□ 過去のUP分 その他のトラウトに関するお問合せと回答
Q1

  はじめまして。最近、念願かなってSSS−60Siを購入させていただきました。まだ、実際にフィールドでは使っていませんが、振ってみた感じは相当良いですね。

  買う前はしなやか過ぎて使いづらかったらどうしようと思っていたのですが、実際振ってみると適度に張りがあり、自分にあった素晴しいロッドだと実感いたしました。来シーズンが今から楽しみです。

  さて、本題の質問の方ですが、このロッド、さすがにティップの部分が今まで使っていたロッドのものよりもかなり細身です。実際渓流に出かけた際、キャスティング時に何かに当たってしまってすぐに折れないものかと正直不安です。

  外で使うものですから強度面でも計算されているとは思うのですが・・・。もし、仮にぶつけてしまったとして、ティップや、トップガイドがどのような状態になってしまったらすぐに修理に出せばいいのか。目安でいいので教えていただけませんでしょうか。このロッドを一生、大切に使うつもりです。よろしくお願いします。

  まずは早速のSSS-60Si のご購入誠にありがとうございます。さて、このロッドについての取り扱いの注意点ですが、何しろ見た目どおりの「まさに最先端のミノーイングロッド」でティップは先端Ф1.3mmを切るほどの極細です。

  さらにブランクそのものも薄く、たいへんデリケートなつくりをしています。とにかく渓流の場合、大岩がゴロゴロ転がっているのでキャスティングには十分に注意してください。

  あまり勢い良く振りかぶってキャスティングしてしまうと、しなりによってティップ先端を岩にぶつけかねません。トップガイドのSiCが割れるくらいならトップガイドを交換するだけで済みますが、ブランクだと最悪の場合、破損に至る事もあります。十分にご注意ください。

  それと、根掛かりもあおっている姿をよく一般のフィールドで見受けますが、あれが最もロッドに負担を掛けている行為といえます。心当たりのあるアングラーは、是非とも気をつけてもらいたいものです。

  何度も言うようですが、性能の高さは必ずしも絶対的な耐久性を保証するものではありません。使い手の方にもそれなりの道具の扱いに対する高度なレベルが要求されるものです。高純度なカーボンやボロンというカタイ素材でカタチづくられているにもかかわらず、常に曲げられているという過酷な状況下にさらされている釣り竿は単なる工業製品とは異なり特にその傾向が強いのです。

  しかしながら、私自身はロッドを折ったという経験はほとんどゼロです。しかも決して特別に選りすぐったものを使っているワケではありません。現代の均一なブランク製作技術の中にあった個々の強度の差はまったくないと言えるからです。

  さらに個人的には弦を担ぐ方ですから、3〜5年と1本を酷使し続け自分仕様に馴染ませていくのが常です。最低限の注意を払い、それなりにいたわって丁寧に使ってさえいればUFMのロッドはいくらでも長持ちするはずです。

Q1

  10年ぶりにあこがれのルアーロッドを購入しました。私にとってはUFMのロッドは高嶺の花でしたが、BWS-55を購入できました。

  ところがこだわりがあって使っているミッチェル408(70年代モデル)のフットが大きすぎてシートに収まりませんあきらめるしかないのでしょうか?

  せめてミッチェル308だと足が収まっていたと思います。それに408だとBWS-55には大き 過ぎてとてもアンバランスなものになってしまいます。愛用のリールへの思い入れはよく解かるので すが・・・。

  最近、往年のカージナル3番が復刻されました。これなんかは如何がなものでしょうか。軽量なためロッドとのバランスも良く、見た目も歴史あるバックウォーターにマッチしていますよ。

Q2

  最新のサーフェイストゥイッチャー(STS)を購入し操作性、リールのフィット感等大変良いグリップが気に入りました。コンセプトが違うのは承知ですが、TS&SSのスクリューシートのようにスティンガーシリーズにオプション設定されては如何でしょうか。

  SSSはもちろん、極寒期のサクラマス狙いにグローブをつけて使うことの多いDeepなどにもこの細身のグリップがマッチすると思うのですが。

  私もサーフィストゥイッチャーの最新のナローなグリップシステムにすっかり慣れてしま い、最近さすがに他のスティンガーシリーズのグリップは少し太く感じている今日この頃。

  しかしながら、ロッドを設計する上でグリップの握りを必要以上に薄くすると逆に持ち重り感が増すおそれがあるので、ビックトラウト狙いのスティンガーラックス(SLT)やスティンガーディープ(SST)に関しては、今のグリップシステムがベストだと考えています。

  スティンガーシリーズの中でも唯一STSのグリップに適しているのが軽快な振り心地が自慢なスーパースティンガー(SSS)だと思います。グリップの握りを細くする事により、SSS持ち前のベリーのたわみを利用した小刻みなトゥイッチングがさらに冴えるだけでなく、ピンポイントキャストでのミノーのコントロール性もより正確になり、ある意味、グリップを細くするだけでロッドそのものがまるで別物にさらに良くなるかもしれません。

Q1

  西村さんこんにちは、いつもトラウテイストドリームを楽しみにしています。もちろんロッドもウエダさんのを使用しています。

  早速質問なのですが、現在使用のロットはTSS88なのですが、大物狙いには問題ないのですが30〜40クラスだとロットのパワーがありすぎなので、もう一本7フィートクラスのロットの購入を考えています。

  河川での釣りより湖主体なのですが一番ベストなロットがありましたら教えてください。ミノーはバルサ13cm〜6.5フローティングーを使用しています。ディープミノー、スプーンなどの使用はほとんどありません。

  河川よりも湖がメインで、ディープミノーやスプーンをほとんど使用しないとなると、やはりスーパースティンガー(SSS)か最新のサーフェイストゥイッチャー(STS)のどちらかという事になるので しょう。

  例えば両シリーズで代表的なレングスである7フィート7インチを比較してみると、SSSは持ち前 のしなやかさが30〜40cmクラスの対象魚でもロッド全体が満月のようになり、ある意味トラウト達とのスリリングなファイトが堪能できます。

  一方、シャッキリ感が特徴の最新のSTSは、得意とする流れの中のみならず止水域でもスリムミノーにキビキビとしたトゥイッチングアクションを加える事ができ、湖のセレクティブな大物に有効な実釣重視型。

  とにかくサカナの顔を見たいなら、STSは最もオススメの1本と言えます。但し、引き味が楽しめるというレベルには、少なくとも35cmを超えないとだめでしょう。

  両者はミノーイングというそのコンセプトは似ているようでいて、その方向性はかなり違います。1つ言えることは、湖ではSTSの方が多く、テクニックの面で有利な事は確かです。

Q2

  はじめまして、質問させて下さい。海アメ釣りにSLT96Hを使用しています。SLT96Hはキャストウェイトの上限が30gとなっているので、主に25〜30gのジグを使って海アメ釣りを楽しんでいます。

  魚がかかってからは大変やり取りがしやすく、ばらしたことは一度もありません。とても、使いやすく優れたロッドだと感じています。ただ、ジグのキャスティングには少々不安を感じております。

  どちらかというと、ミノーを使った方がよいのかと思いますが、ジグの釣りが好きではまっています。ジグをこのまま使用しても大丈夫なものでしょうか?

  大変、気に入っていて大切に使用していきたいので、ブランクやガイドなどに負担はかからないか心配です。ご回答宜しくお願い致します。

  登場以来、海アメ用に最適と評判のスティンガーラックスSLT-96H。しかし、やはりその成り立ちは、純粋なミノーイングロッド。ジグのキャストはサブ的に可能なものの、あくまでミノーをメインに 使用していただきたいものです。

  当然、ジグのみを使用し、長時間フルキャストを多用すると、程度にもよりますがブランクやガイドに少なからず負担をかけてしまうでしょう。とはいえ、肉厚細身設計による耐久性重視のブランク性能を自負するラックスは、カンタンに折れたりするような事はありません。

  ジグをキャストしたいなら、まずはフルキャストをおさえ、さらにラインをもっと細くしたり、リーダーシステムをダブルラインのみに簡略化してもらうなどして、最小限軽いチカラ加減で飛距離を稼げるように工夫する事が必要です。

Q3

  いつもウエダのロッドを使わしてもらってます。北海道では万能で,イトウ,アメマス,サケ,カラフトに威力を発揮しています。

  自分は最近ベイトが好きでGS-832HBを多用していますが,ラックスのベイトがあれば大河でのイトウ釣りに威力を発揮すると思いますが,今後,トラウトロットでボロンのベイトロットの開発は考えられていないんでしょうか。なにとぞひとつお願いします。

  昨年プロトタイプを何本か試作し、すぐにでも製品としてリリースできるくらいの完成域に達 しています。

  しかしながら、トラウトというジャンルにおけるベイトロッドの必要性、存在意義がミノーイングアングラーとしての私の中でいまだに明確にされていないので、販売されるかどうかは未定です。

Q4

  こんにちは! いつもウエダさんのロッドで釣りを楽しませて頂いています。さて、私は常々西村さんのフィッシングスタイルに憧れています。タックルについても西村さんに倣いたいと思っています。

  私は現在、サクラマス、サツキマスをターゲットにTSS-82、SSS-77(旧)、SST-82、そしてこの度新たにSTS-74を購入し使用していますが、それらに使用しているリールはこれまではほとんどS社のステラを使用していました。

  この度、D社のエアリティーの浅溝が発売されたのではじめてD社のリールを使用してみましたが、いまいちしっくり来ないような気がします。

  西村さんは何時もD社のリールを使用されているようですが、何故ですか?ウエダさんのロッドにはD社のリールの方がマッチするのでしょうか?

  最新のSTS-74Si のご購入まことにありがとうございます。
  さて、今回の件案になっている リールの選択についてですが、私がD社のリールを多用する最たる理由は、ラインスラックを常に的確に巻き取りながら行なわなければならない高度なトゥイッチングに最も扱い易いからです。

  さらに、ライ ンの放出性、巻き上げ感、ドラグの滑り出しなど、これらD社特有の感覚もミノーイングに最も適してい ると考えます。

  つまり、耐久性や巻き上げ力などの個々の性能だけ見ると、確かにS社の方がズバ抜 けている面は否めません。しかし、トータルで見るとミノーイングにはエアリティの方が向いているように思われたのです。

Q5
  いつもufmウエダのロッドには大変お世話になっています。
  最新のサーフェイストゥイッチャアーSiについてですが、STS-68Si と74Si はリールの最適なサイズはダイワ、シマノそれぞれで何番でしょうか?

  また、西村さまが最もオススメのリールは何ですか?よろしくお願い致します。

  両メーカー共にスプール径、重量を考えると2000番〜2500番くらいが適合します。しかし、振り抜けが極めてシャープな68Si の場合、ハイスピードリーリングをあまり求めないなら、バランス的にはより軽い2000番の方が良いでしょう。

  それと、やはり最新、最軽量なトラウトロッドであるSTSにはリールは軽いにこしたことはなく、したがって最近私が使用しているのは、発売されたばかりのエアリティベースに浅桶スプールが標準装備された最新のタイプです。

Q1

  ウエダのトラウトロッド(スーパースティンガー、トラウトスティンガー)等愛用させていただいています。

  文句の言いようのないほどのロッドなのですが、唯一、スピニングリールをロッドにセットする際に、リールのフット部分に傷がつき、色が剥げてしまうのが気になります。タックルを人一倍大切にする西村様は、何か対策をされているのでしょうか?

