CPS-832FX-Ti > SPS-862Ti > SPS-862SS-Ti となります。

  つまり、SPS-862-SS-Ti の(SS)は最もしなやかなロッドアクションを意味します。又、使用されているルアーがCD7〜9cm、コモモ・サスケといった小ぶりなものが中心という事から本来ならばSPS-862SS-Ti か862Ti が適していると思います。

  しかしながら、比較的張りのあるロッドを使用するブラックバスの経験が長いという点を踏まえれば、最初の1本としては、まずはCPS-832FX-Ti が最もシックリと手に馴染むはず。

  キャストフィールだけを考えるとSPS-862SS-Ti という最も柔らかいロッドが私的に好みなのですが・・・。初めてだとあまりのしなやかさに、たぶんビックリされるはず。さらにCPS-832FX-Ti のメリットとして、ロッドワークを駆使したトゥイッチングやジャークなどが円滑に行なえ、これからのシーズン、リバーシーバスにも絶大です。

Q8

  初めまして。私はシーバスフィッシングを始めてからSPS962(ステンガイド)を使用しています。シーバスがヒットしてもバラシがほとんどなくロッドの調子については大変満足しています。

  最近は使用するルアーが軽量スリムミノーが多くなった事もあり、SPS902SSTIを購入しようと思っています。ただ、私は小柄である為、SPS962でキャストするとグリップエンドが身体にあたってしまう事があります。

  自分のキャスティングに問題があるかも知れませんがSPS902SSTIはSPS962に比べトータルで長さが短い分グリップは短いのでしょうか?又、短ければどの位短いのでしょうか?ぜひ教えて下さい。

  SPS-962ステンガイド仕様と比較すると、902SS-Ti は30ミリ程度ですがグリップが短くなります。ただそれ以上に、リールシートが20ミリ→18ミリにとよりスリムになり、さらにブランクも極細 になっています。

  SPS-962(旧モデル)に比べるとキャストフィールや使用感が飛躍的にとても軽く なっていますよ。

Q9

  CPSの購入を検討していますが、902EX-TIか962EX-TIどちらにしようか迷っています。個人的には短めで振り抜きの良い竿が好みなので902EX-TIが合いそうなのですが、サーフでの仕様を考えると962EX-TIの方が有利に思えます。

  この2本のフィーリングはやはり別物なのでしょうか?感じ方の違いがありましたら教えていただきたいのですが、お願いします。

  発売から4年、CPS-962EX-Ti は数あるUFMのラインナップの中でも当時から変わらず今もって驚異のベストセラーを続けているモデルです。特にサーフでは不意な青物にも対応する事ができ、オールマイティを極めた1本と言っても過言ではありません。

  しかしながら、隠れた名竿とし て名高い902EXは、962EXに比べ、"別物"というほどのフィーリングの差はないにしろ、やはり902EXの振り抜けの 軽さ、操作性の軽さはただ者ではない事を感じさせます。特にロッドワークを駆使するトゥイッチング やジャークにこだわるなら、902EXの方が優れているでしょう。

Q10

  この夏、四万十川にアカメを狙って釣行予定を組んでおります。アカメ中心に大型シーバスなども視野に入れた河口のウエーディングゲームに最適なソルト用をズバリ教えてください。

  なおリールはできればステラ3000番か4000番をセットする予定です。

  私も故郷の四万十に何度も足を運び、大型アカメを狙ってはいるのですが・・・・、まあそう カンタンには釣れないものです。釣り上げるためのコツは、時期やタイミングはもちろんのこと、最大の秘訣は"粘り"の一言に尽きます。

  事実、何日も泊まり込んでひたすらキャスティングを続けてい るアングラーのその中のごく一握りの人だけがいつも成果を上げているようです。したがって、ロッド選びには使用するミノーを想定しつつも、長時間に及ぶキャスティングにもできるだけ疲労度の少ない「レングス」と「ロッドアクション」が重要です。

  まず、レングスは9フィートが目安。そして次に、アカメを狙う為のやや大きめのミノーをキャストし続けるのに最も楽な(アングラーに負担の少ない)ロッドアクションを考えるならば、UFMの多くのシーバスロッド群の中でも最も実績のあるプラッギングスペシャルのCPS-902に尽きます。

  しかし最近では、CPS-902EX-Ti もアカメ、ホシスズキ用として人気が高く、さらに最新のリバー用CPS-892FX-Ti は私のイチオシです。

Q1

  西村さん、はじめまして。2年前にシーバスを始めて、ようやく川で68cmのヒラスズキを手にすることができました。初めてのシーバスがヒラスズキでとても嬉しかったです。

  SPS-962SS-Ti のおかげで楽しくファイトができました。私は俗に言うフルキャストをしないので貴社の竿にとても満足しております軽く投げても気持ちよく飛んでくれます、そして何より疲れません(笑)

  今度はサーフのシーバス兼ヒラメの竿を購入予定ですがSPS-102SS-Ti 又はSPS-112SS-Ti を考えています。使用するフィールドは遠浅のサーフで膝位までのウェーディグで冬にサーフに対して真西(右側)からかなり強い風が吹く場所です。

  使用ルアーはアイマコモモ、シマノのヒラメスペシャル11cm、おすすめの竿がありましたら教えてください。

  2年越しのヒラスズキ、本当におめでとうございます。その一役を担っていたのがSPS-962SS-Ti とは・・・。私にとって最高作のロッドだけに自分の事のように嬉しく思っています。

  さて、お問い合わせのサーフで最も扱い易いロッド、しかもアイマ・コモモがメインとなると、これはもうSPS-SS-Ti シリーズしか考えられません。その中でもSPS-102SS-Ti と112SS-Ti はスリムミノーをどのロッドよりも遠くにキャストでき、尚且つ100%のランディング性能を約束する究極のサーフロッドと言っても過言ではありません。

  ウェーディングの事を考えると102SS-Ti が誰にでも扱い易く、長さ的にもオススメでありますが、実はある意味112SS-Ti の方が性能面では上かもしれません。高波を難無くかわす11フィートというロングレングスは、同時に相手が大きくなればなるほどエラ洗いを巧みにかわし、ランディング面に貢献。もちろん軽量スリムミノーのキャスタビリティもズバ抜けています。

  但し、この112SS-Ti はしなやかな分、キャスト時のロッドコントロールにやや慣れを要する上級者向け。宮崎の友草氏が好んで愛用しているのもそれが理由です。

Q2

  西村様、はじめまして。当方、15年来のルアーアングラーです。初めてバスを釣ったロッドがスーパーパルサーでしたし、初めてシーバスを釣り上げたロッドもスーパーパルサーでした。(古い話で恐縮です)

  現在では、淡水・海水、ショア、オフショア問わず全て御社の製品で固めています。ひとつ気になる点が有るのですが、近年、ショアからの青物のキャスティング&シーバスゲームに、CPS−112(ステンガイド)を使用していますが、キャスティング時にガイドへのPEラインの絡みによる投げ切れが多発する様になりました。

  使い始めて5年以上経過しておりますし、数々のレコードフィッシュをキャッチしたロッドですので、非常に愛着が有りますので、何とか解決したい問題ですが、対策等は有りますでしょうか?

  ちなみに使用ラインはPE2号、ルアーウェイトはキャパシティ以内でキャスティングもスムーズな加重移動を心がけています。宜しくご回答下さいませ。

  CPS-112のステンガイド仕様は15年近くにもなる開発時の昔から、ガイドセッティングの根本的なところは一切変えずに現在にまで至っています。そのガイドセッティングとは、オール SVSGのみ (チタン仕様はバットガイドのみHVSG-30を使用) という、やや足が低めのいわばローガイドセッティング。

  ある時期、流行りのハイフットタイプにして欲しいという要望がありました。ところが今ではCPS特有のローガイドがPEラインに丁度良く馴染むPEに最適なガイドセッティングとして再評価されつつあります。

  ですからラインが絡み易いというのを解消するには、まずはラインそのものの種類を変えるか、もっと細めのもの(1〜1.5号位)に変更する事が有効だと思います。その際、スプールに目一杯に巻き込まないことです。ややスプールエッジに余裕をもたせる(1.5mm程度)ことが絡み防止に繋がるはずです。

Q3

  こんにちは。私はトラウトもソルトもやっていますが、貴社のロッドのストリームスピン、ジャーキングスティックを愛用しています。特に、ストリームスピンについては細身なのに強さもあり、またキャストも気持ちよく飛んでいくので大変気に入っています。

  そして、今回、憧れだった貴社のシーバスロッドの04リミテッド10フィートを購入いたしました。これからメーターオーバーを目指して10年は愛用したいと思っています。

  ラインシステムについての質問です。このコーナーでもたびたび紹介されておりますが、ナイロンラインで先端50センチくらいをダブルラインにするやりかたが推奨されていますが、だいたいこれで何センチくらいの獲物まで大丈夫なものでしょうか?(もちろん、釣り場の障害物や、やり取りにもかかわってきますが) 

  私自身、今までのロッドでは、メインラインをナイロンの12LBにして、先端に25LBのリーダーをつける従来のラインシステムで釣っており、今までの最高は83センチです。過去にはこのラインシステムでも切っていった奴もいるので、何となくリーダーをつけないと不安を感じてしまいます。

@ 無理なやりとりをしなければウエダ推奨の先端ダブルライン方式でキャッチできる獲物の大きさ(ナイロン12LBとして)

A 仮にリーダーをつけるとしたら何LBをどのくらいの長さをとるのがよいか。

の2点についてご教示いただければ幸いに存じます。よろしくお願いいたします。

  まずは早々に04リミテッドをご購入いただき誠にありがとうございます。さて、オフショアについては私もほぼ100%ショックリーダーを用いたリーダーシステムを組みます。しかし、トラウトやシーバスに関してはよっぽどハードな磯を除いては逆にほぼ100%、メインラインの先端をダブルラインにし、そのままスイベル等に直結する方法をとっています。

  ちなみに、釣りビジョンで展開している、シルバーサーモンやシーマとのハードなやりとりも全て8〜12LBによるダブルラインのみのシステムです。つまり、私にとっては相手が大きくなればなるほど、このダブルラインのみの方が信頼性が高く勝負所でグイッと相手を引き寄せ、確実に獲り込める絶大なるシステムなのです。

  確かにショックリーダーをつけると根ズレによる心配は無くなりますが、キャスティングの連続によるストレスはどうしても払拭する事はできません。今回の'04リミテッドの先端ガイド径は、7mmと10フィートクラスとしてはやや小さめですが、これはショックリーダーが使用できるギリギリのセッティングとしての口径です。

  仮にダブルラインのみで皆さんが実践してもらえれば、6mm、否5.5mmくらいにまでもっと口径を小さくする事ができ、ロッドの振り抜けをもっともっと劇的に軽くする事も可能なのです。

  つまり、あまりにもラインシステムにマージンを取り過ぎる傾向は、ロッドそのものの進化の妨げになるおそれもあるのです。失礼ながら、中途半端に細いショックリーダーを使用するのなら、ダブルラインのみの方がトータルでは優れていると私は考えています。

Q4

  CPS112EX-Tiの購入を考えています。足場の高い堤防で、タチウオは、取り込む際に引き抜けるのでしょうか。

  また堅めで張りのあるロッドが欲しいのですが、CPS112EX-TiとCPS102EX-Tiとどちらがいいでしょうか。実際迷ってます。シーバス・ヒラメ・ヒラスズキ・タチウオが共用出来るロッドでルアーは、10g〜25gです。

  晩秋から冬にかけてのこの季節、UFMで最も売れているのがCPS-EXのロングレングスCPS-112EX-Ti と102EX-Ti です。とにかく、この2本は、軽く・シャープで手首を軽く返すだけでミノープラグをより遠くに運んでくれるといった、このクラスに求められる性能を極限にまで高めた設計。

  特に、10g〜25gまでの皆さんが日頃よく使用するミノープラグにはまさにうってつけ。もはや”フルキャスト”など遠い昔の話とさえ思ってしまうほど軽快なキャスタビリティを実現しています。

  但し、性能重視のブランクは、やはりある程度デリケートにならざるを得ません。つまり使い手側のロッドの取り扱いに対する技量をある程度想定したつくりをしています。

  ですからシーバスクラスを抜き上げるなんて事は絶対に慎んでもらいたいもの。又、ヤリトリの際も、ロッドを立て過ぎるのは禁物。ランディングの際も常に90℃くらいの最適な角度を保ってもらいたいものです。

  まあ、細いタチウオ程度なら大丈夫でしょうが・・・。それでも90cmを超える場合は必ずネットですくってください。堤防が中心ならやはり、迷わず112-EX-Ti の方でしょう。102EX-Ti はどちらかというとサーフのほうが向いているようです。

Q5

  初めまして!私は海のルアーを始めて7年程になりますが、始めた頃からUFMフィールドアドバイザーの友草氏などの活躍を見てから、(まだSPSがステンフレームの時)一度はウエダのロッドを!!と、思っていました。

  ですが、正直自分のキャストするウェイトと合わない・・・繊細過ぎるのでは?などの理由からなかなか手が出せずにいました。最近も、異次元の飛距離!が売りのG社のロッドを使用していました・・・

  前置がかなり長くなってしまいましたが、そしてこの度ルアー整理に因んで、ついにSPS-862SS−Ti を購入させていただきました!! 大げさかも知れませんが7年間の夢が叶ったような気分になり毎日フィールドに通い、寝不足の日々です(笑)

  使ってみると驚きの連続でした!まず西村さんの言うように、軽い手首や肘の動きだけで、驚くほどミノーが飛んで行きます!それにソリッドの様なティップ、フッキングしたら、まるで別のロッドの様に変化するバット部これらはウエダのロッドを説明する上で、皆が言う事ですが、自身で体験すると衝撃的でした。

  こんなに楽しく釣りが出来る"釣竿"は他に無いと思います!これから更に細分化して揃えて行きたいと思うのですが、CPS−EX−Ti との違いを具体的に知りたいのですが、なにせシャッキリしてると言う事しか分からないもので・・・お願い致します。長くなりましたが最後に、UFMウエダ最高!!!

  ご愛用のSPS-862SS-Ti にあまりある高い評価をいただき、私の懇親の作なだけに本当に嬉しく思います。さて、現在UFMで圧倒的なセールスを打ち立てているのがCPS-EX-Ti シリーズです。

  「適度な張り。」「繊細なティップ。」「バットパワー。」「超高感度性能。」そして、UFMならではのロッド全体の美しい曲がりはランディングのみならず、向かい風でも圧倒的なキャステビリティを約束します。

  つまり、シーバスロッドに求められる全ての性能をある意味EX級にまで高めたのがこのロッドの特徴です。一般シーバスアングラーの評価もすこぶる高く、正直、私もこれほどまでに全国にこのEXが浸透するとは思いもよりませんでした。

  但し、SPS-SS-Ti のようなフレキシブルなアクションが性に合っているようなシーバスアングラー達にとっては、特にキャスティング時にEXはだいぶカタく感じてしまうのかもしれません。

  それくらいSS-Ti は使い手をも選ぶくらい究極のしなやかさを追求し、相手が大きくなるほどに100%のランディング性能とスリムミノーの軽快なキャスタビリティにロッド性能を特化させています。どちらを選ぶかはアングラー側の価値観によるところが大きいですが、現在CPS-EX-Ti シリーズの方が圧倒的な支持を得ているというのが実情です。

Q6

  西村様 こんにちは!最近SPS-862-SS Ti を購入し大変、有意義でストレスの無い釣行をさせて戴いております。最近の感想としてはフェルールが、他社の物と比べて同じスピゴットでもかなり違うと言う事です。

  ファイト時の曲がりはもちろん素晴らしいのですが、なんというか・・・抜けにくいのに力を加えるとスッと回転してガイドを真っ直ぐに合わせる時の微調整がしやすいなど、まるで発砲スチロールなどに差し込んでいる(分かりにくくてスイマセン)とでも言いますか、かなり精密な計算がなされている事がロッドから伝わって来ます。

  前置が長くなりましたが、質問です。私は河川のウェーディングがメインなのですが、月に何度かサーフにも通います。そこではシーバスに加え、80前後のヒラスズキも釣れます。

  そこでSPS-112SSかCPS-112EXの購入を考えているのですが、パワー的にはどちらがベストなのでしょうか?それとも好みの問題なのですか?それからリールは現在ステラC3000なのですが、これらの使用に伴いこちらも番数を上げた方がいいのでしょうか?西村様の考えをお聞かせ下さい。

  SPS-862SS-Ti のご愛用まことにありがとうございます。さて、早速ですがサーフウェーディングがメインであればSPSでもCPSでもどちらでもたとえ相手が80cmのヒラスズキであろうと全く心配には及びません。

  しかも11フィートという長さがあれば高波もかわすことができ万全といえます。但し、SS-Ti とEX-Ti とでは使い手によっては好みが大きく分かれるところです。何故なら売れ行きから言うと、11フィートではCPS-112EX-Ti が圧倒的に売れています。それくらい112SS-Ti は使い手を選ぶのかもしれません。

  この112SS-Ti は、宮崎の超エキスパート友草氏が絶賛し愛用していることでも万人向けではない事が伺えます。そもそも、シーバスのルアーフィッシングは釣りをしている間、99%はキャスティングのみに費やされるワケですから。軽くシャープな振り抜けが際立つCPS-112EX-Ti の評価が高まってしまうのは当然のこと。

  但し、1%否、0.1%にも満たない大物とのヤリトリの際、初めてそのフレキシブルなランディング性能を発揮するのがSPS-112SS-Ti なのです。ちなみに’04リミテッドのSPS-112SS-Ti EXは、いわば両者の差をうめるべく設計したようなものです。このロッドの選択も良いかもしれません。

Q7

  最近御社のロッドを使い始め、何故もっと早く愛用しなかったのかと後悔するほどその性能にはまっております。愛用しているのはCPS−102EX−TIで大変気に入っております。

  ところで、先日某釣具店に行くと店長お薦め品で「SPS−902SS−Ti 03LIMITED」があり、手にもった感じが大変良かったので、購入を検討しているのですが、その性能の詳細がわからないので教えてください。お願いします。

  CPS-102EX-Ti のご愛用ありがとうございます。さて、店長おすすめのSPS-902SS-Ti EX 03リミテッドは同時に私にとっても是非ともオススメしたいロッドです。

  フィールドによっては異なるかもしれませんがCPS-102EX-Ti とSPS-902SS-Ti EX と比較すると、実際私がよく行く東京湾の干潟やサーフでは圧倒的に後者の方が使用頻度が多いのです。

  どんなにクイ渋りでも確実にクイ込ませる細く高感度なティップ。そして細身のブランクからは信じられないほどのスリムミノーのキャスタビリティ。これから水温がどんどん低くなってゆく真冬〜春先にかけて、SPS-902SS-Ti EX は最終兵器といえる私にとって頼もしい存在です。

  但し、ある意味万人受けするCPS-102EX-Ti とは方向性が異なるかなりマニアックな性格のロッドであることも事実です。両者の間にはあまりにもギャップがあり、それと十分に理解した上で使用しなければならない点をまずは最初に言っておきます。

Q8

  初めまして、私はずっとバスフィシングをしていて最近シーバスを始めました。河川での釣りをメインで考えているのですが、CPS902EX-Ti とCPS892FX-Ti のどちらを購入しようか悩んでます。

  バスフィシングの影響からか張りのあるロッドが好みなのですが、シーバスに関してはド素人なので詳しくお願いします。また、EX-Ti とFX-Ti で飛距離の違いがあるものか教えてください。

  リバーシーバス専用に開発されたCPS-892FX-Ti 。かたやUFMのシーバスロッドにおけるフラッグシップ、CPS-EX-Ti シリーズの中でも河川用に人気のCPS-902EX-Ti 。確かにどちらか迷ってしまうのもよくわかります。

  しかし、やはり専用設計によりリバーがメインならCPS-892FX-Ti の方をオススメしたいと思います。まず、最も気になるブランク特性の違いは、流れの中でのミノーの操作性を重視したFXの方がEXよりもティップ先端の”張り”がやや強調されています。

  バット部は逆にEXの方がパワーがあり、一方で40t カーボンを使用し、一見強そうなFXはむしろ細い分EXよりもややフレキシブルな特性をあえて持たせてあります。

  つまり、FXは単なるキンキンの操作性だけに偏ったカタいロッドではなく、むしろ川鱸のノリやランディング面をも十分に考えカタチづくられているのです。但し、リバーシーバス専用開発のFXはあくまでニューフェイス。