  性能面もさることながら質感をも同時に重視するトラウトロッドのグリップには、当然それに見合った質、デザインともに高級感のある金属部品が不可欠。

  しかしながら、ロッドデザイナーとしてのこだわりで満艦飾になるのを嫌い、できるだけ金具を多用しないように心掛けていますが、やはりデザイン上ワンポイントとして要となるリールシート部分には、専用の金属部品を用います。

  つまりはトラウトロッドを設計するにあたり、それだけは譲れない、いわば不文律みたいなものなのです。すると、金属性のシートだけにどうしても避けられないのがリールをセットしたときに生じる多少なりとも足先のキズ・・・。

  もちろん、私が愛用するリール達にもその足先にはわずかながら削られたあとが見受けられます。かといって、トラウトロッドのデザイン上、最も大切なリールシートをキズがつきにくい一見安っぽく見えるプラスチック製にしてしまうような事は、デザイナーの立場として何とも耐え難いものがあります。

Q2

  約10年前にpro4を購入して以来メインに使っています。今後トラウトのルアーをはじめようと思い、ロッドの購入を考えています。

  全くの初心者な訳ですが、最初の1本は何がいいのでしょうか?フィールドは近くの里川(馬見ヶ崎川)で、堤防付近での釣りを考えています。いつも行くショップでは、pro4のファインラインでも流用はできなくはないともいわれたのですが・・

  確かにPro4ファインラインは、バスロッドというカテゴリーの中でも極めて繊細な唯一無二 の存在。したがってトラウトに流用したとしても、それなりに高い性能を発揮するはずです。

  しかしながら、さらにもっとより繊細さを極めたのが定評あるUFMのトラウトロッドなのです。例えばファインラインと同レングスのスーパースティンガーSSS-60Si、64Si などはロッド全体のパワー(張り)は、ファインライン半分以下。

  多分そのしなやかさにビックリされる事でしょう。但し、最初の1本としてオススメといえるのは、ある意味FLS(ファインライン)のフィーリングに近いトラウトスティンガーTSS-60Ti、64Ti の方が良いかもしれません。

  それと長い歴史を誇るロングセラーTS-62ULといったところでしょうか。もしお試しいただければ、これらのロッドはファインラインに比べてバットが半分ぐらいに細く、さらに超高感度。極上の使い心地をお約束します。

Q3

  はじめまして。湖でのトラウトルアーフィッシングを楽しんでいます。
  最近思うのですが、メインロッドのGS762HとサブのGS902を比較して、7gのミノー、10g前後のスプーンを使っていますが飛距離的にはあまり変わらないような気がします。

  手返しが良いのはGS762Hですが飛距離を求めてGS902を購入したのですが、、、やはり私の腕のせいなのでしょうか? 

  飛距離に差がないのは、GS-762HというGSシリーズのH(ハード)タイプとGS-902のスタン ダードタイプとは、ロッド全体の張り(反発力)がほぼ同じという事が考えられます。

  もし、スタンダードで はなく、GS-902Hならばスプーンに限っては、飛距離がもう少しは伸びるはずです。しかしながらミノー プラグに関しては、7g程度ならGS-902(スタンダード)が丁度良く、Hタイプよりもコンスタントな飛距離が稼げるはず。

  スタンダードでさらにディスタンスを望むなら思い切ってラインを4LBくらいに落としてやるのも1つの手です。ラインの先端さえダブルラインにしてもらえれば、GSのスタンダードタイプ特有のブランクマテリアル、低弾性16カーボンが、ラインブレイクを気にする事なくライトラインをパーフエクトに使い込なします。

Q4

  はじめまして、私は釣歴1年で主に渓流でトラウトフィッシングをしていました。そろそろ本格的に本流やダム湖で渓流魚より大きな魚(サツキマス、ブラウントラウト)を狙いたいと思っています。

  そこでデザインが気に入っているトラウトプラッギング7’6を購入しようと考えていますが、ノーマルタイプとハードタイプのどちらにしようか悩んでいます。

  実際に使用するルアーは5〜8gが多く重くても14gぐらいなのでノーマルタイプで十分かと思ったのですが、過去に本流用にGS7’6ノーマルと同等のスペックのロッドを購入しましたが実際ルアーが10gを超えるあたりからキャストもままならない程にロッドのパワーが足らなくて(もちろん自分の技術の問題はありますが…)キャストするのが苦痛でした。

  それ以来、次のロッドは10g以上でもサクッとキャストできるロッドが欲しいと思っていました。本流では8〜14gぐらいをメインに使用したいと思っています。ハードとノーマルの違いについて何かアドバイスをお願い致します。

  10g 程度のルアーのキャスティングもままならないという事はまずありませんが、確かにGS に関してはルアーウェイトのキャパシティに対してロッドアクションは多少しなやかめに感じるかもしれません。

  しかも、GSのノーマルタイプは、ティップセクションのマテリアルにグラスにより近い低弾性16t カーボンを採用。軽量スリムミノーのキャスタビリティとたぐいまれなクイ込みの良さを追求し、ともすれば、そのしなやかさが使い手をも選ぶ、極めて上級者向けのトラウトロッドに映るかもしれません。

  一方、GSのHタイプは、ルアーウェイトに対してやや繊細めなロッドアクションがまさに絶妙で、極めて シャープな振り心地ながら軽量ミノーからスプーンまで幅広く使用する事ができます。

  想定されている 5-8g のルアーをメインに使用するなら、Hタイプの方がご希望のサクッとしたキャストフィールがかなうはず。是非一度お試しください。

Q5

  お盆休暇で宇土呂にカラフトマス釣りに出かけます。スティンガーLaxa Bolon-SLT-96H-Ti購入予定しておりましたが、昨日北海道サーフ-ピンクサーモンのビデオで貴殿の使用していた竿がlaxaBolon9fでした。

  私は長い竿が好きなんですが9fの利点、9.6の利点等を教えて頂いたら参考にしたいと思い質問コーナーを利用しました。04.08お盆休暇で宇土呂にカラフトマス釣りに出かけます。

  スティンガーLaxa Bolon-SLT-96H-Ti購入予定しておりましたが、昨日北海道サーフ-ピンクサーモンのビデオで貴殿の使用していた竿がlaxaBolon9fでした。私は長い竿が好きなんですが9fの利点、9.6の利点等を教えて頂いたら参考にしたいと思い質問コーナーを利用しました。お忙しい中大変恐縮ですがご返答戴ければ有り難いです。

  確かに、ラックスの9フィートと9フィート6インチとでは、キャストフィールも幾分違ってきます。やはり短い9フィートの方が振り抜けも軽く、取り回しが良い分だけミノーの操作性も長けていると いえます。

  私が番組の中でSLT-90H-Ti をメインに使用していたのもズバリそのためです。しかしながら、9フィート6インチという、いわば海での定番レングスは、サーフ、磯、テトラ場等、全てのシチュエー ションでアングラーに有利に働く、いわば"黄金レングス"。

  SLT-90H-Ti のミノーの軽快な操作性か、 万能なSLT-96H-Ti かはご自身の釣りのスタイルやメインフィールドに合わせてお選びください。

Q1

  前回1月に芦ノ湖で使用する竿として、TSS-72Ti/ SSS-72Si/SLT-77H-Tiのどれが良いかと言った素人丸出しの質問に丁寧に答えて頂きありがとうございました、結局バランス重視のTSS-72Tiにしたら大正解でした!

  今年3回目の芦ノ湖で人生初のブラウントラウトを獲ったのですが56p/4.5lb(ラパラロッキングウェイトで測定)も有り、ナイロン4lbを使用していたのですがこのサイズの魚とやりとりしても全くパワー負けしないどころか常に頭を押さえる事が出来て段違いのパワーを感じました、

  今後は芦ノ湖でスプーン用でSSS-72Si /SSS-77Si を考えているのですがレングスで迷っています、あとSSSをスプーンロッドとして使用するのは本来の使用用途ではないので良くないのでしょうか?

  私的にはスプーンロッドは柔らかい方が良いと思うのですが...良きアドバイスをお願いします。

  56cmもの見事なブラウン本当におめでとうございます。さて、お考えのように、芦ノ湖の場 合は止水域ということもあり、スプーンの使用には、私もやわらかめのトラウトロッドが向いているよう に思います。

  解禁当初こそ、7gスプーンでも当たり前のように釣れてしまう芦ノ湖ですが、シーズンが進むにつれて3gを中心としたマイクロスプーンも有効になってきます。また、マイクロスプーンを使用するには2〜3ポンドを基準としたライトラインが不可欠。

  そうなると7フィートクラスでもライトラインを安心して使用でき、尚且つマイクロスプーンのズバ抜けた飛距離をたたき出す、そう、言うまでもなくSSSが唯一無二の性能を発揮するのです。

  そもそも超軽量スリムミノーのキャスタビリティに特化した性能を有するSSSは、マイクロスプーンにも最適というワケです。72Si は、2.5〜5gスプーン。77Si は、3〜7gスプーンの相性が良いようです。

Q2

  ズバリ!迷ってます。SST82かTSS82どちらにするか。ミノーは5g〜8g程度でスプーンは5g〜18g。

  ラインは10ポンド。対象魚は湖・川のアメマス・レインボー(40〜70)・イトウ(80オーバー)。

  川ではフルキャストする事はあまりないですが、湖では当然距離も稼ぎたいし、非常に迷ってます。SSSでもいいのかなー。夜も寝れません。アドバイスをお願いします。

  迷った時はやはり、オールマイティを極めた歴史あるトラウトスティンガーをオススメするのが、いつもの私のアドバイスです。

  18gスプーンのフルキャスこそやや物足りなく感じるものの、それ以外はミノー・スプーンを問わず、まさにパーフェクトにこなします。

  しかし、たとえもう一方のSST-82Hを選んだとしても、ジックリ使い込んでもらえれば、それなりにオールマイティに使用でき、十分ポテンシャルを発揮する事でしょう。どのモデルも懐が深いのが細身肉厚設計によるボロンコンポジットの各スティンガーシリーズの良さです。

Q3

  こんにちは。先日、御社のTSS−77Tiを手に入れたのですが、振ってみると、継ぎ目の部分から、ピチピチと音がします。購入元に訊ねたのですが、実釣には問題ないとのことでしたが、気になります。

  実際にルアーを引いている時に、テンションがかかっていれば、音はしないのですが、本当に問題はないのでしょうか?

  話は変わるのですが、インレットでは、ラインは6ポンド、ルアー7gまでのダイバーミノーが引けかつ遠投性が良く、上流部では、3ポンド、ルアーは3g前後のフローティングかサスペンドが引けるロッドを探しています。

  SSSの68も気になりますが、ルアーは、MAX10gまでは必要ないのと、新製品ということで、サーフェーストウィッチャーの68が、ずばり良いかなと思うのですが、ただ、狙いはサツキではなく、スーパーヤマメなのですが、どうでしょうか。

  また、遠投性を考慮すれば、72と思いますが、上流部でも使用したいので、68にしようと思っています。西村様、どうか教えてください。

  ロッドが新品の場合、使い始めには僅かながら、各部からのキシミ音などが発生する事があります。

  これはロッドという、つまりはガイドやコルク、金具など様々な部品の集合体がルアーをキャストしサカナを取り込むという、本体の急激な曲がりを余儀なくされる釣り竿という極めて特殊な工業製品なので最初のうちは多少のキシミ音は避けられません。

  しかし、何度か使用し初期なじみが過ぎれば気にならない程度におさまるはずです。また、キシミ音などにロッドの強度面には何ら影響を及ぼす事もありませんのでご安心ください。

  さて、次にインレットと上流域の両方をこなすロッドのレングスは、やはり6'8"が良いと思います。サカナとのヤリトリやライトラインでのゲーム性を考えるならSSS-68Si 、一方、透明度の高いインレットでスレたトラウトに有効なハードトゥイッチングには最新のSTS-68Si が断然オススメです。

Q4

  こんにちわ初めまして、毎回スカパー拝見しております。しかし、西村さんのトイッチング感心いたします。

  私は一時間もトイッチングをやっていると首から肩・背中・腰とパンパンに張ってきてしまいます。西村さんは何か秘訣でもあるのでしょうか?それとも筋トレとかやっているのでしょうか。アドバイスをお願い致します。(使用ロッドSSS72si、SST77H)

  ズバリ、暇さえあれば筋トレを実施しています。もちろん毎日です。とは言ってもそんなに大袈裟なものではなく、電話中などにダンベルを上げ下げしているくらいでしょうか。

  そんな些細な事でも繰り返し続けていれば随分違うものです。それに私が日頃やっているトゥイッチングはそんなにチカラが必要なものではありません。最小限の手首の動きとチカラ加減で最大限の効果が得られるように、常にリズミカルなロッドワークを心掛けています。

  トゥイッチングを長時間続けるコツは、やはり自分に合ったトラウトロッド選ぶ事でしょう。一般にトゥイッチングに向いている"張り"のあるロッドよりも、むしろティップがしなやかでいて、尚且つ適度なバットパワーを兼ね備えた、つまりは粘り強く柔軟性の極立つロッドこそ最適だと考えます。

  又、ロッド設計を生業としている私にとって「トゥイッチングメソッド」その集大成といえるロッドこそ最新のサーフェイストゥイッチャーSTSシリーズなのです。

Q1

  はじめまして。現在SSS60siを渓流域や管理釣場で、SSS68siを遠征した時のロッドでと楽しくフィッシングライフを過ごしております。

  相談は、芦ノ湖での使用ロッドなんですが、過去に芦ノ湖ではボート釣りしかした事がなく、その時は持ってるロッドで楽しんでたのですが今年はボートに乗らず楽しもうかと思ってます。

  そこで、もう少し長いロッドの購入を考えています。候補としては、SSSシリーズの77か82なのですが高価な物ですので大河川(めったに行きませんが)でも遊べるロッドをと考えてます。

  他にもっとベストなロッドがありましたら教えて下さい。釣りのスタイルはゲーム性を重視してます。今、凄く悩んでます。良きアドバイスお願いします。又、77・82に合うリールはD社では何千番台がベストマッチでしょうか。 よろしくお願いします。

  長年ごく一部のエキスパート達の間でのみ親しまれてきた芦ノ湖ならではの、究極のトラウトゲームが存在します。2〜3g程度のスプーンを使用したマイクロスプーニングがそれです。

  芦ノ湖のスーパーレインボーは60cmを超える魚体でも、マイクロスプーンを積極的に追いかけ、否、むしろ大型ミノーやヘビィーウェイトスプーンよりも断然ヒット率が高いこともあるほどです。

  そして、そんな芦ノ湖のマイクロスプーニングにピッタリなロッドこそ、SSS-68Si といえるのです。もちろん、岸釣りでもラインさえマイクロスプーンに相応しい3LB以下にすれば68Si でも十分にロッド性能を発揮します。

  しかし、本格的な湖の立ち込みによるルアーフィッシングといえば本来は7フィート半ほどのレングスが王道ともいえます。特にSSS-77Si は湖でよく使用される7cm前後のスリムミノーや3〜7gのスプーンにベストマッチ。リールは2000番もしくは2500番までがロッドバランスを損なわずオススメです。

Q2

  SSS-72SIを購入する予定ですが、リールで迷っています。ダイワトーナメントエアリティの2000、2500どちらがベストマッチするか教えてください。

  SSS-72Si にバランス的に最適なリールは2000番で、やはりリールは軽ければ軽いほど軽 快さがウリのSSSならではのロッド性能が生きてきます。

  特にエアリティなどの史上最軽量ともいえる リールとなると、まさにSSSとの相性は抜群。これは、最新のサーフェイストゥイッチャーにも同じ事が 言えます。ところが、フィールドによっては、どうしてもロッドバランスを度外視してでも2500番くらいのサ イズが欲しくなる事もあります。

  例えば、流れの押しが強い本流でのハードトゥイッチ、またはSSSでも あえて6ポンド以上のラインを使用したビックワン狙いの時など・・・。したがって、私は2000番、2500番 両方を状況によって上手く使い分けています。

Q1

 スミスのBUNSUIREIからTSS-57 Tiに転向し使用しています。以前のロッドよりもミノーのトゥイッチがしやすくまた、強度もあるので自分的には満足しています。

 今年の釣行時,例年よりもヒット率が高くようやくミノーのトゥイッチが板についてきたかと思ったんですが,ヒットする回数が増えた以上にバラシが多くなりました。針やラインは以前と変わってないのですが,ロッドの違いであわせ方ややりとりの中で注意する点があれば教えてください。

 一般的にトゥイッチングがし易いという事は、当然ロッド全体の張りやトルクを上がっている という事です。しかし、TSSは特有の肉厚細身設計と計算されたベントによって40t 相当の弾性を有するボロンをコンポジットしながらも、できるだけ、しなやかさを損なわないようにつくられています。

 それでもバラシが増えたということは、ロッドそのものよりも、他の要因に目を向けては如何でしょうか。例えば、私がこのTSS-57Ti を使用する場合、ミノーのフックは全て、さらに細軸でフッキング率の良いものに交換してしまいます。

 又、ヒット時は、むやみにロッドをあおらないように細軸フックの貫通力を生かし、ほんの少し手首を返すだけといった具合で、サカナに違和感を与えないようにしてバラシを軽減しています。

 表層でのトゥイッチングの場合、トラウトがミノーにバイトし反転する様を確認できるので、そんな時はむしろ、ややロッドティップを送り込むぐらいのアワセも習得することができれば、バラシは、ほとんど無くなるにちがいありません。もちろんフックを交換するという事が前提になります。

Q2

 現在シーバスロッドで貴社の製品を使っております。今シーズンからトラウトをレイクと本流で本格的にやろうと思っております。

 SLTの77と82で迷っております。西村さん的にはどのように使い分けているんですか?参考に聞かせてください!去年まではSPS-862で釣っていました。

 77と82とでは、レングス的には一見、僅かなようでいても、特にミノーイングをやり込めば 込むほどに実際そのフィーリングの差は大きいものです。

 もちろん、設計する際もシリーズとしてアク ションに差は生じないように万全を期してはいますが、やはり長さの差による使い勝手の得意分野みた いなものが生じてしまうのは事実です。

 総体的には、ミノーの操作性で77、一方オールマイティな82と いったところでしょうか。ちなみに、UFMでは8'2"は伝統的なレングスということもあり、各シリーズ全てのモデルの中でイチバン人気となっているようです。

 一方、真のミノーフリーク達は、皆7'7"にこだわりを持っていてその選択に迷いはありません。但し、性能差は無いに等しいくらいですから、最終的にはご自身の好みで決めてもらって使い込んでもらえれば、そのうち愛着もわき、どちらを選んでも後悔は絶対にありえないでしょう。

Q3

 いつも御社の製品にはお世話になっております。現在SSS77.82 SST77.82でサクラマスを楽しんでおります。

 今シーズンからシンキングのディープミノーを使用し、クロスやダウンのジャーキングで狙ってみたいと思っています。そこで今シーズンに、SST86 SLT86 SLT90の中から一本購入しようと思っています。アドバイスを宜しくお願い致します。

 シンキングのディープミノー、しかもジャーキングとなると、やはりビックトラウト、サーモン用 としてのトルクを兼ね備えたスティンガーラックスの方が操作性は楽です。

 しかし、クイ込みやランディ ングなども考慮し、今もって国内におけるサクラマス御用達とうたわれるディープ(SST)の方がやはりトータル面ではだんぜん勝ります。

 現在SST-82Hをご愛用とのことですから、それと比較するとSST-86Hは、バットパワーが10%ほど増し、SLT-86H(ラックス)はSST-86H(ディープ)に比べ全体的にさらに15〜20%ほど張りが増します。これらのデータを踏まえてもらって自分に合った1本を選んでいただきたいものです。

Q4

 現在、TSS-88を使用していますが本流でのサクラマスを流れの早い場所でファイトをするとバットの部分に物足りなさ力不足を感じます。

 そこでスティンガーLaxa 9フィートの購入を考えているのですがTSS-88とはどの辺が違いますか。

 私的には、TSS-88のバットパワーは国内のサクラマスには必要にして十分すぎるくらいの レベルだと思います。

 もし、ラックスにしてしまうと確かにバットパワーは2〜3割はUPしますが、その分、クイ込みやTSSならではのロッドそのものの粘りが少し失われてしまうことになるでしょう。

 この点を踏まえ、私のオススメは長さ的にもスティンガーディープのSST-86Hです。

 TSSと同等のクイ込みと 粘りを持ち合わせながらもバットのトルクが格段にUPしているため、流れの中でのランディング性能は もちろん、そのネーミングの由来となったディープダイビングミノーにも最適です。是非お試しいただき たいものです。

Q5

 はじめまして。いつもTroutist Dreamを拝見させて頂いております。私は北海道でビッグトラウトを求め、かなりの広範囲で行動しています。

 道東河川のアメマスにはSSS-72を使い、秋の白鮭にはTSS-77を使用しております。どちらも充分に機能を発揮するロッドで、『さすがUFMだな。』と思わされております。

 私達は仲間で年に1回道北にイトウを狙いに釣行を続けておりますが、そこで毎年思っている事が、8〜9フィートクラスのロッドで長時間のトゥイッチが苦にならないロッドを探し求めております。

 西村様はシルバーサーモンをSSS-72で何度もキャッチしておりますが、イトウはどうでしょうか?川の規模は河口域なので100m弱はあります。しかしヒットポイントが割りと手前なのでロングキャストの必要性はあまり重視しておりません。

 昨年の私共の釣果は最大で90cmでした。私自身はスティンガーラックス82のパワーとティップのしなやかさも魅力ですが、SSS-82でより繊細な釣りを考えております。 西村様ならどのロッドを選択しますか?そして、いずれイトウの番組も作って頂けると感激です。

 いつもUFMの「トラウティスト・ドリーム」をご覧いただき誠にありがとうございます。さて、早速ご質問についてお答え致します。

 すでに、しなやかさを極めたSSS-72をご愛用いただいているという 事ですから、突然2ランク、否、3ランクもパワーが増してしまうラックスだと逆にトッイッチングが辛いも のになるおそれがあります。

 たとえしなやかなSSSでも苦手とされるフッキングやミノーへのアクションづけさえ、釣り人側が上手くカバーしてやれば、それがベストなのです。やはりトラウトロッドはしなやかであればあるほど、大物を釣り上げた時の達成感は高く、それが崇高なるトラウトゲーム本来のあり方だというのが私の考えです。

 その答えこそ、私が自ら設計したスーパースティンガーの理念に他ありません。SLT-82H-Ti は確かにアングラーに大きなアドバンテージを与えてくれますがSSS-82が気になるのでしたなら、むしろ使い手を選ぶ分、是非ともそのロッドにチャレンジしていただきたいものです。

Q6

 こんにちは。私はウエダのロッドGS-832、902H他、渓流用、シーバス用と多数所有し、釣り場によって使い分けています。

 私がよく行く赤川で50オーバーのサクラをGSで何尾も釣り上げているのでそのポテンシャルはわかります今回GSを10年以上使用してきたので解禁前にSST82を購入しようと考えています。

 理由はルアーのレンジが広いからですがサクラ狙いの時5〜20グラムを使用して832、902Hを使い分けています。SSTの場合5〜23グラムの設定ですので私の使用する範囲ではオールマイティと考えてよろしいのでしょうか、それからSSTで中禅寺湖のモンスターブラウン レイクにも挑戦しようと考えています。

 私の国内における、最も使用度の高いサクラマスロッドはズバリ、SST-82Hです。

 理由は GSのHタイプよりもティップクイ込みが良く、反面GSよりもパワーとトルクが数段上でしかも粘り強い、 まさにパーフェクトといえるロッドだからです。

 但し、GSのスタンダードタイプ(柔らかい方)がお好きな ら、SSTよりも若干しなやかめなTSS-82Ti が良いでしょう。どちらも中禅寺湖のブラウンやレイクと十 分にわたりあえるポテンシャルを秘めています。

Q7

 以前ストリームトゥイッチャーの件で質問し、丁寧な回答をいただきました。ありがとうございました。

 先日、釣具店にて貴社のスティンガーラックス7ft7inを手にする機会がありました。そのシャキッとしたブランクが大変気に入りました。ラックスのようなフィーリングの渓流用ミノーイングロッド(5ft〜5ft6in)があったらと思うのですが、貴社の今後の渓流用ロッドの方向性について教えていただければ幸いです。

 また、渓流のミノーイングでは、魚を視認することは重要だと思うのですが、西村氏が偏光グラスに求める性能とはどのようなものかご教示いただければ幸いです。

 釣りビジョンのトラウテイストドリームをご覧になっている方はご存知だと思いますが、個人的にも偏光グラスは重視していて、天候やフィールドによってのケースバイケースで様々な特性を持つのを愛用しています。

 特に私の場合、トラウトを視認して狙い打ちするサイトフィッシングが大好きなの で、一度の釣行に3〜4つくらいは持参しています。今後、何らかの機会があれば専門誌等にその使い 分けを紹介させていただこうかなとも考えています。

 尚、渓流ミノーイングロッドのニューモデルは数年前から開発中ではありますが、どちらかというと、現代の超高性能をミノープラグの使用を前提にしたティップが極繊細なものを考えています。

Q1

 札幌在中の者です。スティンガーラックスの購入を考えていますが札幌の有名釣り具に行っても展示がありません。

 購入するのには、やはり手にとってからでないと・・札幌で展示している釣り具はありますか、或いは手に入れる方法はありますか。

 スティンガーラックスは、現在最も入手が困難なAAAグレードコルクをグリップに使用し、その上こだわりのナローなグリップシェイプの為、グリップだけで工程に通常の数倍の時間と労力を要します。

 又、ブランクそのものも独自の強制圧縮製法により非常に手間がかかります。したがって生産量は極めて少なく、どこのお店でも展示してあり実際に振ってもらえるくらい多く生産するのは物理的にも不可能なのです。

 今後も生産量が減ることはあっても増える事はまずあり得ませんので、誠にお手数ではありますが、UFMのホームページに掲載されている最寄りの正規お取扱店に事前に在庫を確認してもらうしかありません。

 もしくは代理店へご予約いただければ2〜3ヶ月くらいで手に入れていただけるはずです。

Q2

 はじめまして。来シーズンから本流での釣りを始めるために、 御社のSSS-77Si を購入したのですが、この竿で軽快に15gのミノーを引くことは可能でしょうか?