  専用設計の最先端モデルとはいうものの、今後エキスパート達にどのように評価されていくかは未知数です。一方のEXは2005年でもうすでに4年目で人気、実績も共に十分。買って間違いのないロッドといえるのでしょう。

Q9

  西村様いつも的確なご回答ありがとうございます。サーフはCPS-102EX-Ti、河口や大きめの河川はSPS962SS-Ti、中小規模河川はSPS-862SS-Ti、SPS752-Ti、バイブを多用する場合はCPS-902EX-Ti、その他トラウトでもSSS-64Si等UFMのロッドにはいつも楽しい思いをさせていただいております。

  今回の質問はCPS-FX-Tiシリーズについてです。河川のシーバスはSPSシリーズをメインに楽しんでます。この秋もお腹にロッドを当てながら支えていないと辛いようなシーバスを何本もヒットさせました。

  ですがやり取りでロッドに対する不安はまったくありませんし、このときのやり取りはSPSシリーズ独特の楽しいものだと思ってます。ただ流れが早い場合にルアー操作で若干の物足りなさを感じることが極稀にあります。

  そんな時はCPS-902EX-Tiを使って補ってます。ご存知と思いますが、千葉県の内房の河川は急流、激流などありません。ですからただ巻き主体で考えた場合はほぼSPSシリーズで満足できるのですが、トゥイッチやジャークを考えるとCPS-902EX-Tiでもちょっと物足りない気が致します。

  そんな時にCPS-FX-Tiシリーズの発売を雑誌で見てから気になってました。釣の幅が広がりそうと言った意味では期待してしまいますが先に書いたような、やり取りの楽しさは半減するのではないかと心配です。

  CPS-FX-Tiシリーズは、『「トッイッチング」や「ジャーク」を繰り出すためキレのあるロッドワークを最優先したブランク』と有りますが、やり取りのほうはいかがなものでしょうか。SPSシリーズのように楽しめるロッドなのでしょうか。

  UFMのロッドを数多くご愛用戴き誠にありがとうございます。又、それだけにきちんと的を得た、そしてある意味では今回のFXシリーズで最も重要な点についてとても聡明なご質問いただきありがとうございます。

  確かにFXはEXよりも流れの中での使用を想定して操作性重視の設計になっています。そのためブランク構造上ではティップセクションはEXよりももう少し張りを持たせてあり、ソリッドライクという表現力がピッタリの高感度なつくりになっています。

  さらにバットセクションはEXよりもマテリアルのトン数が上げられ40t カーボン&ボロンへと剛性感も高められています。したがって、一見するとFXはかなりガッチリとしたイメージですが、実はそうではありません。

  ロッドのシャープさや操作性のキレの良さは、キャスティングやロッドの曲がり始め、つまりは流れの中で必要とされる部分のみのあくまで初期的なものの限られます。逆にある程度ロッドが曲がっていくランディング時には、むしろEX以上にフレキシブルに対応し、流れの中でのランディングをスムーズに行えるよう設計されています。(SPSほどではありませんが)

  結果的に言うと、今回のFXシリーズは流れの中のみならず現代のシーバスシーンに合致した極めて実践的なロッドと言ってもよいくらいです。FXシリーズは、東京湾の河口域に面した広大な干潟でも十分に通用する仕上がりです。是非お試しいただきたいものです。

Q10

  西村さんこんにちは。いつも質問に分かり易く答えてもらってありがとうございます。とても参考になります。

  さて今回は素朴な疑問を質問させてください。UFMウエダのトラウト、シーバスロッド群にはなぜフルグラスのロッドがラインナップされてないのですか?以前からSSグラスコンポジットのBS56を愛用させてもらっていて16tのBS60やSS62との微妙なでも明確な釣り心地の違いからずっとなぜなのかなと思っていたのですが、その心地よさに一段と思いが強くなったので質問させていただきました。

  グラス素材も進歩したといわれる昨今、UFMウエダが製作したなら、とても釣り心地のイイ竿で釣りができるのではと思います。西村さんがいつも言ってらっしゃる「実釣主義」からしてしかたないのかなと思いつつ、気が付けば10本のUFMウエダロッドを愛用することになった、ウエダ好きのわがままな要求として質問させてください。

  実はUFMでも20〜25年くらい前のグラス全盛期にはオールグラスのシーバスロッドを製作していました。しかし、同社ではカーボンマテリアルの導入も比較的早かったため、シーバスロッドにとって致命的ともいえるグラスとカーボンとのあまりの重量の差にオールグラスのシーバスロッドは早々と姿を消してしまいました。

  言うまでもなく、シーバスロッドのような10フィートを超えるロングロッドではグラスではどうしても、とてつもなく重くなってしまうからです。確かに現代ではグラスも格段に進化しBS (バックウォーターウルトラ) に用いられているものはカーボンマテリアルよりも、むしろ高価な最新グラス素材です。

  しかしながら、トン数そのものが格段に上がったワケではなく、あくまで折れにくくなったというだけで弾性は15t 程度と低く、やはりシーバスロッドには向いていません。

  仮に、今イチバン人気のCPS-EX-Ti シリーズと同じアクションをグラスでつくろうと思ってもまず無理。時には「柔らか過ぎる」と評される事のあるSPS-SS-Ti シリーズでさえ、オールグラスでつくろうとするとその太さは2.5倍以上になり、その重さは想像を絶する事でしょう。

  とにかく、ロッドの"張り"や"剛性"はロッドの太さの3乗倍に比例していくというのがロッドを設計する上での基本原則です。T-800 (30t ) & ボロン (40t ) のCPS-EX-Ti でさえ、あのくらいの太さが必要なワケですから、16t やそれ以下のグラスでは・・・。確かにオールグラスでは100%バレないロッドになるのである意味実釣的とも言えるかもかもしれませんが・・・。

Q11

  西村様 こんにちは。最近、SPS−862ss−Ti を使わせていただいております!軽さ、飛距離、そして80cmを超える魚体でも不思議な位、暴れる事無く足元まで寄せる事の出来るブランクスには、ただ圧巻の一言です。

  早速 質問なのですが、現在の862は河川では場所を選ばず使用出来るのですが、サーフ等での高波の対策として、CPS−EX−Ti かSPS−SS−Ti の10〜11フィートの購入を考えているのですが、対象魚はヒラスズキ(60〜80cm)で、使用プラグは15〜25グラム程のミノーなのですが、どちらがベストでしょうか?

  なお、CPSの方は振った事が無いのですが、SPSのアクションは大変気に入っております。またリールは現在ステラのC3000なのですが、10〜11フィートであれば、リールのサイズも上げるべきでしょうか?出来ればそのまま使用したいのですが…どうかお答えをお願いします。

  CPS-EX-Ti とSPS-SS-Ti 双方のロングモデルにおけるそのキャストフィールはかなり異なります。まずCPS-EX-Ti のキャストフィールは極めてシャープの一言。しかもカタ過ぎず柔らか過ぎず、ちょうど15〜25gくらいのミドルサイズのミノーをまさに手首を返すだけで「ビシュッ! 」と気持ち良くロングキャストしてくれます。

  シーバスのルアーフィッシングとは釣りをしているほとんどの時間をキャスティングの連続にさいているワケですから。いつも気持ち良くキャストできるという事はシーバスロッドにとって、とても大切な性能です。しかも現代のシーバスシーンではロッドに求める第一の性能として、まずはキャストフィールを最優先したいシーバスアングラーが大勢を占めているワケですから・・・。

  結果、CPS-EX-Ti のロングモデルはシャープなキャストフィール、ディスタンス性能、感度といった全ての性能レベルが高く、誰にでもオススメしたいロッドといえます。

  一方のSPS-SS-Ti のロングモデルはまさにEXとは対極になるような、しなやかな曲がりが持ち味。特に112SS-Ti は上級者向けでキャスティングに余分なチカラが加わると、逆にミノーの飛距離が出せなくなってしまいます。そのかわり使い込なす事ができれば、細糸を用いてスリムミノーをより遠くに飛ばす事ができるようになり、さらには、高波も見事にかわし、ヒラスズキのランディング面も確実。

  但し、しなやかなキャストフィールについては好みがハッキリと分かれるところですし、大半のアングラーは、むしろCPSの方を断然好むようです。ちなみに、SS-Ti ならではのしなやかさを生かしながらも、キャストフィールのシャープさを高めたのが'04リミテッドのSPS-102SS-Ti EX 、112SS-Ti EXというワケです。

Q1

  SPS-962SS-Ti、SPS-902SS-Ti EXを使用して主に房総半島でヒラメ、シーバスを狙っています。

  ライントラブルを避けるために西村さんおすすめの先端だけダブルラインにするシステムを使用しておりますが、ダブルラインの部分を二本撚りにしようとするとライン自体が撚れてしまってうまくいきません。(特に撚る部分の長さが長いと)西村さんはダブルラインを二本撚りにしていらっしゃるのでしょうか?

  私が推奨するダブルラインのみによるリーダーシステムは、そんな大袈裟な難しいシステムではありません。誰にでもすぐに出来る至ってカンタンなものです。

  ダブルラインはスパイダーヒッチ(サージャンスノットの4回くぐりでOK)でそれをそのまま揃えて各々好きな結び方で小型スナップ等に直結するまでのことです。その際、故意に二本よりにする必要はあまりありません。直結する時には自然に少しよりが入るので、それだけで十分なのです。

Q2

  こんにちわ。僕は磯でヒラスズキを狙うため御社のCPS−112EX−TIを購入しようと思っています。が、スペックには35gとありますが40g位のプラグを投げても大丈夫でしょうか?もし大丈夫なら注意点はありますか?お願いします。

  最新のプラッギングスペシャルそのロングバージョンEXモデルにおける40gのプラグの使用は、まず無理でしょう。スペック上のマックスウェイトにあたる35gでさえ、フルキャストは禁物です。

  CPS-112EX-Ti はあくまで、皆さんが日頃最もよく使用する25g前後のミドルサイズのミノーのディスタンス性能に合わせて設計されています。そのかわり、そのキャストフィールの軽さ、シャープさは他を圧倒するほど!!

  手首を軽く返すだけで楽々ロングキャストする事ができます。重めのルアーを中心に使用したいのなら、スタンダードのCPS-112-Ti の方をオススメします。

Q3

  現在、SPS-902でヒラメ、コチ、チヌ、スズキ、ハマチ等ミノーで釣っています。もう少し強めのCPS-902EX-Ti か962EX-Ti どっちにするか迷っています。竿の特徴をお教え下さい。

  9フィートか9半か・・・長さの違いによって生じるロッドアクションの差よりも、むしろレングスそのものの好みによってCPS-902EX-Ti か962EX-Ti かの意見が分かれているようです。

  両機種とも最先端のシーバスロッドですから、結局使い慣れればどちらもそのポテンシャルは同等。つまり最も気に入ったレングスを選んでもらうのがイチバン。

  但し、サーフといえどもある程度高波も予想されるため、あくまで一般的には9半のCPS-962EX-Ti の方が有利といえます。しかし、902EX-Ti の軽さと感度は、これはこれで通好み。実際人気の962EX-Ti と同じくらいよく売れていますよ。

Q4

  数ヶ月もカタログと睨めっこしながら下記ロッド購入検討をしています。現在のスタイルに適したロッドのご指導を宜しくお願いいたします。

  足場の高い堤防、テトラ、サーフ(ウェディングはしない)から、12cmミノー(約18g前後)をロングキャストするのに適し、触覚のようにルアーの動きを敏感に捉え、スリリングなゲームが楽しめるロッド。検討中ロッド:CPS-112EX-Ti、SPS-112SS-Ti

  12cmミノー(約18g前後)となるとスリムミノーを代表するアイマ・コモモあたりでしょう か。そのスリムミノーが手首を軽く返すだけでロングキャストでき、スリリングなゲームが楽しめる ロッドといえば、やはりCPSよりもSPSの方でしょう。

  しかも、触覚のようにルアーの動きを敏感に捉 える性能をも兼ね備えていなくてはいけないとなると、そこまでは100%無理としても唯一、全てを平均して満足させる1本が存在します。最近、限定販売された'04リミテッドのSPS-112SS-Ti EX、この1本しか考えられません。

Q5

  SPS-SS-Ti '04リミテッドの情報を見ました。CPS-EX-Ti の10フィートの購入を考えていたところだったのですが、'04リミテッドの登場で、嬉しいことにまた迷う選択肢がでてきてしまいました。

  ルアーウエイトをみるとSPSの'04リミテッドのほうが柔らかいように思いますが、実際のキャストフィールや感度面ではCPS-EX Ti とどのように変わってくるか教えてください。

  私のよくいくフィールドは大河川の河口が中心で、川幅が広く、シーバスも沖めにいるためロングキャストしないと勝負にならないことが多いです。アドバイスをお願いします。

  あくまで今回'04リミテッドは究極のしなやかさを誇るSPS-SS-Ti がベースとなっていま す。当然、いくらボロンをふんだんにコンポジットしたとしてもロッドそのものが細身のため、SS-Ti な らではのしなやかさを生かした設計になっています。

  つまり、シャープで軽快なキャストフィールを突 き詰めたCPS-EX-Ti とは似て否なるもの。使用に適してるルアーも'04リミテッドはあくまで ベースとなるSS-Ti と同じスリムミノーが得意。但し、従来のある意味コントロールが難しいSS-Ti よ りもボロンアシストにより容易に飛距離が出せるトルクフルな設計です。

  一般的には、とてつもなく軽 く、シャープな振り抜けが持ち前のCPS-EX-Ti の方が多くの支持が得られているようですし、誰にでも手にしたその瞬間から高性能を感じていただけると思います。

  一方、'04リミテッドはあくまで根強い人気を誇るSPS-SS-Ti のしなやかさにこだわりを持ったハイレベルアングラーにこそオススメなモデルです。

Q6

  西村さんいつもありがとうございます。SPS-112SS-Ti EXの発売、待ってました!という感じです。私は11フィートのロッドが大好きで、現在、'99リミテッドのCPS-112EX/CPS-112EX-Ti /SPS-112SS-Ti の3本を主にサーフで使用しております。

  そこで質問なのですが、SPS-112SS-Ti EXをこの仲間に加えたとき、どのような役割を与えたら良いでしょうか?広告等を見る限り、かなり荒天に強そうなので、特にCPS-112EX-Ti との使い分けが課題になってきそうな気がしますが・・・。漠然とした質問ですが宜しくお願いいたします。

  ご愛用いただいている11フィート3本のうち、その開発に最も長く時間を費やし、設計に苦労したのがソルティプラッガーSS-Ti シリーズのロングモデルSPS-112SS-Ti です。

  名竿との誉れ高い、SPS-962のスリムミノーのしなやかなキャスタビリティをそのままに、11フィートというロングレングスでも同じように味わっていただけるよう、このクラスとしてはブランク異例の細さと、バットセクションのT-800の厚巻きによる強靭な粘りを実現。

  結果、サーフウェーディングでもスリムミノーを自在に使用できる、ある意味112SS-Ti は究極のロングロッドといえます。しかし・・・、その独特のしなやかさと完璧なまでのランディング性能は、根っからのシーバス愛好家など一部のベテランアングラー達からの評価は高いものの、一方で後に登場したボロンコンポジットのプラッキングスペシャルCPS-EX-Ti の方がそのシャープなキャスタビリティがウケ、むしろ現代のシーバスアングラー達の多くに圧倒的な支持を得ているのが現状です。

  そこで大幅なボロンコンポジットにより、わずかな重量増しはさけられないものの、できるだけCPSに負けないキャスタビリティを目指して開発したのが、今回の'04リミテッドのSPS-112SS-Ti EXなのです。

  又、この限定モデルはあくまでもしなやかなSS-Ti ベースなので8ポンドラインでディスタンスキャストを繰り返しても絶対に振り切れる事はありません。さらには細糸が使用できる分、時にはCPSよりも飛距離が稼げる事もあるくらいです。

Q7

  西村さんこんにちは。私の所持するロッドはSPS-862SS-Ti 、CPS-123です。先日までSPS-102がありましたが、私の不注意によりバットを真ん中から折ってしまいました。

  このロッドは私にとって初めてのウエダのロッドであるばかりか、初めてスズキをかけた深い思い出があり、残念でした。このため新しいロッドの購入が急務であり、既存のロッドについても、それぞれのフィールドに対する役割について再検討しようと考えています。

  私のSPS-102の使い方は、堤防からのロングキャスト、川幅50m程度の河川でウエーディングしないキャスト、そしてサーフでのキャストと私にとってはオールラウンダーでした。後継ロッドを単純に考えれば、SPS-102Ti でしょう。

  しかし、「曲げて獲る」がやみつきになり、もっと「曲がる」ロッドが欲しくなりました。手持ちのSPS-862SS-Ti は30mの川幅の河川で使用しており、良く曲がり、とても使いやすく、西村さんがご提唱されるキャスト方法、ラインシステムを今度実行しようと考えています。

  CPS-123は当初、ヒラスズキ用に購入しましたが、足場の高い堤防で釣れることがわかり、専らこちらで使用しています。それでは質問させて頂きます。

・ SPS102の後継として、飛距離から考えると、CPS-102EX-Ti が最も適当に違いありません。しかし私は「曲げてとりたい」願望が強く、友草さんが使用されているSPS-102SS-Ti かSPS-112SS-Ti に関心があります。

  メインラインを8lbにしてダブルラインを50cmにするラインシステムで同じスリムミノーを使った場合、SPS-102Ti 、SPS-102SS-Ti-、SPS-112SS-Ti-を比較すると、最も飛距離が出るロッドは何ですか?

・ SS-Ti シリーズについてお尋ねいたします。カタログを拝見いたしますと、SPS-102SS-Ti 、SPS-112SS-Ti は962-Ti を原型にしているとのことですから、他のSS-Ti のショートロッドとは異なるロッドアクションをするよう設計されたのですか?

・ SPS-962SS-Ti についてお尋ねいたします。Q&Aや雑誌等を拝見いたしますと、西村さんが良く使われるロッドであることがわかりました。磯場でも河川でも内湾でも使用できるためですか?