 あのテーパーから見て、15gのミノーが投げられるだけで、重厚な流れの中を引くことはキツイと思うのですがどうなんでしょうか。さすがに15gのディープダイバーやスプーンが、引けないことは分かるのですが。

 15gというと、SSS-77Si では、ルアーウェイト設定のマックスウェイトにあたります。したがって、何とかキャストはできるものの、SSS特有のしなやかさゆえ、軽快なロッドワークとなると難しいかもしれません。

 但し、湖などの止水域でリトリープするぐらいなら可能です。そもそもSSSシリーズは7'7"クラスのロングレングスでも軽量スリムミノーがストレスなくロングキャストでき、又、ロッドを目一杯曲げた状態でも3LBラインで平気なのがSSS-72Si の究極のミノーイングロッドたるゆえんなのです。

Q3

 TSS-92・SSS-64を愛用させていただいております。次は、SLT-86H-TiかSLT-90H-Tiを購入予定です。このロッドにベストマッチするリールサイズを教えて下さい。

 (シマノ ステラ) FW3000S・FW4000S・AR3000
 (対象魚はイトウ・アメマスです。)

 いくら、イトウやアメマス狙いといっても、シマノ製のスピニングリールの場合、4000番になるとどうしてもサーモンロッドのSLTでさえアンバランスになってしまいます。

 3000番クラスで十分だと思い ます。

Q4

 昨年はSSS−72Si でサツキマスと沢山の良い出会いが出来ました。その時、通常のミノーでは飛び出してしまうような重く早い流れの中でのディープダイビングミノーの必要性も実感させられました。

 そのような流れの中ではどうしてもSSSでは力不足のように思い、来年はディープ専用のロッドの購入を考えており、SST−77Hを候補に考えております。ただ、7cmのディープ又はミディアムデープオンリーでの使用ではオーバースペックでは?と思っております。

 わたしの良く行くフィールドではレングスも70もしくは72であればほぼ問題無く使用出来、少し長い様感じられます。そうなると、TSS−72TIも候補に上がってくるのですが、SSTには77以下のレングスが無いのは、TSS又はSSSで充分対応できるからなのでしょうか?

 私としては72があればよいのにと思うのですがそのような構想は今の所ないのでしょうか?7cmのディープ又はミディアムデープの使用をメインで考えると西村さんはどれがベストだと思われますか?

 ご愛用のSSS-72Si とTSS-72Ti は想像されている以上にそのパワーが異なり、SSSのし なやかさに慣れてしまうとTSSはサツキマスの引きでさえ、ややオーバースペックに感じてしまうかもしれません。

 したがって、TSS-72Ti よりもさらに20%以上パワーUPしたSST-77Hだと、確かにより一層ディープダイピングミノーが扱い易いかわりに、40cm以下だとサツキマスがあまりにもカンタンに釣れ上がってしまい、ミノーイングゲームの根本ともいえるトラウトとの神聖なるゲーム性をも損ないかねません。

 したがって、ターゲットの大きさを考慮しつつ、ディープダイピングミノーの流れの中での抵抗や操作性もギリギリ損なわないロッドはレングス的にも設計者の立場としては、TSS-72Ti がバランス的にもベストといえます。

 但し、一方では現にサツキ狙いでSST-77Hを使用し、ディープミノーを駆使し、サツキを数多く釣り上げているという報告もあり、「とにかく釣る」という点にこだわるなら、SSTもアリかもしれません。ロッド選びは、最終的には好みで個人個人の釣りに対する考え方や価値観で決めた方が良いでしょう。

Q5

 西村さんこんにちは。毎回トラウティストドリームを楽しみに拝見させていただいてます。西村さんのミノーイングゲームに魅せれて、私もミノーイングにハマッてしまいました!そして、憧れのウエダのロッドTSS92Ti を購入しました。

 私は、北海道の尻別川をメインにほぼ毎日釣りをしてます。ターゲットは60オーバーのニジマス、アメマスなどです。尻別川は川幅も広く流れも非常に重く分厚いです。そのためウェーディングも厳しく、岸からのキャスティングになるため、長めのロッドでパワフルなTSS92Ti を購入いたしました。

 そこで西村さんに質問なのですが、このロッドに合わせて新しいリールを購入したいのです。私は#3000クラスをつけたいのですが、最近のS社の#3000などはかなり小さいサイズになっています。しかも西村さんもD社の#2500の小さいボディーサイズをご使用なさっています。

 TSS92Ti の長さで小さいボディーの#3000でもよいものでしょうか?ニジマスなども流れにのりかなりのパワーです。大きいサイズの#3000がよいでしょうか?シロウトの私は見た目の大きさが丁度よい大きめのサイズかなと思っていますが、回りの知人は小さくてもよいのではとの意見です。どうかシロウトの私に西村さんのアドバイスをよろしくお願いいたします。

 TSS-92Ti は、その長さのわりには軽量で、むしろTSSならではの繊細な釣りも得意として いるモデルです。

 したがってS社なら、ロッドとのバランスを考えると3000番で十分だと思われます。ちなみに私なら迷わずエアリティ2500番を装着するでしょう。

Q1

 こんにちは。いつもトラウティスト・ドリームを楽しみに見ています。フライからルアーに転向しすっかりウエダさんのロッドにハマってしまいSST-82-H・TSS-68Ti を購入しボロンのパワーで楽しんでいます。

 最近はエリアフィッシングにも出かけていますがTSS-68Ti ではマイクロスプーンをキャストするには無理がありSSS-60Si の購入を検討しています。推奨ラインが1-2lbとありますが3-4lbでは、無論キャスタビリティにも影響が出るでしょうし万が一の場合やはりロッドに無理がかかってしまうのでしょうか?

 また50〜60cmクラスのレインボーとのやり取りには無理がありますか?因みにリールはステラFW2000Sを使用しています。アドバイスをお願い致します。

 早速、SST-82HとTSS-68Ti のご購入誠にありがとうございます。北海道という日本屈指の トラウトフィールドにおいては2本とも無くてはならないベストなチョイスだと思います。そしてさらに、究極のトラウトスピンSSS-60Si をお考えとは、失礼ながら良い意味で相当な「ロッドマニア」かとお見受け致しました。

 さて、懸念視されているSSS-60Si の強度面についてですが、このQ&Aで何度も言うように要は個人個人の使い方次第といえます。確かにSSS-60Si はスティンガーシリーズ全機種の中で最も繊細でデリケートなつくりをしています。

 しかし、その分単なるエリア用としてオススメというだけでは留まらず、コンペティション用いわゆる数釣りとしても高性能を発揮します。実際、全国のエリアフィッシングで現在活躍中で、当然50cmや60cmクラスでさえ数多く釣り上げられています。

 しかしエリアフィッシングの場合、サカナがいくらでも釣れる(最近はそうもいかないみたいですが)状況下では、どうしてもロッドの取扱いがおざなりになりがちです。よく見かけますが、ランディング時に足元で暴れる魚体にティップが引っ張られ、逆バット部は完全に立ててほっている状態。

 つまりロッド全体がUの字に極端な曲がりをしてしまっている様子ですが、これが最もロッドに良くありません。しゃがんでハリをはずす時には必ずバット部を水面と平行にスライドさせるようにしてサカナとの角度を90°くらいに保って ロッド曲がりに気を遣ってさえすれば3lbや4lbでもロッドの耐性は十分維持されるはずです。

 しかし、1lbや2lbでも絶対にラインブレイクしないのがSSS-60Si の持ち前のしなやかさなのですから、4lbは必要ないと思うのですが・・・。まあ、この究極のトラウトスピン、SSS-60Si の凄さを是非一度体感していただきたいものです。

Q2

 2月に質問させてもらいました。海アメについてですが、凪の日はSPS-962SS-Ti を愛用してます。ルアーは18-28gのメタルか12-20gのミノーです。もう少し対応ウェイトの重いロッドが欲しいこの頃です。

 自分なりに考えているのはSPS-102SS-Ti かSLT-96H-Ti です。たまにSST-86Hも使いますがレングスの関係でまれです。食い込みと粘りのSPS,パワーとキレのSLTかな、なんて考えてます。アドバイス御願いします。

 仰るように、「食い込みと粘りのSPS、パワーとキレのSLT」というのはまさにその通りで、 同レングスの9'6で比較すると海アメ専用設計のSLTの方が、しなやかさを維持した最も細いブランクながらキャスティング時のキレ味が上回ります。

 しかし候補に上がっている102SS-Ti は、ご愛用の962SS-Ti の食い込みと粘りを継承しながらもトルクが増し、ディスタンス性能がグンとUPしている、まさに海アメ狙いには本当にバランスの良い逸品です。どちらも甲乙つけがたく迷われるというのも、よく解かります。

Q3

 現在使用しているTSS-82Ti で湖メインの釣りをしていて凄く満足しています。しかしUFMファンならやはりSSSが凄く気になります。

 SSS-82Si で9・5cmのフローティングミノー及びバルサ製の11cmと13cmの使用は問題は無いでしょうか?問題無いなら即購入したいです。

 SSS-82Si は、カンタンにそのアクションを説明すると、TSS-82Ti のバットパワーはそのま まにティップをより繊細にした感じでしょうか。したがって、特に軽量バルサ製のミノーの軽快なキャスタ ビリティとディスタンス性能にはズバ抜けた威力を発揮します。

 たぶん、一投しただけでSSS-82Si の キャスティング性能に驚かれるにちがいありません。但し、SSS-82Si はティップが繊細な分、ティップ の張りを利用したミノーのトゥイッチングやアクション付けには多少慣れが必要になります。

 むしろ一般 的に湖のミノーイングは、TSS-82Ti の方がミノーの操作性を考慮すると総合的に扱い易いのかもしれ ません。そのかわりSSS-82Si を使い込なす事ができれば、これまでのミノーイングがさらに前進し、自身のスキルUPにもつながる事でしょう。

Q4

 こんにちわ。私は10年程前まで湖でのミノーイングを楽しんでいましたが、転職や結婚、子育てなどで釣りをお休みしていました。最近時間にも余裕が持てるようになり、この秋から釣りを再開しようと思っていました。

 だんだんと水温も下がり始めてきたので奥多摩湖にわずかな願いをかけ春まで通おうと意気込んでいたら一昨日右手首を骨折してしまい、どうやら春まではおあずけのようです。トホホ,,,

 さて質問ですが20年位前グリグリメソッドが流行った頃売られていたグリグリナナハンというロッドですが現在入手可能ですか?またこのロッドの特徴などを教えてください。今まではGS‐762Hを使用していました。

 GG-750H、通称"グリグリナナハン"は今でも当時のそのままの姿で芦ノ湖のプロショップ ノザキのみで購入可能です。

 しかし、ご愛用のGS-762Hの倍近くあるこだわりのカタさと重さで、使いこなすには、かなりの覚悟を要します。無論、痛めている手首には最悪です。現在、10年前に比べてロッドやリール、ミノープラグでさえも大幅に進化しています。

 もし、定番といわれたGG-750H&カージナル4にラパラ・F-13(黒金)にこだわりがなければ、UFMのボロンロッド、TSS-77Ti もしくはTSS-77Ti よりもやや強いSST-77Hをオススメします。GS-762Hも扱い易く十年分以上の性能進化のほどを体感していただける事をお約束します。

Q5

 こんにちは。現在、御社のトラウトロッドについて購入を考えています。しかし、なかなかショップで振り比べることができないため教えていただきたいのですがよろしくお願いします。