  本ロッドが962Tiに比べて細いことは知っていますが、その他釣行の際、962-Ti より有利な点、注意すべき点は何ですか?また、ラインやルアー等条件を同じにした場合、どちらの方が飛距離が出るのでしょうか?お手数ですがよろしくお願いいたします。

  ルアー飛距離のことをもの凄く気にされているようですが、フィールドに適合したルアー、 ラインの太さ、キャスト方法などからロッドを選択すれば、最終的にはルアーの飛距離はロッド別にそれほど大差のない事に気付かされます。

  例えば、常に向かい風の中ではディスタンス性能を突き 詰めたCPS-102EX Ti、112EX-Ti が、やはり有利になるものの当然ディスタンス性能に特化した大 きめのルアーを使用するにはそれなりに太めのラインが必要になってきます。

  一方、スリムミノーを 中心に使用したいなら、当然ラインは細めのものが良くロッドもラインに負担を与えないしなやかなタイプ、つまりSPS-SS-Ti のようなロッドが安定した飛距離を提供してくれます。

  CPS-EX-Ti と SPS-SS-Ti 双方をディスタンス能力で比べると、それぞれの得意分野に見合ったフィードで使って もらえれば十分な飛距離が得られ、結局、飛距離はそれほど重要なものではなくなります。

  それより も、ルアーの流し方や釣るタイミングなどの方がよっぽど重要だと思いますが如何なものでしょう。

Q1

  初めて投稿させていただきます。いつも貴社の製品を使わせていただいています。かれこれ15年位前からルアーでのスズキに夢中になり現在に至りますがその間、いろいろな有名メーカーの製品を使用しました。

  元来私は高級志向でその全てが各社のトップブランドでありました。恐らく、個人差も多少あるのだろうとは思いますが、浮気しても必ず最後には貴社の製品に落ち着いています。

  実際リールをセットして、ラインにルアーを結んで投げてみないことにはロッドの持つ本当のポテンシャルって正直判らないと思います。しかし貴社のブランドに関しては経験上からも本当に信頼して安心して購入できますし、その使用感にいつも満足しています。

  この様な素晴らしい製品は並ただならぬ努力を要していると思いますが、どうかこれからも妥協せず、素晴らしい製品を私達に提供していただければ幸いです。

  この度はUFMブランドに対して、これ以上ないほどの多大な評価をいただき誠にありがとう ございます。UFMスタッフを代表し厚く御礼申し上げます。

  特に、現在満足していただいているという使用感、つまりロッドアクションに関しては、どのモデル、どのレングスを使っていただいても「これぞウエダのアクション!」 と、いつも感じていただけたるよう、今後もかわりなく一貫したロッドづくりを徹底して追求していきます。どうかこれからもUFMのシーバスロッドで思う存分ルアーフィッシングを楽しんでください。

Q2

  現在、SPS-902を砂浜で使用しています。釣対象魚は、スズキ(50〜75)、コチ(50〜65)、ヒラメ(30〜45)、チヌ(40〜55)です。波が、1.5m以上の時は取り込みにモタツキを感じています。

  釣り方は、11cm位のミノーのみで、次の竿の選択に迷っています。アドバイスをお願い致します。

  サーフウェーデングでの主な釣り対象魚であるシーバス、コチ、ヒラメに対しては、SPS-902 は必要にして十分なパワーがあり、時には青物もメインに狙っていただけるくらいポテンシャルの高い ロッドです。

  しかしながら、現在取り込みにモタツキを感じているその理由は、やはり9フィートというロッドレングスに限界があり、つまりは1.5m以上もの高波が最大の原因だと思われます。

  しかし、使用されているミノープラグがこのようなシチュエーションでは小さめな11cm位のミノーという事から、安易なロングレングス化によって、あまりロッドパワーを引き上げる事は好ましくありません。

  そこで、私がオススメするのは、1.5メートル以上の波を克服でき、スリムミノーも楽々ロングキャストできるサーフウェーディングの名品、SPS-102SS-Ti &112SS-Ti です。

  体感的なキャストフィールは、SPS-902よりもわずかにしなやかなるものの、そのしなやかさのお蔭で通常ロングレングスでネックとなる持ち重りや、キャスティングの繰り返しによる疲れもほとんど感じさせません。

  つまり、手首を返すだけでフレキシブルなブランク性能が、勝手にミノーをより遠くへ運んでいってくれるような、そんなSPS-102SS-Ti &112SS-Ti は、シーバスロッドの理想型と言えるでしょう。潜在的なポテンシャルはSPS-902以上です。是非一度お試しください。

Q3

  SPS-902Tiを使用しております。6/28UP分にて「SPS-902Ti、CPS-902EX-Ti 共にトップガイドは8ミリ径でガイド総数も同じ7つになります。」と記載されておりましたが私の使用しているSPS-902Tiにはガイドが8つ付いています。

  保証書もついており某有名ルアーショップにて購入したものです。正規品ではないのでしょうか?または製造時期による差なのでしょうか? ガイドが7つと8つのロッドが存在するのであればその性能の差を教えて頂きたいと思います。

  誠に申し訳ありません。SPS-902Ti 、CPS-902EX-Ti 共に「ガイド総数はトップガイドを含め8つ」にこの場をお借りして訂正させていただきます。6/28UP分においても訂正させていただきます。

Q4

  最近シーバスに凝りだしルアーを始めたのですがシーバス以外に青物も釣れるのでしかもシーバスがミノーにスレてしまいジグかバイブにしか反応しません。

  8〜9ft位で35g位のウェイトのジグが投げられるシーバスロッドで最適なロッドを探していますぜひアドバイスをお願いします。新しい群れが入って来ればミノーも使用するつもりです。

  ボート以外でバイブレーションプラグは個人的に音からあまり好きではなく、キャストする事も稀なのでですが、確かにこのルアーにしか反応しない状況は考えられます。

  しかし、現状ではUFM のシーバスロッドは、純粋にミノーを極める為の設計なので、とかく高比重なメタルジグやバイブレーションプラグのキャストはブランクに負担を与える為、あまりオススメできません。

  あえて挙げるなら、 CPS-902Ti か、ミノーも併用できるソルティープラッガーSPS-902Ti 、もしくは現在最終テストも完了したリバーシーバス用の最新のCPSにご期待ください。

Q1

  西村様、いつも雑誌などで記事を参考にさせて頂いております。私はシーバスロッドは現在他社のものを使っているのですが、最近CPS902EXTiをお店で触って欲しくなりました。

  しかし、リールシートがアップロックで慣れてしまっているせいか、CPSのダウンロックに少々抵抗があるのです。アクションや軽さ、バランスの良さなど素晴らしいので、使っているうちに慣れてくるでしょうか?

  また、ダウンロックの良い点はどういうところなのか、西村様のこだわりなども是非お聞かせ下さい。最新のトラウトロッドのSTSもすごくいい感じですね。

  十数年前、シーバスのルアーフィッシングが全国的に本格化しだした頃、各メーカーから 次々と登場してきたシーバスロッドはほとんど全てリールシートはアップロックでした。

  例外ではなく UFMで当時つくっていたCAMなどのシーバスロッドも全てそうでした。しかし、15年前ウエダの門をたたき、自身のシーバスロッドに対する理念を初めてカタチにしたCPSは皆さんもご存知のとおりシートはダウンロック。

  当時としてはリールシートのその形態もさることながら、コルク全盛の時代にあってEVA素材によるグリップにさらには独特のシェイプといい、CPSの存在すべてが斬新をとおりこして異端ともいっていいくらいでした。

  そんなCPSが今日まで絶えることなく生き残ってこれたのは、定評あるCPSのブランク性能を最大限に引き出すように計算されたダウンロックシートによる独特なグリップデザインにあるものと自負しています。

  つまり、グリップしたときに最もチカラが集中する小指あるいは薬指で包み込む部分を、わずかに太くしてやるだけで長時間に及ぶキャスティングの連続がずいぶん楽になるからです。

  これが反対にアップロックだとゴツゴツしていてしかも細くなっているシートのネジ山にチカラが集中してしまい、少なくとも私はその感じがあまり好きではありません。

Q2

  CPS-102EX-Ti を使い始めました、今まで割と張りのあるロッドを使っていたせいか、キャストフィールに戸惑いを感じています。

  PE、ナイロン問わずキャスティングの際に人差し指でおさえたラインが弾いてしまいます。使用しているルアーは12cm程度のミノーです、このロッドのキャストの仕方とは具体的にどんな感じなのでしょうか?

  多分、これまではCPSよりもティップ先端が強め(張りのある) のロッドをお使いになられてい たのではないでしょうか。ティップが強めのシーバスロッドである程度のディスタンスを得るには、たいていは大きく振りかぶってチカラ一杯キャストする傾向にあります。

  しかし、現代の最先端のシーバスロッドと自負するこのCPS-102EX-Ti は、ヒジ前方に出したまま軽く手首をかえすという、最小限のチカラ加減でのキャストで十分な飛距離がムラなく稼げるように設計されています。

  又、通常のシーバスロッドとは異なり、ボロンマテリアル特有の復元力によって、カーボンのみのものと比べて、キャスティング時にティップがかえるスピードがケタ違いに速くなります。

  結果、CPS EXシリーズは、ロッドが勝手にルアーを弾き飛ばしてくれるようなもの。キャスティング時の余分なリキミはかえってCPSのロッド性能を損なう事になりかねません。指で押さえたラインが弾いてしまうのはそのせいに他なりません。

Q3

  約1ヶ月、カタログと睨めっこして決断したSSS-77Siで、メバルに遊んでもらってます。たまにシーバスも遊びに来てくれます(4/5付け根魚編Q2がもう少し早ければこんなに悩みませんでした)。

  私のホームグラウンド、明石市周辺は潮の流れも速く、メバルと言えども突っ込みが激しいので、繊細で高感度なティップと強靭なバットを持つロッドが必要と考え、SSS-77Siに決めました。

  今は3〜4ポンドラインで思いっきりロッドを曲げて、スリリングさを味わいながら、楽しく遊ばせてもらってます。毎回前置きが長くなりすみません。質問ですが、

  @ SSS-77Siにたどり着く前に、Z社の黄色い7.6ftの専用ロッドを使っていました。ロッドアクションはいい感じでしたが、ガイドが気に入らず手放しました。比較してみるとSSSがガイド8個、Z社の方が10個、口径の違いもありますが、私の使用した感想として、明らかにSSSの方が飛距離が出ています。で、SPS802がガイド7個。トラウトロッドとシーバスロッドでは貴社のロッドの場合、トラウトの方がガイド数が多いですよね。ガイド数の違いはどのような理由からなのでしょうか。

  A 4/5付けのシーバス編Q7の方のようにSSSを使ってから、トラウトロッドをシーバス用に使いたくなってきました。梅雨明けからの秋口までのシーズンに石積み堤防や砂浜で使いたいと考えています。(ウエーディングはしません。)今もカタログと雑誌を見ながら、TSS88、92、SST82、専用ロッドのSPS802、862SS-Tiのいずれかと悩んでおります。

  トラウトロッドとシーバスロッドではキャスタビリティ、釣果の差がどれほど生じるものなのでしょうか?私は、昼間に10〜12cmのミノーを超ファーストリトリーブで使います。しっかり泳がないと見切られますので、これに合ったロッドはどれでしょうか?

  まず質問@についてですが、別にガイド数を意識しているワケではなく、そのロッドに対して 最適なガイドセッティングを模索した結果、自然にその数に至ったにすぎません。

  又、ガイドセッティング とは個数よりも様々なガイドの種類の組み合わせなども考えた、本来のブランク性能を最大限に引き出す事が最も大切だと考えています。カタログにUFMオリジナルのガイドセッティング・・・・と明記してあるのも、そのこだわりのあらわれであるとご理解ください。

  そしてAについては、石積みや堤防での使用を考えると、やはりシーバス専用ロッドをお使いいただいた方が、太めのラインでもトラブルが少なく、結果として釣果は上回ると思います。

  特にSPS-SS-Ti シリーズは、シーバスロッドとしては極めて柔軟な、いわばトラウトロッドとも言っていいくらいですから、アクションの好みにもピッタリ合うのではないでしょうか。

Q4

  西村さん初めまして。現在SPS−902SSTiを使用しています。今度トラウトロッドのSLT-96H-Tiをシーバス用として購入しようと思っています。場所は、河川中流域(川幅70m前後)や、河口でのウェーディングです。

  そこでお聞きしたいのですが、やはりキャスタビリティーなどは現行シーバスロッドに比べ劣るのでしょうか?またロッドの硬さなどは、SPS、CPSのどちらのタイプに近いのでしょうか?

  私のイメージですと、ブランクは細身でありながら、張りもあるという、CPSを細身にした感じと勝手にイメージしているのですが・・・西村さんのアドバイスをお願い致します。

  ご愛用のSPS-902SS-Ti と比べると太さは同じくらい細くても、やはりSLTの方はかなりの 剛性感の高さを感じる事でしょう。

  この40t & ボロンならではの剛性は、使用するルアーによっては、飛ばし屋の異名をとるCPSをも凌駕するくらいの飛距離を稼ぎ出し、尚且つCPS-EXなみの超高感度性能は、ある意味シーバスロッドとしては最高性能を獲得したとも言えるでしょう。

  しかし、実釣面だけを考えると、感度が良い分、SLTのティップの剛性感がともすれば大型シーバスのバイトをことごとくはじいてしまい、ヒットを妨げてしまうという事も考えられます。

  又、902-SS-Ti よりもトップガイドがもう一回り小さい為、ラインシステムにもそれなりの工夫が必要です。結果的に言えることは、やはりシーバスロッドはそれ専用として対象魚の生態をも考慮した、たいへん理に適ったつくりをしているという事です。

  したがって、釣果の面では究極のシーバスロッドSPS-902SS-Ti を超えるトラウトロッドは存在しません。但し、釣りは釣果だけでは語れない、いわゆる大人の遊び。四六時中キャストを繰り返すシーバスのルアーフィッシングにとって、釣果よりもトラウトロッド特有の極上キャストフィールの方を選択するアングラーが増えてきているのも事実です。

Q1

  西村さんはナイロンラインをメインで使用されてますが、ナイロンラインの方がUFMのSPSとかCPSの竿にあうのでしょうか?

  ナイロンを使用する理由を聞かせてください。あとリーダーをなんで付けないのでしょか?どうしても気になるので教えてください。

  ナイロンをメインで使用しているのは、あくまで実釣面を優先させた結果、自然にそうなったまでです。もちろんシーバスはもとより、サクラマスに至るまで長年ありとあらゆる釣りに親しみ様々なラインを使用してきたこれまでの私の経験により、ナイロンに至ったという事は言うまでもありません。

  特に私の場合、ほとんどの釣行がイコールそのまま取材に直結しているので、是が非でも良型を一匹でもいいから、引きずり出さなくてはならない宿命を負わされています。

  したがって、使用すべきはトラブルが少なく飛距離、ランディング面ともにトータルバランスに優れたナイロンラインというワケなのです。それにナイロンの場合、先端をダブルラインにしておくだけで根ズレに強くなるばかりか、キャストフィールもリーダーレスで直結するのと何ら変わらず、しかも半日キャスティングを続けても結び変える必要もありません。

  私はナイロンを使った、このいたってカンタンな手法により、これまで国内はもとより海外でもキングサーモンからアトランティックサーモンまで、様々な魚種と対峙してきました。

  一方でオフショアでは、私はPEラインをメインに使用しています。何故ならジギングの場合、100m以深ものタチでジグをシャクリ上げるワケですから、大口径リールでも最低限必要な16ポンド、20ポンドクラスでさえナイロンではアッという間に糸は無くなってしまいます。

  しかし、PEラインだと100m以上ラインを引っ張り出されても、まだまだラインキャパには余裕があります。もちろんオフショアでPEラインを使用する際は、リーダーもしっかり付けていますよ。

Q2

  はじめまして、西村さん。私は現在、総合釣メーカーD社製の9ftのシーバスロッドを使用しております。その軽さや、ロッドアクションは結構気に入っているのですが、ガイド径が小さく、ラインシステムを組むにはきついと感じています。

  私は、汎用性の高いロッドが好みなので、御社の製品では、CPS902EX−TIやSPS902TIが気になっています。前者は近くの釣り具店で直接手にできるのでよいのですが、後者については在庫がなく、直接見ることができません。

  そこで、質問ですが、御社のSPS902TIのトップガイドの内径は何ミリありますか?また、ガイド数は何個ですか?

  それと、ラインとの相性ですが、SPS902TIに、ファイヤーライン18lbを使用することは、ロッドデザイナーの立場から問題ありませんか?愚問かもしれませんが、どうか、ご教示くださいませ。

  SPS-902Ti、CPS-902EX-Ti 共にトップガイドは8ミリ径でガイド総数も同じつになります。

  次にファイヤーラインを使用される場合、ロッドバランス的には0.8〜1号くらいがもっとも良く、太くても1.2号くらいまででしょうか。

Q3

  日本海の浜でSPS−902.地磯でSPS−133を使用しています。釣り方は、ミノーの11cm(15g〜20g)シンキング・フローティング。

  対象魚は、ヒラメ30〜45.ハマチ40〜55.スズキ50〜75.ヒラマサ60〜80位です。少し(1.5m以上)波があると、取り込みにもたつきます。もう少しパワー有る竿が欲しいのですが。

  さすがにヒラマサの60〜80cmクラスだと、ランディングに少々時間を要する事もあるでしょう。しかしながら、SPSならではの粘り重視のブランクと美しく弧を描くベントこそが、たとえもたついてたとしても、どんなロッドよりも確実に大物を取り込む事ができるのです。

  ところが、一方でSPSの良さを継承しながらもSPSよりももう少しパワーのある(張りのある)、まさにうってつけのロッドが存在します。このQ&Aにても度々取り上げられているCPS-EX-Ti シリーズがそれです。

  特にCPS-902EX-Ti は、今や究極のオールマイティとして群を抜く人気です。ちなみに待望のロングレングスバージョンのCPS-123、133EX-Ti は、この秋にもリリースされる予定です。

Q4

  私はCPS-962 EX-Tiでサーフをメインにやっています。以前は人からのお下がりでSPSの9ft もつかっていましたが、こちらもとっても気に入っています。いつも良いロッドを有難うございます。

  さて、今使用しているリールもガタがきてるので、今度は重くなくて強そうな、セルテートにしたいのですが、2500か3000か微妙です。マスターでしたら普通に考えて何番でしょうか? 

  9フィート6インチという今日では、シーバスロッドの基本中の基本ともいえるレングスは、や はりリール選びも慎重にならざるを得ません。私自身もよく使用する長さなので、そのお悩みもよ〜くわ かります。

  これまで私は軽さや操作性を重視してエアリティの2500番を愛用してきました。しかし、最近はリーリングの滑らかさに勝るセルテートの方がシーバスには向いているように感じています。

  そこで、2500か3000か、どちらか一方を選ばなければならないワケですが、正直なところ未だに検討中といったところです。すでに2500はサクラマスでの使用で十分な実績と信頼性がありますし、3000も思いのほかに軽量にできていて本当に悩んでいます。

  大型シーバスが釣れ始める本格的な秋のシーズンまでには決めたいと思います。

Q5

  西村さんこんにちは。いつも雑誌の誌面やこのHPを楽しく拝見しております。さて私はSPS962-Tiを所有しシーバスフィッシングを楽しんでおりますが、2本目としてこの度念願であったCPS862EX-Tiを購入させていただきました。

  主に河川での使用を想定しておりますが、そこで一つ質問があります。ジャークを多用するとロッドの耐性に影響するものなのでしょうか?

  実はエギングにも使用したいと考えているのですが、ロッドのためにはあまり激しくしゃくったりしないほうが良いのでしょうか?手に入れた道具はいつまでも大切に長く使いたいと考えておりますので、どうかご回答をいただければ幸いです。

  追伸:ご多忙のこととは存じますが、今後もこのコーナーの存続、西村さんの一層のご活躍をお祈りしております。

  懸念されているように、やはり激しいジャークはロッドの耐性に少なからず影響するものと 考えられます。今のところ、ジャーク中にロッドが破損したという報告は耳にした事はありませんが・・・。

  現代の最先端のシーパスロッドは軽く高密度なピュアカーボングラファイトを計算され尽くされた高度なテーパーデザインにより、ロッド全体を上手く曲げて"折れ"を未然に防いでいます。

  したがって、ジャー クのような急激且つ瞬発的なロッドワークは、そのテーパーが生かせず荷重が偏りがちになり、構造上 少なからずロッドに負担をかけてしまうという事になるでしょう。

  たとえ、ジャークに対してロッドが平気 だったとしても、もしも間違って根掛かりをあおってしまったり、サカナがヒットした途端、急に反転したり すると・・・、どうなってしまうかは想像にかたくありません。

Q6

  CPS-902EXTiを購入さして頂き使用させていただいてます。ラインシステムについて指導ねがいます。現在、12lbのラインに直結で使用していますが、飛距離を出す為に10lbに20lbのリーダーを取り付けようと思います。

  しかし、結び目が、ガイドにあたってしまいどうかなと思います。西村さんは、どのようなラインシステムにされているのですか。また、結び目がガイドにあたるのは、ガイドを傷めるのでしょうか。宜しくお願いします。

  このQ&Aにて何度も言っているように、もしメインラインがナイロンの10LBなら、まずは先端50cmをダブルラインにするという方法をお試しください。

  キャスティング時に結び目から切れてしまうという事がほとんどないので、実質的に20LBリーダーを結ぶよりも強度は高くなります。

  さらには、直結とほぼ変わらないくらい、結び目がガイドにあたる事無く1日中に気持ち良くキャストを続ける事ができるでしょう。もちろん、ガイドを傷める心配もありません。

Q1

  待望のSPS-110Tiを手に入れました。でも、シーバスはなかなか釣れません。何がいけないのでしょうか?

  釣りというものは太古の昔からまず第1に「ポイント」、第2に「エサ」、そしてようやく第3番目 に「ウデ(技術)」と言われてきました。

  つまり釣るために一見もっとも重要なファクターに見える肝心な道具の必要性は、これまで強く謳われたことなく、皆が道具に異常なまでの価値観を見出すようになったのは、物質的に著しく豊かになったつい最近のことなのです。

  ですから、まず一匹を釣り上げる為には、釣りの根本を見つめ直した場合にまず第1のファクター、「サカナの居場所」を突きとめることが最も大切なことといえます。残念ながら、いくら高性能なロッドといえどもシーバスの居場所を知らしてくれるわけではありません。

  但し、もし待望のビックワンがヒットしたあかつきには、このSPS-102Ti はどんなロッドよりもバラすことなく確実にランディングに持ち込めるフレキシブルなブランク性能を備えています。

  又、このしなやかさが長時間にわたるディスタンスキャストの繰り返しでもアングラーに負担をかけることなく、結果的に「粘り釣り」が可能になり、ビックワンへの近道となることをお約束致します。

Q2

  西村さんこんにちわ!現在磯のヒラスズキや堤防からの青物用にCPS-112EX(99LTD)を使用しております。

  このロッドは入手以来大変気に入って使用させて頂いているのですが、最近発売さ れたCPS-112EX-Tiのことが大変気になっております。

  実際釣具店でEX-Tiに触れてみたところ、ルアーウエイトがMax35gとなっており、99LTDよりも繊細なロッドに仕上がっているものの、99LTDよりハリがあるように感じられました。

  そこで御質問なのですが、99LTDとEX-Tiの違い(開発コンセプトや仕様)等をお教えいただきたく思います。

  超ロングセラーであるプラッキングスペシャルのCPS-112をベースに、当時は設定のなかったチタンフレームSiCを身にまとい、さらにボロンマテリアルをプラスしたのが'99リミテッドのCPS-112EXでした。

  結果、シーバスロッドという枠を超えたハイポテンシャル化を目指したブランク性能は、 磯の大型ヒラスズキ、河口域、アカメ、青物をもメインターゲットに全国的に現在でも活躍中というのは周知のとおり。

  一方、最新のCPSロングレングスバージョン,CPS-112EX-Ti は、あくまで現代の最先端のシーバスロッドを突き詰め、これぞ"王道"と自負するアクションになっていてそれがEXたるゆえんといえます。

  したがって、ブランクは超軽量・超高感度な仕上がりで、片手でもピュンピュン振れるほどです。又、ボロンマテリアルは、40t 相当の弾性を生かし、'99リミテッドで試みたロッドそのものの剛性のみならず、むしろ軽さや感度をも取り込むべく導入しました。

  つまり生粋のシーバスロッドとしてデザインされたCPS-112EX-Ti は、当然あくまでミノープラグのキャスタビリティに特化されたものであり、青物狙いのジグのキャストには不向きかもしれません。

Q3

  現在ロッドの購入を検討しております、長さ、ブランク、適合ルアー重、等々あり悩んでいます。

  初歩的な質問で恐縮ですが、CPS及びSPSにおいて長さの違いによるフィールドでのシチュエーションをお聞かせ下さい。

  最も解かり易く分類すると、CPSはスタンダード(チタン仕様も同様) とライトシリーズ、そして EXシリーズの3つに分類されます。かたやSPSはスタンダードのTi シリーズとSS-Ti シリーズとに大きく2つに分類することができます。そこで、それぞれのシリーズをカンタンに説明したいと思います。

(CPS)
@ CPSスタンダード(チタン仕様も同様) CPS-902〜133。今日ではシーバスの枠を超え、青物用や アカメ、アメマスにと大物用として、やや強めのアクション。
A ライトシリーズ(チタン仕様も同様) CPS-752L〜902L。シーバス専用設計として見直され追加され たシリーズ。スリムミノーがキャストし易くSPSよりもバットのパワー有り。
B EXシリーズ CPS-75EX-Ti 〜112EX-Ti (今秋、123、133EX-Ti が登場)。ボロンをコンポジットした 現代のシーバスシーンにおける最先端を自負するロッド、ウェーディング、サーフ、磯、リバーシーバスとミノープラグを使用したシーバスの全てをこなす。超高感度ブランクも自慢。

(SPS)
@ スタンダードのTi シリーズ。やや粘り重視のブランク、繊細なティップで適度なバットパワー、シー バスロッドとしてトータルバランスに優れた誰にでもオススメできる万能型。
A SS-Ti シリーズ。干潟のディープウェーディングに特化した極めて細くしなやかな設計。スリムミ ノーのキヤスタビリティに優れ、ライトラインでも安心してヤリトリができる。実はこのしなやかさがビックワン御用達。

  以上、後はホームページやカタログが明記しているコンセプトをよく読んでもらえれば十分にご理解いただけると思います。

Q4

  こんにちは、西村様SPS-962SS-Ti、SPS-862SS-Ti、SPS-752-Ti、CPS-902EX-Ti、CPS-102EX-Ti、SSS-64Ti etc ufmのロッドには大変楽しい思いをさせて頂いております。

  最近岸壁ジギングを始めてみようと思い、まずCPS-902EX-Tiで色々試した見ました。

  しかし、どうしてもスピニンググ・タックルでは限界があります。そこでベイト・タックルを探しておりますが、やはり長年使い慣れたメーカー、ufmのロッドからの選択となるとJSB-63SLT、JSB-63SSTなどが目に付きますが、やはりボート・ジギング専用と考えたほうがよろしいのでしょうか?

  私の場合1oz中心の岸壁ジギングなので少々オーバー・スペックとも思えますがいかがなもんでしょうか?もしそうであれば、他に岸壁ジギングにお勧めのロッドはありますか?

  弊社シーバスロッドを多数ご愛用いただきありがとうございます。
  さて、JSB-63SLT &63SST共に1オンスジグでオーバースペックということはありません。もしサンスイあたりで製品が展示してあればすぐお解かりいただけるのですが。

  ティップの入りこみは、ご愛用のSPS-752Ti クラスといったってクイ込みは良好です。もし、JSB-63SST&63SLTのブランクそのままをスピニングにしたら、5g程度の軽量スリムミノーをも気持ち良くキャストできるほどです。

  しかも、数あるUFMロッド群の中でも唯一、サカナの抜き上げ(セイゴ、フッコクラスにかぎる)が許されている耐久性抜群のブランクはフルソリッドならでは。是非お試しいただきたいものです。

  もしくは、UFMフィールドアドバイザーの佐野氏は、感度重視でバスロッドであるPro4EXのGS-68Bを使用しています。同シリーズの今季ニューモデル、SSR-66Bも良さそうです。

Q5

  西村 様。はじめまして、私は今までシーバスフィッシングで他社のサクラマス用のミノーロッドを使用していたのですが、先日折れてしまったため、この機会にウエダさんのシーバスロッドを買おうと思っています。

  実際ショップで振って・曲げてみて感じたのですが、今までサクラマスロッドを使用していたせいかどうしてもシーバスロッドのティップ部の感度?食い込み?がサクラマスロッドに比べて悪い気がして(実際は魚を掛けなければ分からないと思いますが)躊躇しています。

  ウエダさんのラインナップで8.6〜9.6フィートの間でティップ部がサクラマスロッド並に繊細なアイテムがあったら教えて頂けませんか?相模川や内房のウエーディングがメインで釣りをしています。

  ウェーディングがメインでトラウトロッドなみの繊細なティップを持つモデルとなるともはや、 ソルティプラッガーSPSのSS-Ti シリーズより他ありません。

  特にSPS-862-SS-Ti や902SS-Ti は設計 上はサクラマスロッドそのものと言っても良いくらいで、尚且つ、シーバス専用としてティップ先端はさら に細く高感度に仕上がっています。

  もしくは、昨年限定モデルとしてリリースしたSPS-902SS-Ti EXな どはボロンマテリアルがプラスされ、感度は究極にまで高められています。これこそお目当てのロッドなのかもしれません。

Q6

  私は、主に堤防での活動が多いのですが,どうしてもロングキャストを余儀なくされ潮目をねらうため,24グラム前後のバイブレーションをよくなげるのですが

  そのほかに9〜15グラムルアーも使い,軽いルアーも,飛距離をのばし,尚かつバイブレーション等比重が,きついものも無理なくとばしたく,

  その場合SPS962SSTI,CPS962EXTIどちらのほうがより飛距離が稼げるのかと買うのを,迷っています。(24前後と9〜15グラムルアーに分けてご回答おねがいできないでしょうか。)

  やはり、9〜15gはSPS-962SS-Ti が投げ易く、それ以上のルアーウェイトになると CPS-962EX-Ti の方が飛距離は稼げます。

  しかし、慣れればCPS-962EX-Ti でも軽量ルアーを十分にキャストすることができます。したがって、最も良い選択肢とは実はスタンダードのSPS-962Ti になるのではと、私は考えます。

  とはいうものの、CPS-962EX-Ti のボロンコンポジットならではの感度も捨て難いものがありますが・・・。それとも、全ての要望を満たした'03リミテッドのSPS-962SS-Ti EXがベストなのかもしれません。

Q7

  SPS902SS-TiEX 03LIMITED EDITIONを購入しました。その時にお店の方に「PEラインは使えませんよ・・」と言われました。

  本当の意味でPEがダメなのでしょうか?それともティップが細いといったような理由で、破損の可能性を考慮するとPEはオススメできませんよ、という意味のことなのでしょうか?

  また、PEが大丈夫であれば使用する時の注意点を教えてください。

  PEラインを使用することは可能です。但し、太くても1号もしくは0.8号くらいのものが良いで しょう。

  やはり、お店の方が指摘されているように、PEラインだと伸びるナイロンよりもどうしてもロッドに負担がかかり易くなるのは事実です。

  したがってドラグセッティングもナイロン使用時よりもややゆるめ にしておくと良いでしょう。但し、この902SS-Ti EXにとって最も扱い易いのはやはり、ナイロンライン。

  先端をダブルラテンにしておくことで6ポンドクラスも使用でき、本来の最大のコンスプトであるディープ ウェーディングの釣りでは、ナイロンラインの方がトラブルは少なく、当然、ビックワンのランデイング率 も高くなります。

Q1

 ショアではSPS102とCPS133を、オフショアではPPS800LとPGS83Hを愛用しております。ことショアの釣りに関しては、SPS購入以来7年間これ以外のロッドは手にしていない程です。

 さて、外洋に面したサーフでシーバスをやっていると、どうしても悪条件下での釣りを余儀なくされることもあり、SPS102では物足りなく感じる時があります。そこで、気持ち長めの11ftの購入を検討してますが、向かい風条件でも11〜14cmのルアーをストレス無く安定した距離を稼げるロッドを想定した場合のお奨めは何になりますでしょうか?

 尚、現在使用中のロッド(特にSPS102)ですが、かなりガイドフットの錆が目立つ様になりブランクへの傷が生じないかと心配してます。ガイド交換をお願いした方が良いのか?このまま使用し続けた方が良いのか?どの様な対応が望ましいのかアドバイスいただけないでしょうか?

 最後に、SPS、CPS-EXともにショップで実物を見ることがなかなか出来ずにいますが、次のロット?が出回るのは何時ごろを予定されてますでしょうか?

 日頃はUFMの製品をご愛用いただきありがとうございます。さて、早速ご質問についてお答えしますと、まずサーフで現在ご愛用のSPS-102がパワー的にやや物足りないと感じておられるとの事ですが、まさにうってつけの最新のモデルが存在します。

 そう、プラッキングスペシャルEX-Ti シリーズにおけるロングレングスバージョン、発売されたばかりのCPS-102EX-Ti とCPS-112EX-Ti です。この最新のモデルの特徴をカンタンに説明しますと、SPSスタンダードモデルの同レングスよりも、およそ20〜30%剛性感が増し、その分ミドルサイズのミノープラグのキャスタビリティもUP。

 しかし、自重はほとんど変わりません。通常、シーバスロッドはその長さゆえにパワーが増すと、ロッドそのものもそれ以上に重く感じるものですが。最新のCPS-102EX & 112EXは、全く重さ、ダルさを感じさせません。是非、お試しいただきたいものです。

 次にガイドフットの錆についてですが、ご心配されているブランクそのものへの影響は全くありません。むしろ、長年使い込み、ご自身のウデの延長としてすっかり馴染んだロッドのガイドだけを新品にすることの方がリスクが高い事があります。

 つまり、新品のガイドそのものの反発力がすっかり馴染んだブランクの耐性を上回り最悪の場合、ガイドを交換したが為に破損するおそれがあるからです。ステンガイドといえども、ちょっとやそっとの錆程度ではビクともしません。今後もメンテを怠らなければ当分は支障をきたす事はないはずです。

 最後に今現在もCPS-EXシリーズは鋭意製作中ではありますが、根強い人気を誇るSPS他、数多くラインナップされているUFMのシーバスロッドを同時につくり上げることは物理的に不可能です。又、クオリティ維持の為シーバスロッドの場合1ロッドにつき50〜多くても100本以上つくらないという極少量生産をUFMでは徹底しています。

 最新モデルはどうしても人気が集中してしまうので、できれば最寄りのお取り扱い店にご予約いただけると確実に入手していただけるはずです。

Q2

 この度、SPS902−SSTiEXを購入し、早速使用させて頂きました。振り抜け、感度、質量感、食い込み具合、全て今までのとは違い最高のロッドだと思い、大変満足しております。

 一つだけ使用していて気付いた事がありますので、ご質問させて頂きます。リールシートなのですが、グリップ全体が962より細身になっているという事でリールシートも少し細身になっているのでしょうか?

 現在、ステラ4000SSをセットさせているのですが、フィットしていない様でぐら付いてしまいます。番数を落とせばしっくりくるのでしょうか?適合番数があればお教え下さい。宜しくお願い致します。

 仰るように、リールシートはSPS-962-SS-Ti EXの場合、冨士製のDPS-20(SDナットタイプ) を使用していますが、一方のSPS-902-SS-Ti EXは同社のDPS-18(SDナットタイプ)とリールシートも細身になっています。

 干潟のウェーディングロッドにおける、まさに極みとしてつくられた902SS-Ti EXは、より繊細な釣りをアングラーの思いのままにこなせるように、グリップの特に握り具合をダイレクト感が増す細身にしているのです。

 それが、振り抜けや感度、操作性の良さに継ながっているのです。現在装着されている、ステラの#4000だと、懸念されているように、リールそのものがロッドに対して重くオーバースペックになってしまっています。

 本来なら、902SS-Ti EXにはステラの#3000か、もしくはエアリティの#2500がベストマッチなのですが・・・。つまり、リールそのものを適正な軽いものにすれば、ぐら付きは解消されロッド性能も100%引き出せるはずです。

Q3

 タックル選びに悩んでます、現在SPS962-SS-tiを使ってます、今度宮崎のオオニベやアカメに挑戦しようと思いるのですが今のロッドでは不安です。

 オオニベやアカメに不安なく使えて大型河川の河口でのシーバスでオーバーパワーにならないロッドを西村さんにぜひ教えていただきたいのですが、お願いします。

 オオニベ狙いの第一人者として数々の実績を上げているのが、UFMフィールドアドバイ ザーの友草氏です。彼がオオニベ狙いで使用しているのが、まさにSPS-SS-Ti シリーズなのです。

 友草氏曰く、相手が大型になればなるほどロッドには柔軟性が求められるとの事。その証に友草氏 はSPS-SS-Ti シリーズの中でも極めてフレキシブルな902SS-Ti や862SS-Ti を好んで使用しているくらいです。

 但し、最近では一見サーフウェーディングに不釣合いのように見えるロングロッド、SPS-112SS-Ti の11フィートならではの柔軟性とトルクを上手く活かし、キャスタビリティとランディング性を最大限に高め、より実戦的なオオニベ狙いを探求しているようです。

 今後、彼が連載しているシーバスマガジンなどで、詳しくその釣法やタックルが紹介されるでしょう。どうかご期待ください。

Q4

 スズキを川と防波堤から狙う釣りと、年に数回ですが大型のサケ釣りをSPS-902SS-TIで楽しんでいます。ミノーを使用した釣りには大変満足して使用しておりますが、下記の釣りにマッチする竿を探しており悩んでいます。購入の参考にしたく推薦お願いします。

@ヒラメ、コチ、(スズキ)狙いで良くジグヘット&ワームを底をとりながら使用できる感度の良い竿
Aスズキ狙いでバイブレーションを使用したい(ある程度妥協した使い方でOK、重要度低)
Bサーフでのスズキ釣りにも使用したい。
C9フィート前後の長さ
D魚とのやり取りを楽しみたいのと太くて硬い竿は個人的に好きではないのでオーバースペックにならない竿

 以上、好き勝手に箇条書きにしましたが推薦お願いします。私なりにはSTLシリーズかCPSEXTI当りがマッチしそうな気がしています。ご意見お聞かせください。

 @〜D全ての条件を満たしたロッドはやはり、ご指名のスティンガーラックス、SLT-90H-Ti か96H-Ti になるのかもしれません。

 一方、CPS-902EX-Ti と962EX-Ti は、性能面における@〜Cまではシーバス専用設計ということもあって、SLTよりも当然勝るものの、Dに関してはSLTの方が細身なトラウトロッドならではの曲がりが釣り人の感性にうったえる独特の味わいがあるでしょう。

 専用ロッドならではの"性能"か、あるいは使用する"楽しさ"か、どちらを優先するかは最終的には好みの問題ですが、両者とも優秀でその差が僅差なだけにハッキリした返答に困ってしまうのが正直なところです。

Q5

 2002年にCPS-902を購入。当時は狩野川の河口がメインでしたが昨年よりサーフのシーバス、夏場の小型回遊魚狙いでジグ(1oz)のキャストと使用頻度が急増したため、もう1本購入を考えております。

 CPS-962 EX-Tiをサーフのシーバス専用にしたいと思っているのですが、シングルガイドが不安だと言う事で、釣り仲間でもある主人からOKが出ません。(他社名を出して申し訳ありませんが、)

 主人からはサーフスター・アローズ96MLを勧められています。が、自分としてはCPSで揃えたい為に、なんとか主人を納得させられるような説明をしたいので、こちらに質問させていただきました。

 これはあくまで製作者としての私の考えですが、耐久性だけでロッドを設計してしまうという、いわば、何もかもがんじがらめにしてしまうと、最も肝心なキャスタビリティが大味なものになってしまいがちです。

 そもそもCPS-EX-Ti シリーズはロッドには絶対不可欠とはいえ、ブランクそのものの余分な負荷になってしまうおそれもあるガイドのセッティングを最小限のものとし、シリーズ特有の軽量で高感度なブランク性能を最大限に引き出しています。

 結果、CPS-EX-Ti は極上ともいえる振り心地を実現し、尚且つシャープなキャスタビリティとディスタンス性能両方とも高次元で達成しています。確かに両足ガイドは、ブランクへの取り付け強度は万全ですが、そのかわり失うものも大きいはず・・・。

 それが現代における最先端のシーバスロッドをデザインしたいという私の考えです。もちろん、UFMはシーバスロッドは片足ガイドといえどもアシストラッピングを施し、通常の使用においてはガイドが抜け落ちるという事はまずありません。

 が、しかし、これはあくまでもUFMのシーバスロッド設計に対する考え方であり、他のメーカーではガイドセッティングにそれぞれ独自のこだわりがあるにちがいありません。

 何度も言うようですが、最終的には、ロッド選びは個人個人の好みやフィッシングスタイルによるところが大きいので、まずは身近なアングラーでCPS-EXを使用している人がいたら、ひと握りさせてもらうのがイチバンでしょう。

Q6

 はじめまして、私はソルトルアー歴が今年で3年を迎えるアングラーです。日本海側に住んでおりますが、基本的には海が荒れていたり、風が強い時は危ないので釣行を控えております。

 シーバス3シーズン目の開幕を控え、有名なウエダロッドに興味を持ってをりますが、現在、どれを選べばよいか日々悩んでおります。釣り場とスタイルは、中河川河口の膝下ウェーディング、大河川河口部で足場がゴロタ石(約50−80cm)、足場がゴロタ石(約10cm)の急深サーフとなっております。

 使用ルアーは春先は9cmのミノーで、秋は11−13cm位のシャローミノーや深場では24g程度のバイブレーションも使用します。現在、多様化が進んでいるシーバスルアーフィッシングですが、私自身は基本的には1本でどこでも使用したいと考えております。

 長さは9ftが私の釣り場ではベストチョイスと思います。使用ラインはアメリカ製のコーティングPE16-18lb又はナイロン10-12lbです。この場合、数あるウエダロッドの中でどれを選ぶのがよいでしょうか。

 私の好みは柔らか目で繰り返すキャスト時にも肩の疲れがなく、飛距離も申し分なく、かつバットがしっかりしていて、ランカークラスにも安心して対応できるロッドです。いろいろ言ってすみませんが、どうかお導きください。

 最新のボロンコンポジットモデル、CPS-EX-Ti シリーズの中でも、902EX-Ti やダントツ人気の962EX-Ti などが向かい風の中での日本海側でのキャスタビリティなどの性能面、又は実績の上でも最もオススメです。