 メインのフィールドは新潟県の銀山湖、魚野川なのですが、今まで10年くらい使っていたULのロッドが破損したため新しい1本を考えています。具体的には、以前に知人から振らせてもらったストリームスピンの感触がとてもよかったのでストリームスピンを第一候補に考えています。

 そこで、カタログに記載してあるチタンフレームのオプションのことですが、ゴールドサーメットとチタンフレームではロッドにした際にどのような違いが出てくるのでしょうか?又、現在ストリームスピンのほかにもトラウトスティンガー、スーパースティンガーとさらに上級機種もあり選択に迷っていますが、まだ、手にしたことが無いためその感触が分かりません。

 これらの上級機種についてストリームスピンとの感触やコンセプトの違いなどについて簡単に説明いただければありがたいです。何分にも地方に住んでいる関係で御社のロッドをショップで振り比べることができないためどうかよろしくお願いします。

 第一候補に上がっているストリームスピンは、UL(ウルトラライト)クラスのロッドとしてはUFMの全てのトラウトロッド群を比較しても唯一無二の最高峰の性能を誇ります。

 60cmクラスでも強引 なファイトが可能なトルクフルなボロンコンポジットによるバット。一方、エリアフィッシングにおけるコン ベティションロッドとしても通用する繊細なティップ。又、メインフィールドが大型トラウトが狙える銀山湖や魚野川という事ですから、そのポテンシャルの高さゆえSS-62EXLがULロッドの中では良いでしょう。

 次にチタンフレームSiCにした場合、ガイドそのものの口径や種類も軽いものにしているので、やはりブランクの振り抜けは幾分軽快になります。しかし、基本性能そのものは変わりません。スティンガー系との最も大きな違いは、スティンガー独自のグリップ型状にあります。

 特に本流の釣りでは握り易さが釣りそのものをアシストし、6'8"以上のロングレングスを使用する場合は、スティンガーならではの一体式のグリップが意外に威力を発揮します。反面、TS&SSの昔ながらの細身なスクリューグリップも、これはこれでベテラン達に人気が高く、シングルハンドキャストを多用する渓流にはうってつけです。

 尚、最新モデルが最高性能を有するという事はなく、それぞれが個々の持ち味を発揮するように設計されています。UFMのホームページ上に明記してあるコンセプトをよく読んでもらえれば、どのロッドを選ぶかべきか見えてくると思います。

Q1

 今年からトラウトを始めまして最初渓流域でSSS-60Si から始まり本流のスーパーヤマメでSSSの72Si、77Si で楽しんでます。来年からサクラマスに挑む事を決めてロッド選びたいのですが、8.6FT前後で推奨するロッドを教えてください。

 自分はミノーにこだわりたく、スプーンは使いません。トラウトはまだ初心者なのでサクラに対するアドバイスも宜しければお願いします。

 スティンガーシリーズは、SSS→TSS→SST→SLTと徐々にパワーが上がっていきます。ご愛用のロッドがSSSということですから、そのシリーズに近いパワーのものがサクラ用としても無難な のかもしれません。

 又、強いて言うなら、現在使用されているSSS-77でも技量次第で何とかなるものです。まずはSSS-77で実際にサクラ狙いで使いたいミノーを試してみて、もう少し(15%くらい)パワーが必要なら、SSS-82Si 。

 さらに使用感の"張り"を求めるなら、TSS-77Ti や82Ti がスタンダードとしてオススメです。ちなみに実際のフィールドで一般アングラーの評価としてはSST-82Hがサクラマスのオールマイティ(ディープミノーも引けるため)として今のところ最も人気が高いようです。

Q2

 西村さんこんにちは。毎月Q&A楽しく読んでます。 質問です、私はSSS-64とBS-56で管理釣り場の鱒釣りを楽しんでます。

 SSS-64をプラグ、BS-56をスプーンそれぞれ専用にしてたのしんでおります。そんな中、最近ブラウニーやムラセミノーの9−13CMなどのバルサ製の大型ミノーなどでいわゆるグリグリメソッドとかジャーキングなどでのミノーイングで楽しく挑戦してます。

 そうなると流石にSSS-64ではしっくりこなくグリグリ専用のロッドを一本探してます。SSS72-Si 、SSS-77Si どちらかを候補に考えているのですがどれが良いでしょうか?

 ラインはゲームの4lb、6lbあたりを飛距離の面からも使いたいとおもってます。一応TSS72-Si も候補かなとも思うのですが止水の管理釣り場にはオーバーパワーかなと思い候補からはずしています。アドバイスをお願いします。

 私も経験上、エリアフィッシングのグリグリメソッドの効果のほどは十分に承知しています。 特に大型トラウト1本に狙いを絞った時には、これほどスリリングで達成感のある釣り方はありません。

  リーリングのストップ&ゴーのみでミノーにアクションを与えるグリグリメソッドを完璧にこなすには、ティ ップ先端の適度な張りが有効で、ムラセミノーの9〜13cmを想定すると、やはりTSS-68Ti 〜72Ti あたりが適していると思われます。

 しかし、確かにエリアフィッシングではオーバーパワーになるかもしれません。もしくは、しなやかなSSS-72Si にこだわるなら、リールをハイスピードリーリングが可能なエアリティの#2500クラスなどのやや大きめのものにすれば、ロッドのしなやかさをリーリングスピードで補う事ができ、ミノーにトリッキーなアクションを与える事ができます。

Q3

 今シーズンより御社のTSS57Ti を購入し、アマゴ主体のルアーフィッシングに使用しております。昨シーズンまではA社のSシリーズを使用しておりました。

 しかし、TSSにしてからというもの、ヒット後の魚とのやり取り、ライン切れなど考えられない美しいまでのロッドの曲がり、コルクグリップの品質の良さなど、どれをとっても以前のロッドとは比較にもならないほどの、満足感を覚えております。

 ただ1つだけ困っているのが、TSS57Ti を使用してからというもの、ヒット直後のバラシがやや増加したことです。以前、西村様もTSSやSSSシリーズのアワセの難しさをおっしゃっていたような記憶がありますが、なにか、アワセや、やり取りのコツのようなものがありましたらご教示ください。

 参考までに、ラインはスーパートラウトアドバンス4ポンド、ルアーは55mmクラスのシャローフローティングミノーを、ほぼすべてのフィールド(渓流域がほとんど)で使用しております。

 また、私は使用ルアーの殆どのカラーが、ワカサギ等のシルバーナチュラル系ですが、西村様のルアーカラーに対するこだわりがありましたら併せてお聞かせください。

 バラシがヒット直後ということから、まずはミノーのフックを確実にフトコロまで貫通できる細軸のものに交換すべきかもしれません。

 次にフックは完璧で、キチンとフッキングしていたとしても、ロッドを立て気味にあおってしまうと、サカナは違和感をおぼえ、どうしてもヒット直後に反転やジャンプを繰 り返してしまいます。

 それを防ぐには、フックUP直後のサカナの動きを予想し、ロッドを寝かしたり、時には送り込むぐらいのいわゆる"ロッドさばき"が不可欠です。それと、私もナチュラル系のカラーは好きで、オールマイティによく使用します。

 しかし長年の経験から、いわゆる"水の色"によっては、腹赤やゴールド、ゴーストカラー、時にはチャート系など状況によって使い分けるようにしています。

Q4

 今秋、SST−86Hを購入致しました。そこで質問なのですが、湿原河川では水面から釣り座まで1m前後の落差がありますが、大型アメマスを抜きあげる事は可能でしょうか?

 グリップからバットを水平に保ち左手をバットに添えてロッドの曲がりを90度にした状態で上にあげるようにするのですが・・・破損してからでは遅いのでロッドの限界を知りたいと思います。宜しくお願いいたします。

 基本的にサカナの抜き上げはロッドに少なからずダメージを与えてしまうものとお考えくださ い。まあ、耐久性のあるSST-86Hは、そうカンタンには折れる事はないですが。

 長い目で見ると、ガイド やブランクそのものの寿命は確実に短くなります。ロッドの限界というのはあくまでもアングラー自身の 使い方次第なのです。

 長年、大型魚を数多く釣り上げているにも関わらず、ロッドを美しい状態で保ち 続けている方もいれば反面、半年も満たないうちに外観はボロボロ、最悪の場合、ロッド破損を多発し ている人も現に存在します。

 一流のアングラーとは、サカナをより多く釣り上げる事だけではなく、それ よりも常日頃から道具の扱い方が丁寧な人物だと私は考えています。

Q5

 ホームページよく拝見させて頂いています。今年SST77を使用してサツキマスに挑戦しました。とても良いロッドだと感じ2本目が欲しくなりました。今回欲しいのは、尺アマゴ・尺岩魚対象用です。

 また遠投のできるロッドが希望です。SSS72かなと思っておりますが、ミノーイング専用だし7センチクラスのディープミノー(潜行深度1.0から1.5)のミノーのジャーキングには腰が弱いのではないのかな?と思っております。

 またフッキング時、合わせが苦手な私はTSS68もしくは来期のニューロッドのほうが良いのではと思っておりますが、新しいロッドなどのコンセプト、特徴なども含めてお答え頂けたらとても良いのですがお教えください。

 現在鋭意開発中の新たなトラウトロッドは、まさに本流のサツキマスや大型ヤマメをメインターゲットとしています。しかも本流の中でも特に流れが速く重厚なフィールドでテストを重ねてきました。

 但し、使用するミノーはあくまでもシャローランニングタイプやリップレスタイプを用いたトゥイッチン グメソッドが主でディープミノーはメインとせず、サブ的に使用できるものとお考えください。

 もし、ディープミノーをメインに使用するならやはり、スティンガーディープや少なくとも、TSS-68Ti 、72Ti などの方がトルクフルで扱い易いはずです。

 ニューロッドに関しては、そのフィールドテストの模様を随時釣りビジョンの「トラウティストドリーム」にて公開していきます。近々にも番組内にて最新プロトが登場する予定なので、どうかご期待ください。

Q6

 初めまして。北海道在住です。サケ、カラフトマスを中心に河口及びその周辺の砂浜、テトラ、岩場等で使用しています。個人的には、細く、柔らかい胴調子の竿が好みです。

 10g〜14gを中心に7g〜18g迄のスプーンで、サケには3号に5号のリーダーを3ヒロ、カラフトマスには2.5号に3.5〜4号のリーダを3ヒロ、全てナイロンでシングルのオルブライト結束です。特にSSS-82を愛用しております。

 距離を飛ばしたい場合には10g〜13g、18gを使用する時にはゆったりと投げております。トラウト関係を中心に目を通したところ、私には西村さんが勧めている竿が全体的にオーバースペックに思えるのです。

 さすがに80を超えるサケにSSSではパワー不足を感じますが何とかあがります。個人的にはこの位がカラフトにはちょうど良く、おもしろいように思えます。想像では80を超える魚には、ラックスの8.6以上、又はシーバス用を勧めることと思いますが。私のスタイルに対し西村さんのコメントを是非お願いします。

質問1
90p近く又は超える大型魚を、繊細なSSSで使用し続けると、無理がかかり弊害が生じるでしょうか?ヘタりやすくなる、カーボン繊維が切れる(引きちぎれる)、反発力が弱くなる。等々 ※今までに魚を掛けて竿を折ったことはありません。

質問2
北海道での海アメマスに関してですが、28gのジグを振る場合は、ラックス96(上限30g)でかなり思い切り振り続けても問題はないのでしょうか?ステラ4000に、2.5号、リーダー4号3ヒロ(いずれもナイロン)若しくはPE1〜1.3号リーダー4号です。

 貴重なご意見ありがとうございます。ご指摘のように私がデザインするトラウトロッドは、しなやか目なロッドが好みな方には多少オーバースペックに感じるかもしれません。

 しかし、ほとんどのア ングラーがスティンガーシリーズ最強のラックスでさえ、ルアーウェイトに比べてややしなやかめだと感じているのも事実です。又、SSSシリーズを発売した当初、あまりの繊細さに使い込なせないアングラーも続出したほど。

 だからこそ、TSS、SST、SLTとパワーに応じてシリーズ分けし、自分に合った最 適な1本を選んでもらえるようにしているのです。但し、スティンガーシリーズ全てに言える事は、肉厚 細身設計&ボロンコンポジットにより、それぞれのポテンシャルが非常に高いと言う事です。

 例えば、 SSS-68Si で70cmクラスのサクラを取り込むことができます。かたや一見物凄くカタそうなSLT-86H-Ti でも3〜5g程度の軽量ミノーをキチンとキャストできるのです。

 個人的にも大型が狙える海外釣行には必ずSSS-68前後を持って行き、その限界を試したりもしています。しかし、ロッドそのものが折れたりヘタったりした事は一度もありません。

 一般的にはこんな柔らかいロッドでサーモンを強引に寄せるような使い方はあまりオススメできませんが、要は釣り竿というものは、アングラーの使い方次第なのです。

 全てのスティンガーシリーズはどんなにハイレベルなアングラーの要求にも応えられるように設計しています。但し、それはフルキャストできるという事ではなく適度なチカラ加減でコンスタントな飛距離が稼げることを意味します。

Q7

 はじめまして 今SSS-68Siに3LBラインで小河川で主にやっています。使用ルア−はツインクルTWS.TWSD-60が多いです。

 今後本流などの流れの重圧な所で大物(30〜50cm)をねらいたいのですがラインが心配なので4LBに変えようと思っています。

 但し4LBにするとルア−の飛距離が落ちそうな気がしますが、SSS-68Siに4LBラインで3.0g前後の軽量ミノ−を今までどおりキャスト出来るかどうかおしえて頂けませんか?

 SSS-68Si を使用する場合、本当は3LB以下がマッチするのですが、40cm以上の大型トラウト狙いには、時には私も4LBラインを使用する事があります。

 しかし、やはり飛距離や使用感はやや 低下してしまうのは否めません。ちなみにTWS-60は微妙なレベルですが、TWSD-60や特に軽量フ ローティングタイプのミノーには、てきめんです。

 50cmオーバーと対峙しても68Si のロッドパワーに関しては何ら問題ないので、もしもの時の為に、多少の使い勝手の低下は目をつぶり太めのラインを使用するか、もしくは同じポンド数でもバリバススーパートラウトのような細めのラインを選ぶことでしょう。

Q1

 以前から貴社の製品に興味がありましたがまだ使った事がありません。本流部で40cmをこえるイワナ等(アメマス)がヒットした時、十分なあわせが入らずフッキングまで至らないという事があります。

 ラインを伸びないものにするとかの対処法法もあるとおもいますが、ロッドのパワー自体にも問題があると考えるようになりました。そこでTSシリーズの購入を考えています。しかし残念ながら店頭に無い場合が多く実際に振って確かめることができません。

 そこで6.2と5.6の違いを教えて下さい。今使用しているのはスミスのマジカルトラウト60SLで主に5〜7cmのシャロー、ディープミノーを使用しています。リールはダイワの#2000クラスを使用しています。

 ストリームトゥイッチャー、TSシリーズのバットパワーには定評があり、何よりも、このクラス としては人気のTSSやSSS以上にボロン繊維そのものが比較的多めにコンポジットされています。

 ですから、フッキングにおけるパワー不足はまず感じないはずです。但し、ティップ先端力は、ある程度クイ込みがスムーズになるように繊細につくられています。やはり最終的には、いくらバットパワーに定評があるTSといえどもミノーにあらかじめ装着されているフックを、もっと刺さりが良いものや、細軸なものに変更してやるとより一層フッキング率が高まるはずです。

 尚、6'2"と5'6"のアクションの差はありませんが設計上、長い方がバットパワーが増しています。渓流域の5'6"、本流域の6'2"と考えても良いかもしれません。

Q2

 はじめまして。昨年、貴社に問い合わせたところ、今年TSシリーズがフルモデルチェンジするとの回答を頂きました。現在どのような方向で計画が進んでいるのか、教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

 TSシリーズはその完成度が高く、現段階ではブランクそのものは、さらに手を入れる必要はないと考えています。

 そのかわりオプションとしてスタートしたチタンSiC化は、ティップセクションのガイド口径を見直し、もう1口径小さくしているのでチタンそのものの軽さとあいまって、TSならではのシャープさが、より一層際立っています。是非一度お試し下さい。

 それから、現在TSシリーズの流れを汲んだ本流ロッドをテスト中です。釣りビジョンで放映中の「トラウティスト・ドリーム」にて随時そのニューロッドの開発の進み具合を垣間見る事ができます。

Q3

 SSS-68Siを購入しようと思っています。ルアーウエイトが2〜10gですので一般的にいわれているライトアクションクラスのロッドかと思っていますが、使用ラインが2〜4ポンドとなっていますが、5ポンドや6ポンドのナイロンラインを使用した場合、なんらかの支障はあるのでしょうか?

 私はミノー(ウッドやバルサ)を使用することが多く、スプーンはあまり使用していません。又、現在使用しているロッドは他社(スミス)のGTRX56ULというロッドでマイクロミノーも使用でき、非常に使い勝手の良いロッドだと思っていますが、SSS-68Siはこれよりもファーストテーパーやチップアクションの様な感じのロッドですか?

 他社のロッドを持ち出して、たいへん失礼だと思いますが、他のロッドをあまり知りませんので、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。 

 SSS-68Si は、一般的な6' 後半のレングスのトラウトロッドと比較すると、少なくともウルトラライトクラスの繊細さが際立つアクションが特徴です。すなわち本流用として必要最小限のギリギリのパワーしか求めない、あえて、しなやかなアクションにこだわりを持った究極の本流ロッドと言えます。

 したがって、強度的に仮に5ポンドラインを使用しても何ら支障はありませんが、せっかく3ポンドラインを使用しても目一杯ロッドを曲げてラインブレイクしないブランク性能があるのに、それを活かさないのはもったいないと思います。

 特に、軽量スリムミノーを使用する際は、キャスタビリティにおいてもラインは細い方が絶対に良いに違いないのですから。又、スーパースティンガーのロッドテーパーについてですが、既存のファーストやレギュラーというものではなく、ティップの先端から負荷に応じて少しづつ順々にバットにかけて曲がる、よどみのないベンドを描くように可変テーパーとしてデザインされています。

Q4

 宜しくお願いいたします。私は現在、サクラマス用にSSS-82とTSS-92を使用しておりますが、シーズン当初に鮭などがヒットするときがあります。

 SSS-82はバット、ベリーともすばらしく、ティップがいくらつっこんでも気持ちでは負けません。しかしTSS-92のとき気持ちが負けてしまいました。愚問で恐縮ですが、限界強度はやはりTSS-92が上なのでしょうか。

 製造上、SSS-82よりもTSS-92の方が、長い分バットセクションもやや太くなり、マテリアルそのものの量は多くなります。つまり、ボロンの量も多く、30t カーボンもさらに厚くプライされているワケです。

 したがって理論上は、TSS-92の方が、SSS-82よりもパワーが勝るはずです。但し、SSSよりもティップが強く、全体的にロングレングスな分、大型魚とのやりとりではどうしてもロッドそのものがスローアクションに感じて、つまり、よく曲がるのでやや負け気味に感じてしまうのかもしれません。

 しかしながら、仮に折れる寸前まで実際に負荷をかけたならば、当然TSS-92の方が限界点では踏ん張りがきくはずです。

Q5

 これからルアー始めようと思います。
 そこでウエダさんのロッドが欲しいのですが、源流や山岳渓流で大イワナを狙うにはどのモデルがもっとも適してますか? 教えてください! 

 UFMの数多くあるトラウトロッド群の中でも、源流域や山岳渓流用としてやはりレングスが 短めのストムトゥイッチャー、TS-52UL〜56ULやトラウトスティンガー、TSS-57Ti などがダントツで人 気が高いようです。

 それらは適度な張りとコシがあり、源流域で多用されるスプーンやミノーの両方を 高次元に使い込なすことが可能です。

 一方、「Gijie」などで活躍中のUFMフィールドアドバイザー五十嵐洋氏曰く、ミノーイングにこだわるなら、ストリームスピンSS-52EXLのチタンSiCモデルがベストチョイスとの事です。

Q1

 西村様 3.5gミノーをできるだけ遠くに飛ばせるロッドを探しています。おすすめのロッドはどれか教えてください。対象魚は尺前後のギンケヤマメです。バックウォーターなので長さ、重さはこだわりません。

 SSS-64si,68si,72si  BS-78  TS-62UL SS-62EXLあたりかと思っているのですが? 長さ的にはBS-78でしょうがルアーウエイト(3.5gは重い?)、ロッドアクションとの関係でどうなのかよくわかりません。よろしくお願い致します。

 BS-78を除いては、ぶっちゃけてディスタンス性能に関するポテンシャルは全て同等です。 3.5gミノーはもちろんのこと、2g程度の軽量フローティングミノーでさえ、どのモデルも慣れれば相当な 飛距離が稼げるはずです。

 それがUFMのボロンコンポジットにおける最大の特徴ともいえます。但し、 注意してもらいたいのは、とにかくラインの太さをできるだけ細くしていただきたい点です。今回挙げられたロッドを考えると、どんなに太くても4LB(0.8号以下の規格のもの)できれば3LBや2LBクラスを想定していただきたいものです。

 細糸が安心して使用できるのもUFMボロンシリーズのもう1つのメリットだからです。ちなみにSSS-72Siでさえ、その特性である柔軟さにより、3LBラインに対してもロッドは目一杯曲がり、美しいベインディングカーブを描き出し、ラインブレイクなどは皆無です。

 それが究極のミノーイングロッド、スーパースティンガーの良さであり、私のロッドデザインにおけるこだわりであり、哲学と言っても過言ではありません。

Q2

 西村様、初めまして。貴社様の製品フライ・トラウト・ソルトと全般に渡り愛用させて頂いており、誠に有り難う御座います。ここ数年来、8月(お盆休)の忠類川カラフトに遊んでもらいに行っております。

 昨年より釣れない時間帯?(笑)を利用して海岸からのカラフトを楽しんでおりますが、お薦めのルアーロッド(トラウト・シーバスロッド問わず)をご教示頂ければ・・・と存じます。

 現在GS832・SST77Hを所有しており、要望と致しましては遠投性よりもロッドワーク・取廻しが楽で、スリリング過ぎない程度のファイトが楽しめるロッドを・・・と思っております。

 多岐にわたり弊社製品をご愛用戴きありがとうございます。さて、カラフト狙いでご要望に お応えできるロッドについて、次の1本ということですが、「スリリング過ぎないファイト・・・」という条件な らば、正直申しまして現在のご使用のSST-77Hで十分かもしれません。

 あえてもう1本挙げるなら、 例えばカラフト専用として実績のあるSST-86H。でもパワー不足を感じているなら、もう少し感度とトルクが増しているSLT-77H〜86Hも良いでしょう。

Q3

 こんにちは、以前サツキマスのロッドのことでおうかがいした者です。結局SSS72Siを購入しました。軽い、トゥイッチしやすい、感度も抜群。強いて文句を付けるとすれば、少しだけグリップが長いかな?ということぐらいでしょうか。大変気に入って使っております。ありがとうございました。

 さて、今回お伺いしたいのは渓流のロッドについてです。私は今TS56を使用しているのですが、少し張りがありすぎるかな?と感じています。何と言うか、ハイパートゥイッチなどの強いアクションを加える時はとても使いやすいのですが、小刻みなトゥイッチをしたいと思うときに反発力が強すぎるのか、ミノーが動きすぎる気がするのです。

 こんなことからロッドのパワーがもう少し弱めのものを使えばしっくりくるのかな?と思っています。自分ではSSS60や64、TSS60やSS56、62など6フィート前後のロッドをいろいろ考えてはいるんですが、ただ、大物を見据えて4ポンド(スーパートラウトアドバンスを愛用しています)の使用を考えています。

 ストレス無く4ポンドラインが使えて先述のような繊細なトゥイッチができるお勧めのロッドを教えてください。自分の技量の未熟さを棚に上げてこのような質問をしてすみません・・。宜しくお願いします。それでは失礼いたします。

 早速SSS-72Siをご購入戴き誠にありがとうございます。気になされているグリップ長につい ては、SSSならではのロッドを立て気味にした断続的なトィッチングを円滑に行なうためです。

 さて、渓流トゥイッチングロッドの今や代名詞ともいえるストリームトゥイッチャーは確かにご指摘のように、一般的には非常にトゥイッチングメソッドが上手くいくのですが、トゥイッチングを極めれば極めるほど、もう少ししなやかなものが欲しくなってくるものです。その昔私もそうでした。