 しかしながら、日本海側でも意外に根強い人気を誇るのがソルティプラッガーシリーズの名竿SPS-962-Ti です。この手のアクションのシーバスロッドが好きな方はたぶん、無類の"竿好き"といえるのではないかと思います。

 それもそのはず、柔らか目でありながら、キャスタビリティも良好、もちろん疲れ知らずの軽さと、数々の90オーバーの実績を持つ、よどみのないベンドを適度なパワー、つまり総合的にはトータルバランスで、このSPS-962-Ti が、数多くあるUFMシーバスロッド群の中ではNo.1といえる存在といえるかもしれません。

 それに、心配される感度面においてもPEラインを使用することで解消されるはずです。

Q7

 西村様こんにちは。UFM愛好家です。私は御社のトラウトロッドが大好きで、トラウトはもちろんのこと、海の小物にもスーパースティンガーを愛用しております。

 さて、質問ですが、御社のトラウトロッドで、サーフや河口のシーバスフィッシングをやりたいのですが、何か問題ありますか?SLT-86H-Ti〜SLT-96H-Tiあたりなら、シーバスロッドと比べてもスペック的に問題無さそうですが、いかがでしょうか。

 スティンガーシリーズの素晴らしいブランクと手に馴染むグリップデザインが好きなので、スティンガーシリーズにこだわりを持っています。

 スティンガーディープやラックスを本格的なソトルウォーター専用ロッドとして使用する愛好 家は年々増えつつあります。しかし、あくまでもこれらのトラウトロッドと専用開発のシーバスロッドと は、やはりキャスタビリティのみならず根本的な釣果の面で明らかに差が出てきてしまう事は否めません。

 それくらい、現代の最先端のシーバスロッドというものは、シーバスの習性を熟知し綿密にデザイン されているのです。ただ、昨今これだけソルトアングラーにもUFMのトラウトロッドが注目されているのは、どうやら性能よりもむしろ数字では表現しきれないトラウトロッド特有の味わいみたいなものにエキスパートほど惹かれているというのが原因のようです。

 目先の釣果よりも「投げているだけで楽しい」そんなロッドが求められている時代なのかもしれません。

Q1

 私は現在、SPS862SS-Ti とSPS-962 98EXを使用させて頂いております。
 今度、SPS SS-Ti03リミテッドモデルが発売されるとの事ですが、98年リミテッドのSPS-962EX、現行SS−Tiとの違いを具体的に教えていただけないでしょうか? また902と962の使い分けを教えてください。

 まず今回の'03リミテッドと98年リミテッドの962EXとの違いを端的に言いますと、'98リミテッド はスタンダードのSPSベースで、'03リミテッドは、しなやかさが特徴の現行SPS-SS-Ti ベースという事が大きな違いです。

 つまり、'03リミテッドは、あくまでもSS-Ti ベースなワケですから、'98リミテッドよりも細くしなやかで、'98リミテッドはむしろ現行ラインナップでイチバン人気のCPS-962EXに近い存在と言えます。

 しかしながら、いくらしなやかなSPS-SS-Ti ベースといってもバットセクションにボロンを強化し、逆にティップ先端はSS-Ti よりもさらに細く極繊細に設計しているワケですから、厳密に見れば、まさに別物とも言えます。

 又、'03リミテッドの最大の特徴は、昨年から私自身が使用し続けたプロトタイプの中でも今、最も気に入っている最新のブランクをそのまま一切変えずに製品化したという点です。いわば今回の'03リミテッドは、「ソルティプラッガー、SPS」というUFMを代表するシーバスブランドの最新最先端のモデルなのです。

 次に03リミテッドの902SS-Ti EXと962SS-Ti EXの違いについては、やはり現行モデルが異なるようにあえてそのフィーリングにも差をもうけています。962SS-Ti EXは現行モデルよりも、キャスタビリティが増していて干潟のみならず、あらゆるウェーディングのオールマイティとして扱い易い印象を受けるはず。

 一方、902SS-Ti EXは、細身なブランク特性を生かし、より一層ディープウェーディングの釣りに特化し繊細さと粘りを際立たせました。特に902の極細ティップのクイ込みは、トラウトロッドTSSクラスといえます。

 ですから、サーフや干潟、時にはリバーシーバスや磯場など様々なウェーディングスタイルを楽しむなら962SS-Ti EX。干潟のディープウェーディング一筋なら902SS-Ti EXが最適といえるでしょう。

Q2

 西村さんこんにちは。いつも最高のロッドをありがとうございます。
 さて、この度SPS`03リミテッドを予約いたしまして、到着を心待ちにしております。

 このロッドは西村さんが取り組んでいらっしゃる新釣法を具現化するこだわりのモデルとのことですが、その新釣法とはいかなるものなのでしょうか?漠然とした質問になり誠に申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。

 ソルティプラッガー'03リミテッドのご予約まことにありがとうございます。
 さて、今回の'03リミテッドは、今まさに私が取り組んでいる釣法を100%ロッドアクションに具現化した特別なモデルです。

 又、このロッドは、ここ数年私が一心不乱にのめり込んできたウェーディングの釣りに対する、ロッドデザイナーとしての最終到達点ともいえます。

 このロッドをテストしてきた主に東京湾の干潟では、アングラーの増加とともに年々サカナに対するプレッシャーが高まり、特にビックワンになればなるほどショートバイトになってきているのはご存知のとおり。

 したがって、ウェーディングロッドは、まずは「ロッドディップのクイ込みが最も重要だ」というのが近年のこのプレッシャー下で益々強くなってきた私の考えです。

 一方で、セレクティブなビックワンに有効なスリムミノーのキャスタビリティと、「曲げて獲る」というランディング性能をも確立させたのが今回の'03リミテッドのベースとなった現行SPS-SS-Ti の962と902でした。

 しかし、これまでのSPS-SS-Ti では、あくまで良い意味でロッドが全ての仕事をしてくれるといった、いわゆる"向こうアワセ的"なモデルであることは否めません。そこで'03リミテッドでは、もう少し"感度面"を高め、ビックワンのショートバイトをより明確に、例えばよく言われる"前アタリ"や"本アタリ"をも鮮明に判断できるようにしました。

 結果、これまでの"向こうアワセ的"なものではなく、アングラー自身がショートバイトに対して「即座にフッキングすべきか」あるいは「そのままリーリングを続行すべきか」を的確に判断できるようになっています。

 干潟でこのメソッドが完璧にできるようになってから、私自身大型シーバスを本当の意味で狙って釣れるようになりました。これを新釣法というのはやや大げさかもしれませんが、私にとっては今最も大切な釣り方になっています。

Q3

 西村さんに質問致します。私のロッドはSPS962SSTI(改)です。このロッドが何たってNO1です。シーバスがかかったらもう最高です!ロッドのしなり方バットから曲がり究極のロッドです。

 新しいSPSが発売するのですか。楽しみです。※私のロッドはコルクのエンドを7cmカットしてます。ウェーディングの為キャスト時、気になるので雑誌で西村さんのSPSも短くありませか?マニアてきな質問です。宜しくお願い致します。

 SPS-962SS-Ti のご愛用ありがとうございます。しかしながら、エンドを7cmもカットするの は好ましくありません。

 UFMのシーバスロッドは理想的なベインディングカーブ(ロッドの曲がり)を追求 している為、2ピースロッドの場合、全てグリップエンドまでブランクがそのまま貫通している、いわゆる真のブランクスルー構造です。

 ですから普段は、グリップに隠れて見えないバット部のブランクもロッド全体の中の重要な役割を担っていて、962SS-Ti 持ち前のスリムミノーのキャスタビリティやウェーディング時のランディング性能に大きく貢献しています。

 又、私がロッドを設計する時、最も重視しているのがロッドを手にし振った時のバランスで、その際グリップ長が決め手になるのです。逆に単なる使い勝手だけでグリップ長を決定してしまうと、いくら最新のブランク製法で軽量チタンフレームガイドを装着していたとしても飛距離が20%も落ちる事があります。

 これはUFMのロッドテストによりデーターとして明らかです。もちろん私が使用しているSPSも現行モデルと同寸のグリップ長で使用しています。

Q4

 初めまして。当方、CPS-133を初め、SPS-112、SPS-962SS-Ti(2000年モデル)、SPS-962SS-Ti(現行モデル)等愛用しており、御社ロッドの素晴らしいロッドテーパーを堪能させていただいております。

 早速ですが質問です。当方、主に利根川河口地区にてシーバス狙いでSPS-962SS-Ti(現行モデル)を主に使用しております。

 シーズン当初は魚のパワーが無いせいか、SPS-962SS-Tiで事が足りているのですがシーズン終盤になると魚がパワーアップしており、SPS-962SS-Tiで取り込みに苦労するためCPS-962EX-Tiを購入しよう思っていた矢先、御社ホームページにてSPS-962SS-Ti '03Limited Editionが発売されるのを知り迷っております。

 私なりの解釈で失礼なのですが、SPS-962SS-Ti '03Limited EditionはSPS-962SS-TiとCPS-962EX-Tiの中間のロッドパワーと考えて宜しいのでしょうか。

 UFMのシーバスロッドを数多くご愛用戴き、誠にありがとうございます。
 さて、早速のご質問にお答えしますと、仰るように最終的なバットパワーだけで比較すると今回の'03リミテッドはフィーリング的には、ご愛用の962SS-Ti とCPS-962EX-Ti の中間くらいにあたるのかもしれません。

 しかし、'03リミテッドはあくまでも最もしなやかなSS-Ti をベースにしているので、いくらボロンをコンポジットしているといっても、"張り"が際立つCPS-962EX-Ti よりも、やはり粘り重視のSPS-962SS-Ti の方により近いアクションです。

 但し、設計者の立場から言わせてもらうと現行モデルとは別物で、それはホームページ上の'03リミテッドのコンセプトをよく読んでもらうとお解かりいただけるはずです。

 もし現行のSPS-962SS-Ti のアクションが気に入っているのであれば、選択肢としては今回の'03リミテッドの96がベストです。逆に、もう2〜3割くらいバットパワーやロッドそのもののシャッキリ感がお望みなら、CPS- 962EX-Ti の方が良いかもしれません。

 何しろこのCPSは今イチバン人気で、リバーシーバス狙いでも流れの中でもバット部がシッカリしている分、扱い易いはずです。

Q5

 西村師匠こんにちは。ソルストの広告を見た翌日に、行き着けショップに電話し、'03リミテッドSPS962SS-Ti EXをオーダーしました。手元に届く日を楽しみにしています。

 現在、SPS802SS-Tiをメインにしております。このロッドを使うようになり、以前のロッド(DS902)では泳いでいないように感じられたタイドミノースリム120で今秋は非常にいい思いをさせてもらい、ルアーを活かすのもロッド次第であることを実感しました。

 さて、ある雑誌のインタビューで、ロッド開発において売れ筋(釣れ筋)ルアーをイメージしながら開発を進めているような話があったと記憶しているのですが、今回の'03リミテッドはどのようなルアーをイメージしながら開発されたのでしょうか?

 早速、'03リミテッドのご予約ありがとうございます。
 さて、'03リミテッドのテスト時には、やは り干潟で最も実績のある人気のミノープラグ、アイマ・コモモやバスディのワンダー80などの使用が多かったと記憶しています。

 特にリトリープ時の抵抗が少なめのリップレスタイプのミノーをあえて使用し、 ロッドをとおしてその特有のデリケートな泳ぎがしっかりと手元に感じ取れるかテストし、ロッドティップ先 端の繊細さと、感度性能を極限まで引き出せるようにしてあります。

Q6

 こんにちは、日頃より御社の製品にはお世話になっております。今年は河口部のウェーディングで862EX-TIを使用し、念願のメータオーバーのスズキに出会えることが出来ました。

 その際には竿が魚を寄せるバットパワーにいささか驚かされました。そこで今度はSS-TIでとおもい、購入したものの、キャスティングフィールがかなり違うので使いづらく感じておりました。

 ところが、最近になって雑誌でSS-TIEXが限定発売されると知って、即日に予約してしまった次第です(笑)。つきましては、SS-TIEXがEX-TI、SS-TIに比較してどのくらいの位置づけになるのか教えていただけますでしょうか?

 念願のメーターオーバー、本当におめでとうございます。
 さて、話題の'03リミテッドのSPS- 902SS-Ti EXと962SS-Ti EXについてですが、あくまでも現行SS-Ti の細部にわたるチューニングモデ ルになります。

 したがって、ボロンをプラスし、多少バットパワーを増し感度UPを果たしたとしても、やは りSS-Ti のしなやかさには変わりはないのです。私にとって、SS-Ti シリーズこそ、真の意味でのビックワン御用達だと自負しています。

 確かに一般的にはCPS-EX-Ti の評価の方が高く、使用感もベーシックとして良好かもしれませんが・・・。'03リミテッドを手に入れた際には、できれば根気強く使い続けてみてください。シーバスのルアーフィッシングそのものの真髄が見えてくるはずです。

Q7

 突然で申し訳ございません。クラブ員が愛媛(瀬戸内海)では超珍しい大型タイリクスズキをキャッチした釣行記をクラブのHPで紹介しているのでぜひ、ご覧下さい。
  http://home.e-catv.ne.jp/all_sea_cast/report/ikki20031109.htm

 現在、松山周辺は大型ハマチ(6〜7s)がヒットしております。先日、CPS962EX−Tiで大型をヒットさせたのですが最後の詰めが甘く惜しくもランディング寸前でフックアウトしてしまいましたが、ロッドの驚異的な粘り&パワーに驚きました。

 必ずやショアーから大型をキャッチすべき頑張ります。14日はサーベリング(太刀魚ジギング)ですが、JSB-63SLTで楽しんできます。これからも多くのルアーマンに夢を与え続けてください。ありがとうございます。

 CPS-962EX-Ti のポテンシャルをタイリク狙いで最大限に活用していただいているようですね。今後の活動にも期待しております。

 それと最新のジャーキング、JSB-63SLTは、確かに太刀専用ではありますが、フルソリッドゆえ耐久性に関しては、UFM史上最強のポテンシャルを誇ります。本場の青物狙いで、その限界にチャレンジしてみてください。

Q8

 こんにちは。SPSなどの、やわらかめのシーバスロッドで、1オンス程度のメタルジグやバイブレーションを、できるだけロッドに負担無くキャストしたいときには何か気を付けるべき点がありましたら、教えてください。

 私の行くフィールドではわりとバイブレーションに実績があり、キャストする機会も多いです。

 ハイブレーションプラグやジグなどの比重の高いルアーでキャストする際は、とにかく"フル キャスト"という概念を捨て、ロッドのバット部を支点にしたゆったりとしたキャスト法が不可欠になります。

 とはいうものの、一見カンタンなようでいて、実際にチカラを抜いたキャストというものは意外に難しいものです。目安としては、普段の6割くらいのチカラ加減でしょうか。

 あとは、SPSなどのフレキシブル なロッドはその特性を生かし、できるだけメインラインを落とし、リーダーシステムもトラブルのない簡易的なものにしてもらうなど、タックルの総合面で工夫してもらえれば、ディスタンス重視のガチガチに固 いロッドに引けを取らないくらいの飛距離が稼げると思います。

Q9

 マスターこんにちは。先日、SPS'03LIMITEDを速攻で注文し、待ち遠しい日が続いています。ufmのロッドは、SPS-862-Ti,SPS-962-SSTi,CPS-902Ex-Tiとフィールド別に使い分けて、楽しい釣りを堪能させてもらってます。

 最近、一緒に行く仲間(ビギナー)から、「お奨めのロッドは?」という質問をされることが多く、その度に壊れたレコードのように「SPS!」と答えています。(当然、私なりの経験と感想を述べていますが、長くなるのでここでは割愛します。)

 特に、よく尋ねられるのがコンセプトの「曲げて獲る!」についてです。他社のロッドにあるFAST,MIDIUM,SLOWといったアクション・・・これ自体あまり意味があるものではありませんが、SPSを使ったことがないアングラーまたは曲がった状態を見たことがないアングラーには、少々わかりづらいようです。

 そこで、HPとカタログに代表的なレングスの、数段階に錘負荷を変えたときのベンディングカーブを載せていただければ、ロッドの感度はわからなくても「曲げて獲る!」の何分の1かでもイメージしやすいように思います。一度、検討をお願いします。

 早速の'03リミテッドのご予約まことにありがとうございます。それに、それぞれ微妙にアク ションやコンセプトが異なるSPSやCPSを上手く使い分けくださっているようで嬉しい限りです。

 又、「曲 げて獲る」という理念も、私がロッドを設計する際もっともこだわりを持っているロッドテーパーにより十分理解してくださっているとお見受け致しました。

 さて、ベインディングカーブの掲載についてですが、実は以前カタログ製作時に試みた事があります。

 しかし、UFMのシーバスロッド(トラウトロッドも同様)は全て、FAST SLOWと区別できない、よどみがないベインディングカーブを描くように設計してある為、ちょっとやそっとの負荷の差に対しては皆、同じベインドで図にすると余計に解かり辛くなってしまった事があります。

 やはり、いくら図式化しても人間の感覚に勝るものはなく、設計者の立場から言わせてもらうと、ルアーを付けて一振りしてもらう他ないというのが正直なところです。

Q10

 現在、SPS-962SS-Ti、SPS-102-Tiを使用しています。付属のロッド袋の色の質問です。

 私のSPS-962SS-Tiは赤色でSPS-102-Tiは灰色ですが、同じ製品でも違う色の袋を見かけます。知人は年式の違いではないかと言うのですが。同シリーズの中古品を購入する話があり、もし色で年式が分かるのであれば是非お教え願いたいのですが。よろしくお願いします。

 ケースの色の変化は年式の違いを区別するためではなく、あくまでデザイナーとしての立場から新しい色に変えるとつくり手として新鮮で、さらなる創作意欲が湧いてくるからという気まぐれな理由に他なりません。

 ですから、厳密にはSS-Ti シリーズは、これまでケースの色は合計4回変化しています。さらに、まったく同じように見えるロッド本体にしても、こだわりのアクションやデザインほとんど変えていなくても、様々な細かい異なるチューニングをその都度、ブランクが仕上がる度に実施しています。

 まあ、例えるなら「蕎麦打ち」で、その日の気温や湿度によって、加える水分量を微調整するようなものです。ですから大メーカーの大量生産とは異なり、UFMではブランク製造からガイドの取り付けに至るまで、通常1ロットで50本以上つくる事はありません。

 数が多過ぎると肝心な微調整ができなくなってしまうからです。それくらい熟練した職人達の細かな気配りによって生み出されたデリケートなつくりをしたロッドなワケですから、個人的には素性の定かでない中古品はあまりオススメできません。

 設計者として、誰がどのような使い方をしたのか解からないロッドが本来の性能を100%発揮するとはとても思えないからです。

Q11

 初めまして西村さん。早速ですが、質問させて頂きます。
 
新しく出た SPS-962SS-Ti EX に西村さんは何のリールを付けて使用していますか?また、どこの何番手くらいのリールがバランス良いと考えていますか?

 西村さんが雑誌などで出ている際にエアリティーをよく使われていますが定かではありません。くだらない質問とは思いますが是非お返事下さい。

 やはり、エアリティの2500番がベストマッチングになります。あえて欲を言うと、もう少し回転 が滑らかなら完璧なのですが・・・。

 しかし、干潟の釣りで最も重要なキャスト時のラインの放出性、ドラグフィールは、まさに私の釣りピッタリ。そして何よりも高級感を損なわず達成しているその驚異的な軽さが、'03リミテッドには最適だと考えています。

Q1

 今年からランカーシーバスで有名な由良川に通い始めております。現在は御社のCPS102TIを所有しており、由良川でよく使われているような大き目サイズのミノーやバイブレーション、ショアの小中型の青物で使うMAX60グラム程度のジグまで対応しており、心強い限りです。

 ただ、性格的に一箇所で粘るよりもポイントを車で転々と探っていくタイプですので車(軽のワンボックスです)の都合上、CPS102だといちいち竿をしまわなくてばいけません。

 というわけで9フィートで同程度の使用ができる竿が欲しいと考えています。(ジグは40グラムくらいまでにします)この場合はやはりCPS902がベストマッチなのでしょうか?SPS-902やCPS-862EXTi では重荷になりますか?

 この9ftのロッドをパイロットロッドにと思っているのですごく悩んでいます。主なシチュエーションは河川、サーフ、小磯、堤防です。ただ竿をセットしたまま移動するということはロッドデザイナーの西村さんからすれば野蛮なことかもしれませんね・・・・すいません。

 いえいえそんな事ありませんよ。移動の為の仕舞寸法のみならず、9フィートクラスのロッドはサーフや磯を問わず、どんなフィールドでも重宝しますよ。

 特に私の場合、3日間以上ぶっ通しで釣り続けなければならないハードな取材釣行も多く、1フィートの差が釣れる釣れないを左右すると言ってもいいくらいです。

 つまり、ロッドはショートなほど当然振り抜けも軽くなるワケですから、その分長時間に及ぶ粘りの釣りに集中力を持続させる事ができ、ランカーサイズとの出会いもグンと近くなるといった具合です。但し、磯や堤防などのシチュエーションも考慮すると、やはり9フィートという基本レングスがボーダーラインかもしれませんね。

 又、大きめのミノーやバイブレーションプラグをキャストでき、青物も ターゲットにされているとい事から、CPS-EXシリーズよりもスタンダードのCPSの方がシッカリしていて扱い易いと思います。

Q2

 長年愛用していたCAM102がついに折れてしまいました。しかし20年近く使っておりましたので、未練はありません。

 その後、西村さんのお進めのSPS102SS−Tiを購入し、ひらを何匹か釣りましたが、今月13日にサーフで75cm・4.8kgのヒラを釣り、難なくゲットできました。

 この竿のよさに感銘しました。これでこれからシーズンインする磯のヒラにも充分使用可能だと確信いたしました。これからもいい竿作りに頑張ってください。

 ソルティプラッガーSPS-102SS-Ti のご購入ありがとうございました。このロッドは、トルク、 粘り、振り抜けの良さというシーバスロッドに不可欠な性能が絶妙なバランスで生きている、SS-Ti シリーズを代表するまさに究極のモデルです。

 特に、ノリの良さやランディング性能を重視するヒラスズキには最適な1本でしょう。現在、軽快なキャスタビリティが自慢のCPS-102EX及び112EXが話題を呼んでいますが、本当の意味でビックワンを釣り上げる為のシーバスロッドこそ、SS-Ti シリーズの最大のコンセプトなのです。

 宮崎のUFMフィールドアドバイザー友草氏も最近その良さを再認識したようで、SPS-112SS-Ti 、102SS-Ti を用いたビックワン狙いの独自の釣法を模索していると耳にしています。近々、「シーバスマガジン」でその成果を披露してくれる事でしょう。

Q3

 早速質問なのですが、ウエダからシーバス用のベイトロッドを出す予定は無いのでしょうか?私は現在、バス用のベイトロッドをシーバスに使っていますが、とてもやりにくくて、苦労しています。

 CPSEX−Tiのブランクなんかは、ベイトロッドに最適だと思うのですが、どうでしょう?ウエダからベイトモデルのシーバスロッドが出るのを待っています。

 ブラックバス用のベイトロッドを使うくらいなら、UFMのベイトロッドで唯一シーバスに流用可能なトラウトプラッギングシリーズのGS-762H〜902Hのベイトモデルを是非一度お試しいただきたいものです。

 9cmくらいのミノープラグなら、どんなベイトロッドよりも投げ易く、とかく制約の多いベイトロッドでの釣りがむしろ楽しくなる事うけあいです。但し、GSならではのフレキシブルなアクションは、大型シーバスとのヤリトリの際、バットからよく曲がるので、ランディング時にはスピーディに取り込む事よりも、ヤリトリを楽しむくらいの余裕が必要です。

 いわばGSベイトは、もはやシーバスをたくさん釣り上げる事に飽きたベテラン向きのロッドともいえます。尚、CPS-EXのベイトモデル実現の要望は多く、さすがに私も検討中ではありますが、製品化として結論を出すのは製造上も難しく、まだまだ時間はかかりそうです。

Q4

 始めまして。現在、CPS-962EX-Ti を使っています。使って見ると非常に扱いやすく満足してます。

 質問ですが、今度発売するCPS-102EX-Ti は1oz程度のメタルジグをフルキャストできるのでしょうか?サーフでの小型回遊魚とシーバス用にしようと思っているのですが如何なものでしょうか? 

 さて、今話題のCPS-102EX-Ti 及び112EX-Ti は、確かに同シリーズのCPS-962EX-Ti に 比べてジグのキャスタビリティは物凄いものがあります。しかし、たとえ1oz程度といえどもフルキャスト にこだわると、ブランクに良いはずはありません。

 メタルジグはミノープラグに比べて比重が高く空気抵 抗が少ないのでフルキャストしようとしてロッドを振りかぶった時にどうしてもティップだけが曲がってし まいがちです。

 つまり、CPS-EXならではの折れを未然に防ぐよう考えられた独自テーパーを生かせず、キャストしたその時は何ともなくても、繰り返しフルキャストを続けるうちにブランク疲労を起こし、最悪の場合折れにつながるおそれもあります。

 そういった事態を防止するには、まずフルキャストという概念を捨て、ややサイドスロー気味にバット部分を中心にしてゆったりキャストするようなロッドテーパーを生かしたキャスティングを心掛ければ、ロッドの耐性に影響はないはずです。

 最近では、メタルジグのみならずミノープラグでも比重がありディスタンスが稼げるタイプがありますが、そんなミノーを投げる時もロッドの扱いはジグと同様、投げ方には十分に注意してもらいたいものです。

Q5

 毎年、落ち鮎のこのシーズンは河口のサーフから主に14cmクラスのミノー(特にK−TENリップレスミノー)でシーバスを狙っています。

 今年は新調したCPS962EX−Tiで挑んだのですが、負荷が大きすぎるのかキャスト時にロッドが負けてしまう感じで思っていたよりも飛距離も出ません。12cmクラスのミノーは気持ちいいくらいブッ飛んでいくのですが・・・。

 そこで気になるのがNEWモデルのCPS102EX−Tiです。このサイズのミノーにはこちらがBESTでしょうか?また、このNEWモデルで比重の大きいバイブレーションやジグのキャストも可能でしょうか?

 K-TENリップレスミノーの14cmなどのビックプラグは、さすがにボロンコンポジットCPS- 962EXには荷が重過ぎるかもしれません。私的にもリップレスミノーは干潟やサーフにおけるパイロット 的な存在で、マルからヒラまで、相当お世話になっています。

 しかし14cmだと、どうしてもクイ込みが良 くないような気がしてビックワン狙いにおいても、私はもうワンランク小さい11.5cmの方を好んで使用し ます。その方がコンスタントなディスタンスも稼げるし、結果的にビックワンを釣り上げる事ができる確 立が高まると考えているからです。

 それに、ビックプラグをキャストできる事ばかりにロッドアクションが 偏ってしまうと、もっと大切な大型シーバスのランディング性能やノリの良さが損なわれてしまいます。

 今度のCPS-102EX-Ti 及び112EX-Ti は、962EX-Ti よりもバットパワーは勝りますが、やはりあくまで シーバスをより効率良く釣り上げる為に設計された現代のシーバスシーンにおける最先端ロッドになっています。ジグやバイブレーションプラグは幾分キャストし易くなっているものの、フルキャストはあまりオススメできません。

Q6

 現在磯のヒラスズキを中心にルアーフィッシングを楽しんでいます。ロッドは主に御社のSPS-133・CPS-123、ウエーディング用にSPS-962SS-Ti を使用しております。

 今度新たにCPS-112EX-Ti を購入しようとしておりますがリールの選定で考えてしまいました。せっかくロッドが軽量化したにも拘らずリールが重くては全体のバランスが崩れてしまうのではないかと思います。

 このロッドに合うリールサイズは何番位がいいのでしょうか。主に私はシマノ5000番にナイロンの12LB・PEは2号を使用しています。以上宜しくお願いいたします。

 何度も申し上げるように、現代の軽量最先端のシーバスロッドにとって、余分な荷重となる リールは軽ければ軽いにこした事はありません。ロッドウェイトがほんの数グラム軽いか重いかで一喜 一憂するシビアなアングラーも意外にリールのウェイトについては無頓着な方が多いのに驚かされます。

 今回のニューロッド、CPS-112EXには設計した自分が言うのも何ですが、このクラスとしても最高 峰の軽さに仕上がっています。又、ただ単にロッドが軽いだけではなく、低レジンカーボン&ボロンコン ポジットによってキャスティング時の振り抜けもさらに軽快になっています。

 したがって、現在このCPS- 112EX-Ti に私が装着しているリールは、もちろん最軽量の誉れの高いエアリティの2500番になります。ラインもナイロンで12lbがMAXでPEも1号程度となります。

 しかし本来ならば、11フィートクラスにもなると見た目的にも本来ならエアリティの3000番(現在のところ市販されてはいませんが)があればそれが理想で、もし登場すれば私はイの一番に購入します。

Q7

 西村さんこんにちは。質問お願いします。最近発売されたばかりのJSB-63SSTの近海のライトジギング専用のジャーキングスティックなんですが、近くのお店にないのでお聞きします。

 ボートシーバスのキャスティングゲームに使用する場合どのような感じなのでしょうか?少し具体的に例をあげるとレンジバイブ70ESを使っての30−40Mほどのキャスティングゲームやレンジバイブ90ESを使用しての水深16M程場所でのボトム付近でのリフトアンドフォールゲームはどのような感じでしょうか?

 キャスティング時の目安のラインやルアーウエイトを教えていただけますか?では失礼します。

 バット径が6mmぐらいしかないしなやかめな超極細ロッドなので、キャスティングはオーバーヘッドよりもサイドキャストやチョイ投げの方がやり易いでしょう。一般的に流用されているバスロッドと対極に位置するしなやかなアクションは、キャスティングだけに関してはやや慣れを要するかもしれません。

 そのかわり、シーバスのノリの良さ、ランディング面やビックワンとのファイトにも安心して使用できる、まさにバスロッドとは一線を画したボートシーバス専用ロッドと言えるかもしれません。

 又、リフトアンドフォールについては、ティップの張りに頼るのではなく、バットのトルクを上手く活用すれば大丈夫です。これまでにないブランクスルーによるフルソリッド構造により、耐久性が高く、かなり太いラインまでOK。

 さらに一般的なシーバス用のプラグはもちろん、80g以上のジグを用いたボトム狙いまで全てに対応します。

Q8

 ufmウエダ製ロッドを長年愛用しております。ところでCPS-112EX−Tiをヒラスズキ(磯)で使用したいのですが、ロッドレングスがやや足りない気がします。

 12〜13フィートがほしいのですが今後の展開として発売の予定はありますか?

 しかし、11フィートの使用感、軽さは13フィートに比べて有利に釣りを展開できるとも思えます。もしよければ実際の開発段階(テスト)でヒラスズキに使用したフィーリングをお聞かせ下さい。宜しくお願い致します。

 来シーズンの10月頃にEXシリーズ待望の磯専用の12フィートと13フィートが登場する予定です。どうかご期待ください。

 しかし、13フィートをどんなに軽くつくっても、シーバスロッドはショートであればあるほど使用感が軽く、初めてのポイントでは悩むところです。最新のCPS-112EXは、とにかく軽く仕上がっていて現代のヒラスズキに使われるミノープラグや、そのタクティクスにベストなセッティングです。

 ちなみに私は通い慣れたフィールドでは、たとえ磯場でもショートロツドを選択し、9'6"もよく使用するぐらいです。

Q9

 こんにちは、現在D社製の8ft3inのロッドで港湾及び中、大型河川でのウェーディングゲームを楽しんでいます。しかし港湾では問題無いのですが、河川でのゲームでは少しロッドが短く感じています。

 そこで今度御社のロッドの購入を考えていますがSPSー902TiとCPSー902EXTi のどちらにしようか迷っています。メインは8〜12cmのミノーゲームでバイブレーションはたまに使用しています。

 それと河川でのウェーディングは今年始めたばかりでなかなか上手くいきません何か良いアドバイスがあればお願いします。

 SPS-902Ti とCPS-902EXTi はどちらもキャスタビリティ等、基本性能は同等といっても良 いくらいです。しかし、唯一大きく異なるのは感度面です。ボロンコンポジットのCPS-902EXTi は、 やはり超高感度。

 流れの中ではラインをとおしてロッドに伝わる状況がどうしてもスポイルされてしまうので、ロッドそのものの感度性能は最大の武器になります。又、初めての河川でのウェーディングでは尚更です。

 ちなみに河川のウェーディングは危険を伴うので、安全面と釣果UPのためにもベテランアングラーとの同行をオススメします。

Q1

 西村さんこんにちわ、早速CPS75EXを購入しました。ボートで使用しましたが、7,5FTと言うレングスを感じさせない軽さとキャストフィールそしてルアーの操作性7,5FTと言う長さを忘れさせてしまいます。

 西村さんがこだわり、推奨するのが良く解りました。特筆はウェーディグで、一言で楽しい!魚が乗り負荷が掛かるとティップから胴に掛けて綺麗に入りバットで受け止め胴からバットで魚をコントロールする感覚は最高です。

 最初は戸惑いましたが最高のパートナーになりました。これからもこだわりの製品と良きアドバイスをお願いします。

 CPS-75EXのご購入誠にありがとうございます。このロッドはUFM全てのシーバスロッドを凝縮させたようなものですから継続して使用する事により、今後のスキルUPにつながるはずです。

 このCPS-75EXでもし、90cmオーバーを釣り上げられたあかつきには、是非ご一報ください。

Q2

 こんにちは、宮城県のサーフでSPS962SSTiを使用しております。(釣友7人も全員ウエダ使用してます) 振り抜いた後ピタッと止まる竿先、重量も非常に軽いため、粘りの釣りがモットーの私達はとても気に入っております。

 よく行くサーフは障害物がないのでドラグは緩くても問題ないのですがリリースするためになるべく素早くランディングしてリリースしたいのでややきつめにドラグ設定していますが(ロッドとラインを直角にした状態で1.4kg位)#6フックだと伸びてしまうこともあるようですし、緩い場合に比べてバラシが多くなるように感じております。

 私はダイワルビアス2500に10lbナイロンラインをビミニでダブルにして直結しております。上記のタックル・状況ではドラグをどのくらいに設定するのが適切でしょうか?ちなみにランディングは砂のサーフにずり上げてます。

 ぶっちゃけて言いますと、私的にはシーバス狙いでドラグ設定を事前に計測するということ は、よっぽどの事が無い限りありません。それよりも現場の状況に合わせてセッティングを決め、ファイ ト中に調整するというあくまでも自分の感覚をイチバン信頼しています。

 今はシーズン中ということもあり、週に3日は浜や干潟に出ています。近年、益々シビアになってくる釣り方に対応したワンダー80に #8フックをメイン使用していますが、フッキング時のドラグ設定はいつもフルロックに近い状態です。

 何故ならファイト中にドラグを微調整すると同時にロッドワーク、いわゆる"竿さばき"によってフックを伸ばすことなく、よりスピーディーにランディングすることを心掛けているからです。

 その究極のランディング術を可能にしてくれる唯一のロッドがSPS-962SS-Ti を含めたSS-Ti シリーズであり、そうする事が、サカナに与えるダメージを最小限にとどめたリリースを実現するものと考えています。

Q3

 CPS-902EX-Ti を使ってます。広い河川で流れの筋が潮具合によって河の中央寄りに移動すると、あと5mというところでポイントに届かないということがよくあります。

 CPS-962EX-Ti だったら届くだろうか、と何度も思いました。そうしているうちにCPS-102EX-Ti と112EX-Ti の予定があるとの記事をみました。

 膝上くらいのウェーディングが多いので、個人的には今の902が最も体にしっくりきていますが、今後、もっと先をせめていくには、ロングキャストを考えざるをえません。そんなわけで、962と102EX、112EXのコンセプトの違いをお聞かせください。

 確かに、もうすぐリリース予定のCPS-102EX-Ti 、112EX-Ti はディスタンスキャストをコンセ プトの1つとして大きく掲げていますが、それが全てではありません。

 ロッドそのものの軽さはもちろんのこと、クイ込みの良さ、感度及びランディング性能といったウェーディングシーバスに不可欠な性能全てをバランス良く兼ね備えています。

 ですから、962EXも最新の102EX、112EXもご愛用902EXの延長上にあるものとお考えください。但し、どんなに軽いEXシリーズであっても各レングスのキャストフィールの差は自重の差以上に大きいものです。

 つまり、102EXや112EXで多少ディスタンスキャストを得られたとしても、902EXの9'フィートだからこそ実現したリバーシーバス用としての使い勝手の良さは他にかえ難いものがあります。

 あくまでも最新の102、112EXはサーフウェーディングや磯場、足場の高い堤防やテトラ場が得意分野なのです。設計した私自身、リバーシーバスには9'6"以下をよく使用しています。

Q4

 今現在、テトラ、サーフ、河川、ウエーディングでSPS-962SS-Ti、河川及び港湾部でSPS-752-Ti を使っております。最近86の必要性を感じるようになり、以前からそのときにはSPS-862SS-Tiと決めておりました。

 いざそのような状況になってみると今ではCPS-862EX-Ti が発売されておりますし悩むところです。メインは東京湾(主に千葉、市原、木更津、富津)ですし、強風が吹いたところでSPSで困るほどではありません。

 自分の釣ではSPS-862SS-Ti でスペック的に十分だと思っています。正直な気持ちを打ち明けますと、ステータスとしてCPS-862EX-Ti を所有したいと強烈に思っています。しかし、飾っておくわけではないので、自分の釣にはオーバースペックでもてあますようでも困ります。

 そんな状態でCPS-862EX-Ti を購入しても所有欲を満たすだけで実用的ではなくなってしまうのでしょうか。釣は趣味ですし、所有欲を満たし、持つ喜びが味わえるということも大切な要素だと思っています。

 しかし、使ってなんぼですからその為だけに自分の釣から離れているものを購入しても意味がありません。とてもお恥ずかしい質問で恐縮なんですが、よろしくお願いいたします。

 ショックアブゾーバーと例えられ賞賛されるほど、大型シーバスになるほど100%ものランディング性能を発揮するSPS-862SS-Ti 。かたや、CPS-862EX-Ti 特有の超高感度性能は、シーバスの気配をも感じることができるくらいで、PEラインと併用すれば、その相乗効果による伝達力は間違いなく"目から鱗"だと思います。

 しかしながら、キャストフィールという観点から見ると、現在ご愛用戴いているのが、SPS-752Ti とSPS-962SS-Ti という事ですから、第一候補に上がっている862SS-Ti はもっともシックリとカラダに馴染むにちがいありません。

 反面、862EXはロッドの張りがやや気になるかもしれません。私自身は、取材の時など確実に大型を釣り上げなければならない時は、必ず862〜962SS-Ti を使用します。

 一方、春先特有の低水温下時にショートバイトをとらえるには862EXの超高感度性能は絶対不可欠だと思っています。

Q5

 西村さんはじめまして。僕はシーバスゲームをベイトタックルオンリーでやっています。当然昔あったCPS−112のベイトタックルメインでやっているのですが、もう10年以上使っている為かなり傷だらけになってきてます。

 もうCPSのベイトタックルの復活はありえないのでしょうか・・・やはり企業としては採算に合わないものは少ぐらいのニーズがあってもできないんですかね?