 そこでまずオススメなのが "裏トゥイッチャー"ともいえるSSシリーズ。バットセクションはTSと同等のパワーを有し操作性は十分。反面、ティップは20〜25%くらいソフトになり、ある意味理想的なミノーイングロッドといえます。実はこのSSこそ究極のトゥイッチャーなのかもしれません。

 一方、スーパースティンガー、SSSシリーズはもう一歩踏み込んでロッド全体の柔軟さを活かしたこれまでにない高度なトゥイッチングができるようにデザインされています。但し、それにはある程度の修練を要しますし、アクションについても好みが分かれるところです。

Q4

 こんにちは。中禅寺湖にトラウト狙いで遠征しましたがバスタックルを使用し、バラシを連発しました。知人によるとティップが硬いとバレるとのこと・・・。シーバスでウエダのロッドをメインに使用しておりますのでトラウトもウエダのロッドを購入したいと考えております。

 なるべくロングキャストしたいのですが岸からのキャスティングでTSS−77とTSS−82ではどちらが適切でしょうか。ラインは8ポンド、リールはステラAR3000を使用しています。

 中禅寺湖に代表される広大なトラウトレイクでは、ミノーやスプーン、様々なルアーの使用を 考えると、まさに究極の万能ロッドといえるトラウトスティンガーはベストな選択だと思います。

 今回挙げられたTSS-77Tiと82Tiでは、広大な湖ではキャスタビリティに関してどちらもポテンシャルは高く、優劣をつけようがないほどです。但し、中禅寺湖が他のレイクと異なるのはルアーマンに人気の高い、いわゆる山側と言われるポイントでは、ゴロタ石や大岩などがゴロゴロしていて足場が悪く、レングスが長い82Tiの方がランディング面でやや有利かもしれません。

 ちなみに"中禅"では同シリーズの88Tiを使用している人もいるくらいです。一方、もう1本の77Tiは、昔から湖の定番レングスとされてきたという揺るぎ無い実績もあり、特にミノーの操作性にショートレングスな分、有利といえます。

Q5

 先日、湖にてイトウ94cmをC・Rしました。その時にシングル・トリプルフック共に伸びきり、スティンガーボロンの弾性?(曲がりの良さとバットパワー)のおかげかな?と感じています。

 他のロットであれば伸ばされいたのでは・・・記念にnewロットを購入を考え、ザウルス系とラックスボロン共に9.6fを試し振り(店内)した所、共にカチカチ(張りがある)でスティンガーボロンの相手のパワーを吸収する性能がスポイルされているようでしたが、どうお考えでしょうか?

 幅を持たせた結果の製品なのか、方向性が共に一緒なのでしょうか?額が額だけに迷います。

 まずはSLT-96Hのルアーウェイトをご覧下さい。驚きの30gマックスです。多分、ご愛用の スティンガーはTSS-92Tiあたりではないかと思いますが、やはりラックスはそれよりも設計上、3割程度パワーを増加させています。

 しかしながら、同じスティンガーシリーズなワケですから、コンセプト的にもその方向性は同じなのです。何故なら通常このクラスになるとロッドそのものが極端に太くなるものですが、ラックスはあえてTSS同様の極細のマンドレルに多重プライした"粘り"重視の設計だからです。

 ボロンロッドといえども、細身肉厚設計だと、通常どうしても余分なしなりが生じてダルな竿になってしまいがちですが、ラックスはメインマテリアルに圧縮した超低レジン40tカーボンを採用し、さらには独自のガイドセッティングにより、余分なしなりを徹底的に排除しています。

 ですから、実際ルアーをキャストして使用してみると意外にしなやかだと思いますよ。適合ルアーのミニマムが7gという表示ですが、慣れればそれ以下のルアーもキャストすることができます。

Q6

 いつもトラウティストドリームを見ています。もともとフライマンなのでルアーには偏見を持っていましたが西村さんの紳士的な魚とのやり取りを見ていてルアーを始めたくなりついにSST-82-Hを購入してしまいました。

 その際『いつも湖中心なので』とショップの方にリールを相談したところ、ステラFW4000Sを薦められ購入しましたが後で友人から4000はオーバータックルでは?と言われてしまいました。バランス的にはいかがなものでしょうか?

 SSS-82Hのご購入ありがとうございます。確かにスティンガーディープクラスのロッドにステラ#4000クラスを装着していたアングラーも"過去"にはよく見受けられましたが・・・。

 私的には、ステラの#3000クラスでも、もう1つシックリと馴染みませんでした。つまり、やや重たいように感じるのです。したがって最近ではエアリテイの#2500で全ての釣りをとおしています。

 ベアリング等の回転性能にこそ、やや不満を感じるものの、この軽さは何よりもロッド性能以上に自身の釣りそのものを手助けしてくれています。昨年、ハードなミノーイングにより利き腕にドクターストップがかかってしまいましたが、何とか今でも長時間トゥイッチングがこなせるのは、このリールのお蔭かもしれませんね。欲を言えばこのクラスで、もっと軽いリールが欲しいくらいです。

Q7

 はじめまして。現在サクラマスロッド購入を検討しています。そこでアドバイスをお願いします。僕の釣りは「魚を自分から迎えに行く」というスタイルです。よく僕の釣りを見る人から「リーリングスピードが速い」、と言われることがあります。

 スピードによるリアクションバイトと、魚の目の前を出来るだけ回数多くルアーを通したいという狙いがあるために、自然にリーリングスピードが速くなります。具体的にはアップクロスでキャストしたシュガーミノー95Fが水面から飛び出すことがあります、リップに空気を噛んで。メチャ疲れる釣りです。

 サクラマスが定位する押しの強い流れの中であって、ディープミノーの早引きが可能なロッドのアドバイスをお願いします。ポイントになってくるのは、流れとリトリーブの両抵抗をロッドが受けても、フッキングにもっていけるようなポテンシャルを備えているか否かであると思われます。

 とにもかくにもなかなかロッドを振り比べる機会に恵まれないので是非アドバイスをお願いします。

 「魚を自分から迎えに行く」というのは、たぶん何よりもまずはサカナをバイトに持ち込むというテクニックに重きを置くという、そういう意味なのでしょう。スティンガーシリーズでも、唯一対応できるのはスバリ、スティンガーラックスです。

 その中でも7'7"モデルが最も扱い易くオススメではありますが、 やはりパワフルでもスティンガーの流れを汲むロッドだけに、柔軟な性質をきちんと残してある点に、むしろ物足りなさを感じるかもしれません。

 しかしながら、ロッドデザイナーの立場として、トラウトロッドというカテゴリーの中では、パワーばかり追い求めたロッドはもうトラウトロッドとは言えないのでは・・・、というのが正直なところです。

Q8

 はじめまして。御社製品をソルト・トラウトで数本愛用させて頂いております。さて、Gijieを拝見していたところSSS-74siが発売になるようにお見受けしたのですが、本当なのでしょうか?

 で、お聞きしたい本題は、SSS-57などの下のサイズは製作する予定は無いのでしょうか?無いとしたらその理由もお聞かせ願いたいと思います。当方、TSS-57tiからSSS-60siに諸事情により変更したのですが、SSSが私としては最高に使いやすく感じました。

 SSSの感じで他の御社製品にてサイズダウンして使用したいとした場合、以前からお話されている通り、SSSのベースであるストリームスピンがベストなのでしょうか?同じ質問かも知れませんが宜しくお願いいたします。

 確かに7フィート4インチの本流ミノーイングロッドをテスト中ではあります。もちろんSSSの良さも継承されていますが、ある意味スーパースティンガーとはコンセプトも異なり、煮詰めにまだまだ時 間を要します。

 今後も「Gijie」のみならず、「トラウティスト・ドリーム」にても毎回新たなサンプルロッドを持ち出し、見ている人にあたかもご自身がそのロッドを使用しているように映像にも工夫も凝らしていくつもりです。今後の番組にご期待ください。

 さて、本題のSSSで6フィートよりも短いレングスの必要性については、今のところ考えてはいません。かくれた名竿と言われるSS-52、56EXLの存在も1つにありますが、最も大きな理由は、SSSが掲げるロッドのベリー部の柔軟さを活かしたミノーイングには、少なくとも6フィート以上のレングスが必須という点に尽きます。

 それと、皆さんが想定している"長さの概念"というものを一度捨てていただいて、試しに目をつぶってSSS-60Siを振ってみてもらいたいものです。「コレが6フィートなのか?」というくらい、誰しも軽く短く感じていただけるはずです。

 渓流のみならず、源流においてもショートロッドでは不可解なSSS-60Siのそのレングスから繰り出されるティップ部と柔軟なベリーとの絶妙なるハーモニーこそがスリムミノーに本当の意味での生命を与える事ができるのです。

Q1

 現在、TSS57を使って、渓流域のミノーフィッシング(アマゴ主体)にはまっていますが、この間、伊豆半島の河津川に釣行時にみたサツキマスの姿が頭から離れません。

 そこで、中河川でのサツキマス用ロッドを探しているのですが、ずばりオススメロッドを教えてください。

 現在、本流のスーパーヤマメやサツキマスをメインターゲットにした専用ロッドを開発中です。極めて実釣主義的なエキスパート向けのいわゆる"トンガリロッド"になりそうです。

 早くて来シーズ ンのリリース、もしくは完成までにはもっと長い時間を要するかもしれませんが、どうかご期待ください。

Q2

 現在、渓流釣りにBWS55を使用していますが、そろそろ新しいロッドを購入したいと考えています。

 候補としてはSSS-60Si、TSS-57Ti、TS-56UL、TS-62ULと色々ありますが、それぞれのロッドの特徴が分かりにくい上に地元でロッドを触ることがほとんど出来ません。お薦めの1本を教えていただけますか。

 また、「平成のサツキマス」に吉野川(仁淀川、四万十川)が出ていますが、使用するロッドは、SSS、SST、SLT-77の中から選ぶとすればどれがお薦めですか。(本流アマゴも対象)

 ご愛用のBWS-55と比較すると、SSS-60Siはもっと全体的に軽く繊細にした感じで、今後のスキルアップを目指すなら最もオススメと言えます。

 一方、TSS-57Tiはシャープさやトルク感も増し、重めのスプーンやミノーのハードなトゥイッチングにも余裕で応えてくれる万能型。

 さらにTS-56ULやTS- 62ULは、バットセクションがTSS-57Ti以上にシッカリしているので本流に近いような重厚な流れの中でも、ディープ系のミノーやスプーンを、まさに縦横無尽に使用する事ができます。

 現在、ご使用のBWS- 55に対してパワー不足を感じているなら、TSS-57Tiや、もしくはバットパワーがさらに際立つTS-56UL、62ULなども選択肢の1つに加えてもらっても良いでしょう。

 但し、ロッドは"張り"が増すほど にルアーは扱い易くなりますが、反面サカナとのヤリトリでは、ロッドそのもののポテンシャルのほんの 少ししか引き出す事ができず、つまりトラウトとの対等なゲームそのものが、とてもつまらないものに なってしまうおそれがあります。

 スーパースティンガー(SSS)のコンセプトとはまさにそれを意味し、その独特のしなやかさが渓魚でさえ美しいベインディングカーブを描き、使い手にロッドと一体化したかのような満足感を与えてくれるのです。

 そのかわり、ミノーのリズミカルなトィッチングにはそれなりの修練を課せられる事は必至。だからこそ、SSSはエキスパートにこそ相応しい現代の最先端のミノーイングロッドといえるのです。

 又、サツキマスロッドについても同様のことが言えます。サカナの引きに対して はSSSで十分ですが、重厚な流れを征服する為に、スティンガーディープ(SST)やティンガーラックス (SLT)を使用している人も現に多く存在します。

 最終的にはトラウトの釣りにおいて、操作性か、それともゲーム性か、どちらを重視するかという事がロッド選びの方向性を決めるのでしょう。

Q3

 九頭竜川中流のようにサクラマスとシーバスの両方楽しめるようなフィールドで、できればロッドを一つで兼用したく考えています。 今までSPS-862SS-Ti、TSS-82Tiを使ってきましたが、こと中流に限ってはさほど大差ない様に思われました。

 そこで最近発売されたスティンガーラックス82Hを購入し九頭竜川中流でのメインロッドにしようと思うのですがどんなものでしょう。逆に評判の良いCPS-862EXを新たに購入するか、SPS-86SSで兼用したほうが良いのでしょうか。