 この前ネットオークションで10フィートのベイトが出ていたのですがけっこうな入札が入ってました(僕も落とそうとがんばってみましたが落とせませんでした)

 桜マスにはGS(僕も愛用してます)があるのですからなんとかCPSのベイトの復活を期待しているのですが・・・このままでは僕は大好きなサーフでのシーバスゲームができなくなるかもしれません(泣)ぜひともCPSのベイトの復活をご検討して頂けないでしょうか・・・

 UFMのシーバスロッドを自ら設計し続けている私自身が実際にフィールドでベイトロッドの必要性を再度感じたなら製品化するでしょう。

 ロッドデザイナーとしての私のこだわりで、企業の採算や ユーザーからのニーズだけでロッドをつくる事は絶対にあり得ません。

 あくまでも自らフィールドに出て行って、どうしても必要に迫られた時にだけロッド開発が初めてスタートするのです。

 しかしながら、過去にシーバス用のベイトロッドをつくった経緯もあり、個人的にはベイトキャスティングの楽しさもよく解かるのですが・・・。

Q6

 新たなシーバスロッド購入で非常に悩んでいます。レングスは9フィート前後と決めています。しかし現在この長さをもっていません。釣り場はサーフ、テトラ上、堤防上、ゴロタ場、地磯などです。

 手持ちのロッドでは短くカバーできないので、どうしても前記した長さがほしいところです。しかしメインはシーバスですが、ネイリ狙いで堤防上から1オンス前後のジグも投げたいです。

 全てをカバーするのはこれほどロッドの細分化が進んだ現在難しいと思いますが、ウエダさんのSPS、CPSシリーズのどちらかにするのは決まっています。これが載る頃にはもう手に入れているかもしれませんが、選び方などを参考にお聞かせ願いたいです。

 9フィートという条件の中でシーバスフィッシングで想定される全てのフィールドをカバーし、「釣れる」と言われるミノープラグほとんどキャストできるシーバスロッドとは・・・ズバリ、CPS-902EX or SPS-902Ti がオススメです。

 いわゆるこれら2本は究極のオールマイティと言えるものです。但し、ジグをキャストするとなると、(フルキャストはできませんが)SPS-902Ti の方が全体的に粘りがあり安心です。

 一方、CPS-902EX-Ti の超高感度性能は、シーバスのルアーフィッシングそのものが一変してしまうくらいで、こちらも是非ともお試し戴きたい1本と言えます。

Q7

 CAM902を使い始めたことをキッカケに、SPS962、SPS962SS−TIと「しなやかなロッド」を愛用してまいりました。無論、3本とも現役です。

 最近、「リバーシーバスの新しい楽しみ方」として、ベイトタックルでのシーバスフィッシングを試行しています。現在はGS902Hベイトを使用していますが、CPS−EXシリーズに採用されている最新のブランクを使ったロッドがあれば、更なる楽しみを手に入れられるのでは?と考えています。

 また、ルアーコントロール、ラインコントロールの容易性というベイトロッドのメリットは、リバーシーバスでこそ発揮されるものと考えていますが、ロッドビルダーとしての視点からは如何でしょうか?個人的には、CPS862EXのベイトバージョンがベストマッチだと考えています。

 その昔、私自身もシーバスのルアーフィッシングにおけるベイトタックルの可能性を追求した事がありました。その頃の経験の副産物として今でも存在するのが、GSシリーズの中にあるベイトモ デルです。

 しかしながら、実釣面やロッドそのものの性能向上などを考えると、どうしてもスピニングリールを想定したロッドづくりにならざるを得ません。

 今後、ベイトによるタクティクスがスピニングのそれに肉迫するような事にでもなれば、さすがに完成度の高いベイトロッドをつくってみたいと思っていますが・・・。

Q8

 先日釣具屋でSPS90SS−TIとCPS86EXに30分以上悩み、念願の9フィートクラスのSPSを手に入れました。早速テストしてみましたが、軽量ミノーの圧倒的な飛距離に驚いています。

 しかも軽い!最初シングルフットのガイドが不安でしたが、最近のウエダさんのシーバスロッドはすごいですね。確かにリーダーシステムは不要でしょう。知人の初代SPSよりは完成度がかなり高く感じます。

 そこで、悩んだCPSEXとの明確なコンセプトの違いや、釣りのシチュエーションの違いなど教えて頂けたらと思います。私のSPSはもちろんウエーディングだけでしか使えないわけではないんですよね?

 SPS-902SS-Ti のしなやかなキャストフィールがベストなら感度重視のCPS-862EXは、ややカタク感じると思います。

 又、どちらもウェーディング用ですがSS-Ti の方がよりウェーディングに特 化したロッドアクションです。

 それぞれコンセプトを弊社ホームページ上にて詳しく説明してあります。も う一度よく読んでもらえれば方向性の違いをご理解いただけるはずです。

Q1

 現在、御社のロッドではジャーキングスティックを愛用しております。今年からシーバスを本格的にやり始めました。

 現在のロッドは5年前に購入したD社の11フィートのロッド(マックス40g)ですが、やや硬く感じるのと、何分重いので、もう少しソフトでキャストしやすい9フィート程度のロッドを探しています。

 そこで、いろいろ情報を集めてみると御社のシーバスロッドがいいと教えてくれる方が多いので質問させていただきます。9フィートのロッドでも御社のラインナップの中にはCPS、SPS、SPS-ssti、CPS-exti、と4シリーズありますが、

 @ それぞれの性格を簡単に教えていただけますでしょうか。なお、私の行くフィールドは大河川の河口で、地元のアングラーの多くは1オンス程度のバイブレーションの遠投で結果を出しており、私自身もそのパターンで一番結果が出ています。

 A そのような釣法に適したロッドはどのロッドになりますでしょうか?以上の2点です。ウエダのシーバスロッドとしては初めての1本になり迷っています。よろしくお願いします。

 バイブレーションプラグをキャストされるという事から、ロッドそのものにも適度な張りやトル クが必要不可欠でしょう。そこでキャストフィールが強い順に並べ、最適の1本を選んでいただけるようにそれぞれの特徴をカンタンに説明したいと思います。

 @ CPS-902Ti ・・・最もトルクフルでハードなロッド。アカメ御用達としても有名。シーバスにはやや オーバーパワーながら、重めのバイブレーションプラグやジグのキャストだけこだわればこれがベストかも。

 A CPS-902EX-Ti ・・・ボロンコンポジットによるキャスタビリティと超高感度で今イチバン人気のモデ ル。ロッドの負担が大きいフルキャストに固執しなければ最も使用感がイイはず。

 B CPS-902L ・・・このモデルはティップが物凄く繊細につくられているので、スリムミノーのキャストも し易く、ある意味オススメのオールマイティ。但し、比重の高いバイブレーションプラグ等は、ゆっくりと 投げる事が必須。

 C SPS-902Ti ・・・最もオススメな万能タイプ。ロッド全体が非常にしっかりしているので、バイブレー ションプラグのみならず、あらゆるミノープラグをフルキャストする事が可能。又、全体的にフレキシブル な曲がりがクイ込みやランディングを手助けします。

 D SPS-902SS-Ti ・・・1oz以上のバイブレーションプラグ等のフルキャストは無理。反面、スリムミノー のキャスタビリティはピカイチ。

Q2

 現在、渓流を主にサーフ、ジギングにハマっています。さて質問ですが、主にサーフのシーバス狙いで使用ルアーが1ozジグ(飛距離を稼ぐ為)、ロッドはCPS902を使っています。

 ロッドのパワーが強く釣り上げる魚のサイズ(60cm〜70cm)とマッチせず楽しめません。そこでもっと柔らかい曲がるロッドが欲しいのです。

 以前、このQ&Aで1ozをキャストするにはCPS−EXTiでは厳しい。とのコメントもあったかと思います。キャストフィール表上、ランク上のSPS112Ti やSPS123Ti なら問題ないのでしょうか。柔らかく曲がるロッドで1ozジグをキャストできるロッドを教えてください。

 "柔かく曲がるロッド"というのと、1ozジグが遠くへ飛ばせるという相反するコンセプトをバランスよく両立するという点で最もオススメなのが、SPS-902Ti です。

 但し、フルキャストはCPS-902EXと同様あまり好ましくありませんが、まあ、よっぽどの事がない限り耐久性の面でも大丈夫でしょう。

Q3

 西村さんこんにちは。3月に一度質問させていただいた者です。3月からの待望のボートシーバスロッドCPS75EXTI を6月末に待ちに待って買い使わせてもらっています。

 やはりウエダの竿は素晴らしいですね。大満足です。私はスローとかパラボリックと言われるような曲がる竿が好きなのでやはりウエダが一番と再認識しました。(今までの怪獣マークのフッコ竿が完全に二番手になりました。) 気に入る道具で釣りすると一段と楽しい釣りをできますね。そこでお願いです。

 この質問のコーナーでもたびたび話題になっており恐縮なのですが、是非ボートシーバス用のミノーイングの5.5フィートから6.6フィートの竿をスピニング、ベイト共に販売してください。

 短くても綺麗に曲がり軽くても粘りフッコクラスをボートから楽しめる竿をよろしくお願いしたいです。あと、私はバスは詳しくないので既存のウエダのバス竿で当てはまるような竿がありましたら教えてください。

 早速CPS-75EXのご購入ありがとうございます。
 さて、ご質問についてですが、ボートシーバス用のショートロッドの発売予定は残念ながら今のところありません。

 しかしながら、まさにうってつけのピッタリといえるロッドが存在します。それはシイラ用のドルフィントゥイッチャー、PPS-60MLです。

 肉厚細身設計で良く曲がり、粘りも強くネーミングどおりミノーのトゥイッチングが冴えるロッドです。もちろん、バスの奥を打ち込むピンポイントキャストも得意です。是非一度お試し下さい。

Q4

 ショアからの青物用ロッドとして「ミッドショア」がラインナップされていますが、ニューモデルの予定はありますか?

 最近はジグを意識したショアモデルが各社から発売されている様ですが、あくまでプラッギングにこだわったロッドが欲しいのです。

 それと、CPS−EX Tiシリーズでのヒラスズキ用ロッドの開発予定などはありますか?宜しくお願いします。

 お蔭様でミッドショアのGHS-102、112は、その軽さとキャスタビリティで、年々人気の度合 いは高まるばかりです。この手の青物ロッドは、シーバスロッド同様、常に新しいタイプのもの (例えば"CPSのHタイプ"など) をテストしてはいるのですが、なかなかミッドショアを超えるほどの軽くバランスの良いものが出来ていないのが現状です。

 次にCPS-EXシリーズには、今季、待望のロングレングスの10フィートと11フィートが追加されます。これが、とんでもなく軽く仕上がったおかげで、キャスティング性能は相当期待できそうです。もちろんヒラスズキにもピッタリといえます。10月中旬頃リリース予定ですのでご期待ください。

Q1
 こんにちは。シーバスロッドの選択について教えてください。私はトラウトのルアーを長くやってきましたが、最近になって近海ジギングを始め、また、今年からシーバスをやるようになってきました。

 主に私の行くフィールドは大河川の河口が中心でそこでは9フィートくらいのロッドで、1オンス程度のバイブレーションの遠投が常連の皆さんのパターンで、やはりそのパターンが一番結果が出ているようです。

 私は数年前に、堤防からのイナダなどの小型青物をジグの遠投で釣るために購入した11フィートのシーバスロッド(max40g)か、8フィートのトラウトロッド(max15g)を使っています。

 11フィートの方は確かに遠投は効くのですが何分持ち重りと、いささかハードすぎるのと、トラウトロッドでは今度はソフトすぎるという感じで、適正なものを1本購入しようと考えています。

 トラウトから入っているのでキャスティングは問題ありません。ある程度高い買い物になるので、ロッドは1回買ったら長く使うタイプです。アドバイスをお願いいたします。(使用ラインはpe1,5号、リーダーは4号を使うことが多いです。)

 11フィート(40gmax)で持ち重りがし、8フィートのトラウトロッドで柔らかすぎると言えば、 やはり今日のシーバッシングにおける基本レングスである9フィート6インチをまずは考えてみるべきで しょう。

 UFMでも9'6"というレングスタイプが最も人気があり、現在SPS-962SS-TiとSPS-962Ti とCPS-962EX-Tiという3つのモデルが存在するくらいです。

 それぞれアクションが異なるので、ホームページ上のキャストフィール表やルアーウェイトをよく照らし合わせて選んでいただくと間違いありません。

 まあ、SPS-962Tiくらいが、元祖キューロクとしての実績もあり、まさにスタンダードを極めた逸品と して評価も高く最もオススメといえます。

Q1

 自分が乗るボートは30FT以下で3人から5人前後乗船します、7,5FTだとどうしても長すぎて使い切れません、ちなみにベイトロッドなんですが、Pro4のステルス(Pro4はすべてボートシーバス用に買ったものです)を使ってます。

 無理なお願いかもしれませんが、ウエダのファンとしてウエダのロッドにこだわりたいので、6'〜7'までのボートロッドを是非検討してください。西村さんのこれからのご活躍を楽しみにしてます。

 千葉県の木更津に古くからの友人のボートがあって、今でもよく利用させてもらっています。 もちろん、30フィートほどの小型船です。

 10数年前、毎週の様にそのボートに乗せてもらって東京湾内 をくまなく探り、当時多くのランカーシーバス達との出会いの中から生み出されたのがプラッキングスペ シャルのCPS-75M/Bでした。

 何度も言うように現在のCPSシリーズ否、SPSシリーズさえも、このCPS- 75M/B(スピニング)による黄金テーパーの確立無しには存在しえなかったと言っても過言ではありません。

 つまり75M/Bは、用途毎に数多くラインナップされているUFMシーバスロッド群をギュッと凝縮したようなものなのです。そのくらい私は7.5フィートすなわち"ナナハン"というレングスのスピニングにこだわりを持っているのです。

 そして、そのこだわりは同時にシーバッシングにおける究極のスタイルが必ず"ミノーイング"に行き付くということを意味します。

 また、2003年にリリースされたCPS-75EX-Ti は、75M/Bをさらに進化させた至高のミノーイングロッドと自負しています。できれば黄金テーパーを有したこのロッドを是非ともお試しいただき、ミノーイングの真髄というものを是非極めていただきたいもので す。

Q2

 はじめまして。SPS-112、962及び862のSS-Tiを愛用させて頂いております。 早速の質問で恐縮なのですが、なぜSPSだけがコルクグリップで、CPSやその他のロッドはEVAグリップなのでしょうか?

 当方、釣行日数も多く、メンテナンスに優れたEVAが好みなのですが、現在使用中のロッドをCPSの物と交換する、あるいは受注にて作成して頂くことは可能なのでしょうか?

 渓流ロッドの「SS」や「TS」のように、オプション設定して頂けると嬉しいのですが・・・ご返答、よろしくお願い致します。

 SPSシリーズのご愛用ありがとうございます。
 十数年前、ちょうどシーバスゲームそのものが全国的に盛り上がりを見せ始めた頃、今と同じく数多くのシーバスロッドが乱立していました。

 その頃販売されていたシーバスのルアーフィッシングの入門書などにあるロッドカタログを見てみると、全てがコルクグリップのものだったと記憶しています。ちょうどその頃、私が初めて開発したシーバスロッドこそが今でも販売を続けているプラッキングスペシャル、CPSシリーズなのです。

 ご存知のようにCPSは黒のEVAマテリアルによるグリップであることは勿論の事、黒いブランクに黒一色の巻き糸、さらにはグリップそのものの独特のメローなシェイプも含め、CPSならではの「実釣主義」をあらわしたこだわりのデザインは、今日ではお蔭様でそれなりの評価を戴いているようです。

 しかし、今では考えられない事ですが、その当時はそれらのこだわり全てがむしろ異端と見なされ、時には「CPSがコルクグリップだったら買うのに」という問い合わせも珍しくありませんでした。実はその当時、シーバスロッドはコルクグリップと相場が決まっていて、EVAグリップのものは皆無に等しいほどでした。

 つまり、その慣習を初めて打ち破ったのがCPSシリーズなのです。こうしてCPSの誕生が影響したのか定かではありませんが、驚くことに数年後には世にあるほとんどのシーバスロッドがEVAグリップへと変貌してしまいました。

 ところが一転、今度はコルクグリップという天然素材が本当の意味で生きる、CPSとはそのコンセプトが微妙に異なる実釣派のシーバスロッドをつくり上げたいと私は考えました。それが今日のソルティープラッガー、SPSシリーズなのです。

 SPSの最大のコンセプトは、まさに「柔よく剛を制す」。ありきたりな表現になってしまいましたが、つまりはそのしなやかさが、「コンスタントなキャスタビリティ」、「長時間の粘りの釣りでも疲れ知らずな軽さ」、「確実性の高いランディング」という、まさに三拍子揃ったシーバスロッドを実現し、ランカーサイズをより身近なものにするのです。

 そのトータルバランスの良さこそが、天然素材であるコルクグリップにイメージがピッタリで当てはまるのだと考えたワケです。SPSへのコルクグリップのこだわりは結局のところ、あくまで私自身のロッドデザインに対するこだわりや感覚的なものに過ぎませんが、少しはご理解いただけたでしょうか・・・。

Q3

 いつもいい竿をありがとうございます。
 スズキを専門に釣りだして20年。いまだにCAM-102にお世話になっています。家の前の地磯のひら、奈半利、安田川のサーフからの釣り、酷使しながら使っていますけど、いまだに折れることなく頑丈な作りには大変感謝しております。

 新しいUFMの竿も買って使っていますが、魚とのやり取り、軽さ使いやすさでついCAM(カム)を持っていきます。最近めったにしか釣れないヒラとのやり取りでばらしたくないので、やはりカムになります。CPSよりCAMの方が絶対的にばらしが少ないです。そこでできればCAMの再発売をお願い致します。

 私もその昔、CAMを愛用していた1人です。だからこそロッドデザイナーとしてCAMを超えるべく自らつくり上げたのが、まさにソルティープラッガー(SPS)なのです。特に大型ヒラスズキに関しては、トータル性能でSPS-123や、133の右に出るものはないと自負しています。

 さらに近年、やや使い込なしが難しいとも評される事のあるSPS-SS-Tiシリーズは、CAMを全ての点で上回っていると言えます。というか、CAMファンにこそ使ってもらうべく開発したと言っても過言ではありません。

 何故なら、現代の技術ではロッドの外径、つまり太さそのものがCAMに比べて約2/3にまで細くすることが可能で、結果、CAM以上と自負する高いランディング率に加え、どこまでも軽やかなキャストフィールは、これまで以上にライトプラグを遠くに運んでくれるはずです。

 だから現代のシーバスマンにとっては、やや難解なSPS-SS-TiシリーズもあのCAMを使い込なされている人達にとっては、とても扱い易いものとして映るはずです。往年の名機の良さもよく理解できるのですが、スキルアップの為にも是非一度SS-Tiをお試しいただきたいものです。

Q4

 SPS-112Tiを使用してシーバスを楽しんでいます。今までは主に夜間に釣行し、ただ巻きのスローリトリーブのみで釣っていましたが、最近昼にも釣行するようになりました。昼の釣行ではトゥイッチなどを多用しますが、その場合SPSのグリップは他のメーカーのロッドに比べ長めのため、ロッド操作がしにくいような感じがします。

 昼に釣行する場合、西村さんはどのような感じでロッド操作をしているか教えてください。

 11フィートクラスのロッドを使用するような広大なフィールドでのシチュエーションでは、昼夜問わず基本的にはスローリトリーブ、つまりただ巻きが最も効果的だというのが私の考えです。しかも、 ランカーサイズになれば尚更その傾向が強いようです。

 しかしながら、その昔、私はシーバスをトゥイッチングメソッドで釣り上げる事に相当なこだわりを持っていて、ただ巻きでのヒットは全く意味のないものとさえ考えていた頃がありました。ちなみにトゥイッチングメソッドは、昼間に有効なように言われていますが、実は夜でも効果的です。

 そして、その当時、トゥイッチング専用と言ってもよいくらい気に入って使用していたシーバスロッドが例のCPS-75M/Bでした。もちろん、テトラ場やサーフでさえ、どんな大場所でもトゥイッチングにこだわっていた私は、これ1本でとおしたものでした。

 つまり、本当の意味でのトゥイッチングメソッドをこなすには、大場所でもショートロッドに限るというのが私の持論です。一方、サーフなどで11フィートクラスを使用している場面でも、時にはミノーにトリッキーなダートアクションをつけた方が良いケースがあります。

 その際、ロッドを立て気味にしてアクションさせてやると、グリップ長は気にならず、むしろカウンターバランスのようなはたらきを担い、よりリズミカルなアクションをミノーに与える事ができます。但し、私の経験では総体的に見ると、やはりランカーサイズにはスローリトリーブがイチバンだと思います。

Q5

 SPS-112Tiに付けるリールを買おうと思っています。リールは軽ければ軽いほどいいのでしょうか?ロッドとのバランスの関係もあると思いますので、どのように選べばいいのか教えてください。

 また、西村さんお勧めのリールがあったら教えてください。

 ロッドを設計する立場から言わせてもらうと、やはり「リールは軽ければ軽いほどベスト」とい うのが私の考えです。

 最初にオススメのリールをあげておくならスバリ、エアリティの2500番がベストで す。やや小さい気もしますが、ナイロンでさえ、現代の強靭なラインであれば太くても12LBクラスで十分 でしょうし、流行りのPEラインでは、その太さはわずか1号という細さですみます。

 結果、エアリティの 2500番でラインキャパシティは事足りるのです。そもそも、たった数グラムの差で竿が重いか軽いかを 一喜一憂するのも良いですが、それだったら、如何にリールを軽くするかを考えたいものです。

 ちなみ に私は、このクラスでもっともっと軽いリールが欲しいくらいです。

Q6

 SPS、CPSシリーズを使いはじめてから、リーダーを結節したラインシステムの必要性が無くなってきました。メインラインをナイロン12LBとし、先端20cmをダブルラインにすることでライントラブルが無くなり釣りに集中できます。

 沈みテトラや根まわりのポイントでは、あえてルアーを投げたりはしません。使用ルアーもトップウォーターがメインの為、釣果だけを追求する釣りでもありません。ただ、ラインブレイクだけは避けたいと考えています。

 そこで質問です。「簡易ラインシステム」と呼ばれるこの様なダブルラインのみのシステムで、仁淀川のタイリクスズキに挑戦してもよいものでしょうか?タックルの性能を駆使すれば、10キロオーバーとも戦えるものでしょうか?

 ナイロンでもバリバスのカバーブレイカーなどの強靭な信頼性の高いものであれば12LBも しくは、太くても14LBもあればタイリクスズキとて心配ありません。

 但し、その際、ダブルライン50cm〜1ケロぐらい長めにとってやるとランディング率はより確実なものとなりますし、もはやテトラ場でも問題ありません。

 ダブルラインのみのいわゆる簡易ラインシステムについては、賛否両論のようですが、ナイロンラインを使用したシーバス狙いの場合、相手がどんなに大きかろうと、総体的にダブルラインのみの方が想定されるあらゆるシチュエーションで強度的に最も安定していると思います。

 ちなみに私はリーダーをダブルのみと割り切るようになってから、ラインブレイクによるシーバスのバラシはほとんど記憶がありません。そして何よりもダブルのみなら振り切れを全く気にする事なく、長時間気持ち良くキャスティングできるのが最大の強みなのです。

Q1

 CPS962EX−Ti購入しました。現在所有しているSPS902とCPS102の間を埋める物がほしくてこれに決めました。

 さて質問ですが、CPS962EX−Tiは主にサーフでのシーバスと、夏の小型回遊魚に使用しようと考えていましたが、購入したショップで「ジグは無理だね!」とアドバイスされました。小型回遊魚用に1oz程度のジグを使用したいのですが、如何な物でしょうか?

 CPS-962EX-Tiのご購入ありがとうございます。さて、ご質問のジグの使用についてですが、やはりショップのスタッフの方がおっしゃる様に、一般的にはあまりオススメいたしません。

 何故ならジグをキャストする場合、多くのアングラーは、ついついフルキャストに固執してしまい最悪の場合ロッドブランクそのものにダメージを与えてしまう怖れがあるからです。現代のシーバスロッドは総じて薄く、軽くつくられています。

 その分、ロッドブランク全体における高度に計算されたテーパーにより、折れを未然に防いでいるものなのです。しかし、このCPS-962EX-Ti を実際設計させてもらった私から言わせてもらうと、個人的には1oz程度のジグは、よくキャストします。但し、私がそれができるのは、まずはフルキャストに固執しないということと、日頃からルアーウェイトの違いによって常に変化するロッド全体の曲がり(テーパー)を意識しながらキャストしているからです。

Q2

 SPS-862SSti についてですが、適合ラインがカタログとロッドブランクで違いますが、どちらが正しいのでしょうか?カタログは8ポンドまで、ロッドは10ポンドです。

 ご指摘ありがとうございます。もちろんロッドに表記されているラインポンド数の方が正確です。カタログ表記については来年度版より修正致します。

Q3

 SPS-123Ti でライン4号、リーダー8号ではリーダー結束部分がガイドにぶつかりますか?また何号どうしの組み合わせならぶつかりませんか?みつあみのフィッシャーマンズノットでいつもリーダーつけてます。

 ライン4号、リーダー8号ではSPS-123Ti ではギリギリか、もしくはややオーバースペックになります。できればその分リーダーをできるだけ短めに(1ヒ口ぐらい)にしてもらい、無駄なフルキャストを極力控えてもらえれば、SPS-123Ti でも十分に対応することができるでしょう。

 もしくは、リーダーレスでもダブルラインのみを1ヒ口〜1ヒ口半とってもらえれば4号はもちろん5号、6号でさえストレスなく本当に気持ち良くキャストすることができます。最近はご無沙汰していますが、一時期私は磯の大型ヒラスズキをひたすら追い求めていた頃がありました。

 当初はラインもリーダーも太いものを使用していましたが、やはり磯のヒラ狙いには意外に重要なミノーの飛距離が著しく低下するのと、何よりもリーダーとの結び目がガイドに干渉し、ネガティブな釣りを強いられるという理由によりリーダーシステムはどんどん簡略化されました。

 結果、太いリーダーを使用しなくても大型ヒラスズキを取り込める専用ロッドとして自ら開発したのがSPS-123と133なのです。いわゆる逆転の発想でロッド全体のしなやかさと粘りでヒラスズキが根にもぐられることなく、よりスピーディーに確実にランディングできるというものです。

 このSPSを使用するようになってから、どんなハードな磯でもダブルラインのみで80cmオーバーのヒラさえ100%ランディングできるようになりました。

Q4

 先月、メバル用ロッドの質問をさせていただき、ご回答いただいたにもかかわらず、ショップでロッドを振っているうちに、他メーカーのロッドに浮気をし、つい購入してしまいました。(ちなみに御社のロッドはわが地方ではあまり並んでおらず、触る機会がありません。TSS・SSSなどはまだ手にとってみたことがありません。)

 ちなみに、この他メーカーのロッドで10回程度メバリングに出かけました。確かに小さいメバルから大きいメバルまで自動フッキングでした。専用ロッドだけのことはあるなと感じました。

 が、シーズンも春となり、そろそろシーバスも顔を見せ始めたので、春先のシーバス用にSPS-802SStiを手に入れました。で、いつもの場所で、大きめ(メバル用より)のワームをセットし、いつものようにキャストし始め、数投すると、いつものメバルのアタリが手に伝わってきました。

 SPSとはいえシーバスロッドやし、アカンかな・・・、と思いながら、再びキャストすると、微妙なアタリを感じ取り、弾くことなくフッキング。約20cmのメバルが釣れました。この後も、思っていた程アタリを弾かず、12〜3cm程度のメバルからクロソイ、セイゴまで、30匹程度釣れました。こんな事なら、最初からこのロッドにしとけばよかったやんかと後悔。

 やっぱり浮気はあきませんね。ワーム(ジグヘッド)が大きい分、小物がヒットせず、いい型がそろいました。BS-60やSOF-63では何度か根に潜られ悔しい思いもしましたが、SPSならふいの大物にも余裕で対応できますね。正直、シーバスロッドで繊細な釣りが要求されるメバルがこんなに釣れてしまうとはビックリでした。

 で、質問ですが、SPS-802SStiは、キャストフィールはSPS-702tiの次ぎになっていますが、ルアーウエイトは5〜18gとなっています。実際のところ、2g程度でも問題なく、キャスト出来ました。(ラインはフロロの6lbでした)ロッドのルアーウエイトはどのような基準で決まるのでしょうか。前置きが長くなりすみません。

 SPS-802SS-Ti のご愛用ありがとうございます。そもそもこのSPS-802SS-Ti は、カタログにも明記してある様に春先の極繊細なシーバスのアタリを確実に手元に伝え、クイ込ませる為のシーバスロッドとして設計された極めて特殊な位置付けのシーバスロッドとなります。

 むしろこのSPS-802SS-Ti はトラウトロッドそのものと言ってもいいくらいです。だから、2g程度でも慣れれば問題なくキャストできるのです。しかし、あくまでもシーバスのウェーディングロッドですから、やはり使用するミノーは最低でも5g以上のものが想定されるべきでしょう。

 又、ノリを重視するという際にはやや負け気味になりますが18g近いミノーもキャストしなければならない時もあるでしょう。つまりロッドに設定されるルアーウェイトとは、そのロッドの開発経緯やその用途によって決定されるということです。

 その代わりロツドの耐性に影響のないルアーウェイトの下限よりも軽いルアーの使用はOKで、つまりユーザーの技量次第ということになります。

Q5

 主に瀬戸内の河口をメインフィールドとするCPS902-Ex-Tiユーザーです。SPSも使っていますが、干満差が大きく潮の動きが速いのと、仁淀川のモンスターとのやり取りに慣らすため、最近は専らCPSがメインです。

 このCPS902-Ex-Tiで質問させていただきます。ショートバイトが多い状況で、追い合せを2回程入れた時に、追い合せのタイミング(時間的な間隔)とライン(PE1〜1.5号を使用しています)及びドラグの締め具合によっては、バッド部に相当な負荷がかかっているように感じます。

 この負荷は、SPS,CPS以上に大きいように思います。そこで、CPS902-Ex-Tiの理想的な追い合せをお教え願います。

 CPS-902EX-Ti のご愛用ありがとうございます。さてバット部に相当な負荷が掛かっているということは、すなわちロッドそのものが極限まで曲がっているという状況なのでしょう。

 しかも伸び率が極めて低いPEラインを使用されているという要因も加えると、結果的にロッドそのものにかなりの負担を与えてしまつていると思われます。このままでは最悪の場合、破損につながる恐れも無きにしも有らずです。

 そもそもCPS-EXのコンセプトとはボロンコンポジットならではの超高感度性能をプラス、ロッドのシャッキリ感で小さなバイトをも素早く手元に伝達し、あくまでも手首を返すだけでフッキングに継なげるというものです。

 つまり強烈なまでの2度、3度ものアワセは全く必要ありません。相手がルアーをくわえて反転したり、走りだしたりした時 に、その反動を利用してゆっくりスゥイープにアワせてやれば十分にハリ掛かりするはずです。

 その際ドラグも適度にスムーズに効くぐらいが理想です。又、ロッドは90°より大きい角度を保ちながらアワせた方が相手にフッキングパワーが確実に伝わるということも付け加えておきます。立て過ぎるとロッド自体がパワーを吸収してしまうからです。

Q1
 トラウト&シーバスをメインに楽しんでます。どちらの釣も気が付いた時にはUFMのロッドに落ち着いてました。今では腕の延長のようです。長く大切に使いたいので質問させて下さい。

 重たいルアーをフルキャストしてるとロッドがへたる...と聞いたことがあります。本当でしょうか?たとえば962SS−Tiで24gのルアーをフルキャストしてるとそのうち本当にへたってくるのでしょうか?

 適合範囲ギリギリのルアーはたとえ23gでもフルキャストしないほうがロッドが長持ちするということですか?某メーカーの方はカーボンロッドの場合、へたることは有り得ないと仰ってましたが本当ですか?

 カーボンロッドがへたるという現象は、ニ種類存在すると私は思います。1つは、カーボンでも量産を目的とした樹脂の含有量が多いものがそれです。その場合、新品状態でもややモッタリ感がするので、しばらく使用するだけですぐに結果が出てくるものです。

 もう1つが、低レジンと言われる軽くシャープなブランクで、肉厚が薄い分、チューブラーの真円が長年の使用によって、僅かづつですが楕円になり易くなる状態のことを指すようです。しかし、折れてしまっては元も子もないワケですから、それももっとポジティブにとらえるべきです。

 実際私は、ロッドのへたりをそれほど感じた事はありません。それはフルキャストというものを滅多にしないという事も1つの理由かもしれません。そもそも私がデザインするシーバスロッドもトラウトロッドも全て普段の6割ぐらいのキャスティングパワーで最長の飛距離を稼げるように設計してあります。

 その方がムラのないコンスタントな飛距離と体力を温存することにつながり、確率としてランカーへの近道となると私は考えます。つまりは、"フルキャスト"という概念は捨てるべきなのです。現代の全ての高性能ロッドに言えるかもしれませんが、フルキャストに固執すると寿命云々よりも、むしろ破損に繋がるおそれがあります。

Q2

 そろそろニューロッド購入を考えています。SPSシリーズの優秀さは各方面で周知していますのでぜひとも手に入れたいところなのですが、私の地元はサツキマスの名フィールドでもあります。休日の贅沢に1日2つのターゲットを狙えるのは、やはりスティンガーシリーズではないかと思っています。無理でしょうか?

 スティンガーシリーズでのランカーシーバス狙いは独特の面白さがあるのか、意外にもシーバスマンにとっての一種のステイタスロッドになっているようです。

 しかし、やはりトラウトロッドには変わりなくSPS-Tiのφ8mmに比べ、φ6mmのトップガイドから始まるガイド設定はハッキリ言って使い手を選びます。ちなみに私の弟は、スティンガーディープで90cmオーバーのホシスズキを何本もキャッチしています。

Q3

 私は現在SPS−SStiを使用しています。河川内では8'6"及び9'6"を使用し感度、使用感共に申し分なく最高のロッドだと思います。

 河口周辺のサーフでは11フィートを使用していますが、軽さ、感度には申し分ないものの、サーフで使用する機会の多いマックスウエイト付近のミノーを使用する場合にキャストフィールがいまいちです。

 サーフでは最高でも膝下までしかウエーディングはしませんので、使う場所が間違っているのかなと思い質問させていただきます。この11フィートはどんな場所で使用するために設計されているものでしょうか?またウエーディングで使用する場合に長いことのメリットはあるのでしょうか?

 ソルティプラッガーSS-Tiシリーズをご愛用戴きありがとうございます。さて、お問い合わせのSPS-112SS-Tiの用途についてお答え致します。まず、コンセプトとしては、やはりサーフウェーディングに適していると言えます。

 しかしそのアクションは、SS-Tiシリーズならではの「曲げて獲る」という理念が貫かれ、962SS-Ti同様、他とは一線を画した極めてしなやかなつくりとなっている事はお解かりいただけるはずです。

 一方、通常シーバスロッドは11フィートクラスになると、振り抜けの良さを維持する為に、どうしてもブランクは太く、強くなってしまいますが、それは設計上仕方のない事と言えます。

 しかしながら、SPS-112SS-Tiは、あえてその概念を覆したしなやかな粘り重視のアクションにこだわりました。設計者の立場から言わせてもらうと、究極の11フィートであると自負しています。その代わり、キャスティングについてはややコツがいるかもしれません。

 ディスタンスを稼ぐには、とにかくラインを細くすることです。サーフウェーディングでは障害物も少なくメインラインも8LB以下に落とせるはずです。112SS-Tiはその為のロッドなのですから。それと、足場が良いサーフでも年中波が高いフィールドは11フィートクラスが重宝するものです。

Q4

 質問します。最近ジギングを始め、御社のロッドを使用させて頂いております。ジャーキングスティック(ボロン)全般、特にミディアム〜ヘビーについて、ロッド表記にあるジグのウエイトよりも重いジグ(ほぼ倍のウエイト)のほうがこのロッドにはマッチすると言われ、勧めれるのですが(ボロンの張りのせいか?)

 実際メーカーとしては何らかのジグの動きのイメージや意図があって、これらの使用ジグウエイト&ラインサイズが決められたと思います。実際どうなんでしょう?具体的なロッドのコンセプトを教えて下さい。

 ジャーキングスティックは、このネーミングが意味するように、ヘビーウェイトジグでも、いわゆるハイピッチショートジャークを円滑に行なうための"シャッキリ感"を目指して設計しました。

 しかも、その軽さの割にはボロン繊維の復元作用により、負荷が掛かれば掛かるほどに強靭な粘りとトルクを発揮します。また、ジグウェイトやライン強度のスペックも、ハイピッチショートジャークを確実にこなせるようにピッタリの表示としました。

 しかしながら、現代のジギングシーンでは、アングラー全体のロッドワークにおけるレベルアップとリール性能の大幅な向上により、特に近海のジギングでは専用ロッドは、少しづつライトになってきています。ですから、完璧なハイピッチにこだわらなければ、ジャーキングスティックはロッド表記のスペックよりもかなり重ためのジグを使用する事が可能です。

 まあ、それもロッドポテンシャルの高さであるとポジティブに考えていただきたいものです。但し、最も新しいモデルであるJSS-66SSRとJSB-66SSTは、そんな経緯もあって 他のモデルと比較して、ややしなやかめに設計してあります。

Q1
 以前限定発売された、SPS−962EXおよびCPS−112EXの2本をシーバスロッドマッチングマップで表すとどの位置になるのか教えていただけないでしょうか?
 SPS-962EX は、ニューモデルCPS-75EX と同等くらい。CPS-112EXは、当然CPS-112Ti よりも少し強くなります。
Q2

 最近ドラグチェッカーでドラグを調整していますが、何キロぐらいの設定がベストですか教えてください。使用タックルは、SPS-862,962共にss-tiで、ラインは10lb、12lbの直結、リールはダイワ製の2500番を使用しています。

 とりあえず1kg程度を目安にして下さい。しかし、個人的にはシーバス狙いにドラグチェッカーは不要と考えています。

 それよりも実際にフィールドにおいてファイト中に臨機応変に調整していただく方が、スピーディーなランディングに繋がります。ちなみに次号のシーバスマガジンに、私が提唱するランディング法についての記事が掲載される予定です。

Q3

 SPS133を使用して釣行していますが(南房,伊豆半島)特に足場の高い磯場では上記ロッドでは長さの不足を感じます。SPSやCPSで15ft位の長さ(重さはなるべく軽く)のロッドは発売予定がありますか?

 今のところ、かなりハードな磯場でもSPS-123Tiで事足りているので、私的にはそれ以上の長さを必要としていません。もしUFMで製作したなら、相当軽いものができる見込みはありますが・・・。

Q4

 最近EX-TIが発売されましたが、自分のスタイルでは堤防等でバイブレーション主体なためCPSを使用しています。そこで質問ですがCPSそのもののモデルチェンジをする予定はないのでしょうか?

 13年以上前にカタチづくられたCPSは長い歴史があります。つまり、CPSというブランドそのものが今や1人歩きをしているくらい全国に定着しているので、モデルチェンジという大きな変更は考えていません。その代わり、CPS-EXシリーズでの今後の展開にご期待ください。
Q5
 私は862ss、962ss、962Exを使い分けてWadingを楽しんでます。最近ボートの釣りを始めて楽しんでいますが、Pro4 HT−610SなどPro4シリーズを使ってますが、今度75EXが出るそうですが、6FTから7FTのボート用のCPSEXを出してくれませんか?他所のメーカーは使う気になれません。ぜひ検討してください。

 UFM製品を多数ご愛用いただきありがとうございます。CPS-75EXは、全長7.5フィートになりますが、おそらくご愛用のHT-610Sよりも軽く、尚且つ短く感じるはずです。

 それは、ボートでのジギングにも対応できるグリップ長の確保もさることながら、キャスティング時、一般的なボートロッドに比べてロッドが曲がる支点が腕に近いところに集中し、6半クラスのかろやかなキャストフィールを実現しているからです。結果、私個人的にはボートでのシーバスは、こだわりであるミノーをメインにしたタクティクスを考えると、この最新のCPS-75EXがベストだと自負しています。

Q1

 sps962-ssti を使っていますが、キャスティング中にダブルラインの部分からラインが切れてしまうことがよく有ります。私の投げ方が良くないのが原因なのは明らかなのですが、トップガイドの径がもう少し大きくてもいいのかなとも思います。

 バランス等、いろいろと考えた上での設定だと思いますが西村さんは使っていて全く問題ないでしょうか?西村さんの普段使っているラインシステムと合わせてお答えいただければ幸いです。

 SPS-962SS-Ti のトップガイドを現行の7mmから8mmにUPさせると、 第一、第二ガイドも大きくしなければならないので、グラム単位で重くなってしまいます。結果、キャスティング時の竿ブレが増し、納得いく飛距離は得られません。

 SS-Ti シリーズのような、しなやかなロッドの利点は、ランディング面のみならず、むしろキャスティング時にトラブルを防止できる点が大きいのです。つまり、キャスティングのインパクト時に初速が抑えられるので、振り切れなどが生じにくくなるのです。

 したがって、細糸でも十分に対応することができ、ちなみに私の場合、12LBラインならリーダーレスで直結です。12LB以下の場合、先端を50cm〜1m ぐらいスパイダーヒッチ等によるダブルラインにしておくと、干潟はもちろん、ちょっとしたテトラ場などでも十分対応することができます。

 又、ダブルラインのみなら、フルキャスト時の振り切れも皆無。是非、この方法をオススメします。但しPEラインの際は、リーダーは必要となりますが・・・。ストレスフリーの釣りこそが、私が理想とするシーバスゲームです。

 必要以上の余分な装備 (太き過ぎるリーダーシステムもその1つです。) を省き、常に合理的な釣りを展開することが、ランカーへの近道ではないでしょうか。

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