 それぞれ開発コンセプトが違うので2本使いわけるのが一番良いのでしょうがあえて1本に絞るとどうなんでしょう。

 SPS-862SS-Tiは、"ショックアブソーバー"とも評されるくらいの柔軟さで、よく小物用と勘違 いされるのですが、むしろそのしなやかさはランカー狙いのランディング性に重きを置いたものです。

 実はそのSS-Ti特有の性能は、UFMのサクラマスロッドの製造技術をフィードバックした賜物。その為、ご指摘の様にTSS-82Tiとさほど性能差は感じないのかもしれません。

 しかしながら、シーバスロッドとサクラマスロッドとは、まさに似て非なるもの。ブランクの製法からガイド設定、グリップに至るまで細部にわたり異なるのです。

 つまり、今回ピックアップされたCPS-862EXとスティンガーラックスのSLT-82H-Tiは製造上は全くの別物といえます。

 しかしながら、シーバスロッドとして設計されたCPSをサクラマス に使用したとしても問題なく使えるどころか、操作性だけを見ると専用開発されたSLT以上に扱い易い得意な場面もあるかもしれません。

 1つ言えることは、設計した張本人である私はシーバスにはシーバスロッド、サクラマスにはサクラマスロッドといった具合に必ず使い分けています。同じミノーイングで狙うにしても、やはり使用するミノーは異なるのでトータルバランスとして考えると使い勝手に大きな差が出てくるものなのです。

Q4

 現在SST-77Hを愛用し、徳島の吉野川の中流域にある柿原堰でサツキマスを狙っていますが、サツキマスにはロッドパワーがありすぎて面白みに欠けます。

 そこでSSS-77Si かTSS-77Tiのどちらにしようと思っています。主に使うのは7〜9センチのミノーで、ミドルレンジのものをよく使っています。スプーンはまったく使いませんのでSSS-77Si の購入を考えていますが、SSS-77Si でディープミノーを使うとどうの様な感じになるのでしょうか?

 スリムミノーとディープミノーを併用するならTSS-77Tiの購入を考えたほうが良いでしょうか?以上宜しくお願いいたします。

 SSS-77Siは、シャローランニングタイプのスリムミノーにこだわりを持っているトラウティストにこそ相応しいモデルです。ですからディープミノーなどを使用すると、吉野川の重厚な流れでは、どうしてもロッド負け気味になってしまいます。

 しかし全く使えないワケでないので、あくまでもディープミノーをサブ的な使用のみと割り切ってもらえば良いのです。一方、TSS-77Tiは、何度も言うようにトラウトロッドとしてはまさに万能型。スリムミノーもディープミノーも過不足なく、まさに縦横無尽に使い込なす事ができます。

 しかし、両者に大きく異なる点は、やはりロッドそのものの「張り」にあり、言いかえればパワーそのものが大分違います。簡単な話し、例えばTSS-77Tiでは、30cmクラスの魚体では、いともカンタンに釣れ上がってしまい、人によってはトラウトゲームそのものが、ある意味つまらないものになってしまうおそれがあります。

 反面、SSS-77Siでは、3LBラインを使用してもラインブレイクする事無くSSSならではの美しいベインティングカーブを存分に堪能する事ができるのです。

 とにかく、SSSとTSSとではその好みがハッキリ2分される傾向にあるので、まあ、ロッド選びは、あくまでも個人個人の価値観の相違や最終的には好みで決めてもらうのがイチバンでしょう。

Q5

 ウエダさんのロッドにはまっているアングラーの一人です。今では20本を超えてしまいました。トラウト、シーバス、ジギングのどのロッドを使用しても、感度、乗りのよさなど非常に楽しいロッドばかりです。

 最初に手にしたのは、サツキマス用にと思い、SSS−77を購入しました。使用すると、もう、びっくり、過激なまでの感度、張りがあるのによく曲がる、なんとも不思議なロッドでした。この1本から、すべてのロッドがウエダさんに変わってしまいました。

 このように思い入れのあるロッドですが、先日のトラウトィストドリームでの、サツキマス・スーパーヤマメ用の77&74のプロトタイプを西村氏が使用していましたが、SSS−77との違いを教えて下さい。

 弊社ロッドを数多くご愛用戴き、誠にありがとうございます。
 さて、現在、本流のスーパーヤ マメやサツキマスをメインターゲットにしたニューロッドを鋭意開発中です。

 やはり、これまでのスーパー スティンガーとはアクションが異なり、良い意味でも逆に悪い意味でも、とことん実釣主義を貫いたロッドになります。

 詳細については、ニューロッドのコンセプトに対して、皆さんにより一層理解を深めてもらう為にも今後のトラウティスト・ドリームの中で少しづつ公開する予定です。どうかご期待下さい。

Q1

 最近自宅付近に出来た管理釣り場(FISH−ON王禅寺)に行くようになり、 トラウトフッシングにハマってしまいました、最初はバスロッドを使用していたのですが専用のトラウトロッドが欲しくなり、候補としてTSS-60 or 64かSSS-64 or 60を考えています。

 TSSシリーズとSSSシリーズを釣り具屋で触ってみたら、SSSの方がずいぶん柔らかく感じました、実際管理釣り場で使用するのなら、どちらのシリーズのどの長さがお勧めですか?またロッドと会わせるリールの推奨番手は幾つか教えて下さい。

 王禅寺には、つい最近私も足を運び、エリアフィッシングという釣りの奥深さを再認識させられました。

 さて、候補にあげられたTSS-60Ti & 64Ti と SSS-60Si & 64Si は、そのどれもがとても良い選択だと思います。しかし、今やある意味最も繊細で高度なテクニックが要求されるエリアフィッシングにおいては、やはりどの機種を見てもそれぞれに異なる得意分野が存在するのも事実です。

 そこで機種ごとにエリアにおけるその得意とする使用法を私なりに考えてみました。

1. SSS-60Si ・・・数あるUFMトラウトロッド群の中でも、最も繊細なモデル。0.6〜2gをメインに極小スプーニングや1g台のプラグの使用にも最適。

2. SSS-64Si ・・・0.8g〜5gという、今やある意味エリアでメインとなるスプーンをより速くにキャストし、ノリも抜群です。競技用としても評価が高いモデルです。

3. TSS-60Ti ・・・全体的にしっかりして、ボロン特有の剛性感も高いブランクはTSSならでは。エリアの基本といえる3〜5gのスプーニングに適していて感度も抜群。

4. TSS-64Ti ・・・TSS-60Ti をもう12% ぐらい強くした感じ。3〜5gスプーンの遠投能力に優れ、そして何よりもミノーをトリッキーにダートさせるトィッチングメソッドが冴え渡ります。  

 以上、如何なものでしょうか。ちなみに私的には王禅寺にはSSS-64Si がベストだと思います。尚、推薦するリールの大きさについては、ロッドそのものが極めて軽く仕上がっているので、リールもできるだけ軽く小型なものが良く、スプーニングに関しては#1000〜#1500で十分です。しかし、ミノーイング操作性にこだわるなら#2000クラスが使い易いでしょう。

Q2

 初めまして毎回トラウティスト・ドリーム楽しみに拝見させていただいてます。私は、自作のプラグでミノーイングするのにはまっています。使用しているロッドはSS-62EXLを使用しています。

 この間、知人に”このくらいロッドが柔らかかったらプラグよりマイクロスプーンのほうが使いやすいのでは?”と言われました。私としてはあまり気にならないのですが、一方ダウンで引いてきたときはやや抵抗を感じます。

 やはりプラグよりマイクロスプーンなどのほうが扱いやすいロッドなのですか?ミノーイング専用開発のスーパースティンガーなどのほうがプラグには向いてるのでしょうか?

 渓流におけるトィッチングメソッドを創出したとされるトラウトロッド"ストリーム・トィッチャー"。皆さんもよくご存知だと思います。

 一方で当時、そのTSシリーズに併用してラインナップされたのがご愛用のSS-62EXLを含む"ストリーム・スピン"のSSシリーズです。カタログ上ではそのコンセプトがスプーニング用としてはっきり明記されていますが、実は開発時より私はこの「SS」をあえてミノーイング専用として、使い込んできました。

 かたや「TS」のコンセプトとは、「ハイパートィッチングをどんなロッドよりも完璧にこなすこと。」しかも、誰しもがロッドを手にしたその日から、いとも簡単にこれまでにない継続的な左右へのダートアクションをミノーに与えることができるというものです。

 この「TS」の出現で当時もっとも難しいテクニックとされてきたトィッチングメソッドはトラウティストにとってより身近なものに、否、今ではごくごく当たり前のテクニックとなりました。

 さて、そんな中、何故私は当時TSではなくSSの方を使用していたのかというと、より高度な本当の意味でのトィッチングメソッドというものを模索していたからなのです。 つまり、トゥイッチング時のミノーの泳ぎをもっとマクロで見た時、ほとんどの場合、ミノーが静止しそうなホンの一瞬にサカナのバイトが集中するという事実とその際、ロッドティップの繊細さが何よりも重要になってくるからなのです。

 いわば「SS」 は「TS」のソフトティツプバージョンとご理解ください。そしてその「SS」の進化型が現在のミノーイング専用のトラウトロッドに名高い"スーパースティンガー"そのものなのです。

 ですからご愛用の「SS」を純然たるミノーイングロッドとして、自信をもって積極的にご使用いただきたいものです。又、問題となっているソフトティップによる抵抗感は慣れてくればむしろ「TS」とは異なるSSならではの魅惑的なアクションをミノーに醸し出すことができる要因ともなります。

 ちなみに最新のミノーイングロッド「SSS」同様、本当に使いこなせるようになるためには、かなりの技量を要することを最後に付け加えておきます。

Q3

 初めまして。お伺いしたいのですが、私は今、四国でアマゴ釣りを楽しんでおり、そのうちサツキマスなども狙ってみたいと思ってます。

 サツキマスを狙って河川の中流域から本流域に入る場合、どれくらいの長さのロッドがよいのでしょうか。サクラマスのフィールドと比べて河川の規模が小さめだということを考えて自分では6'8"くらいを考えているのですが、いかがでしょうか??

 スーパースティンガーSi シリーズを例にあげると、河川の規模が小さめだとしても7'2"SSS-72Si がダントツに人気が高い様です。そもそもスーパースティンガーのメリットは、ロングレングスでもライトミノーのキャスタビリティや操作性に必要な繊細さが一切損なわれないという利点が大きいのです。

 極端なハナシ軽さもキャスタビリティもワンランクパワフルなトラウトスティンガーのTSS-68Ti と同等のフィーリングをSSS-72Si で得ることができるのです。これはロッドの設計上、かなり画期的なことといえるでしょう。

 但し、SSS-72Si よりもスペック上ライトなSSS-68Si は当然の事ながらもっと繊細になり、ミノーを操るにはそれなりの技量を要しますが、より一層スリリングなミノーイングゲームを存分に堪能することができます。

Q4

 初めまして。回答よろしくお願いします。 渓流で5gまでのスプ−ンを投げているのですが、バックラッシュなどライントラブルが多すぎて困っています。

 タックルはストリ−ムトゥイッチャ−とステラAR2000で、ラインがバリバスのゲ−ム1.2号です。アップクロスで流す感じでやっています。

 バックラッシュというのは、多分キャスティング時にリールのスプールから必要以上にラインがまとまって放出されてしまう現象を指すものでしょう。恥ずかしながら私もたまにやらかしてしまうのですが、ラインが台無しになるばかりか、釣れそうな良いタイミングを逃してしまい、本当にやっかいな問題です。

 特に流れに対してアップの釣りや向かい風の時のミノーイングでは、ラインがたるみ易いのでキャスティングに絶えず注意を払っておかないといけません。バックラッシュを防ぐにはやはり、まずはキャスティング時に、常に人差し指でキチンとサミングしてやることが基本です。

 又、同時にリーリング時にもなるべく糸ふけが生じない様に適度なラインテンションを保つ必要もあります。しかし、防止策として最も効果があるのは試しにラインそのものを違う種類のものに変えてみることです。

 確かにゲームはしなやかなで扱い易いラインではありますが、アップクロスの釣りにはむしろ同社の「スーパートラウト」の方が糸に張りがあり向いている様です。 (注) あくまでも個人的な意見です。

Q5

 西村様、はじめまして、普段は湖でのニジマス狙いでSSS−72Siを使用してます。先シーズンより渓流にはまり、UFMのTS・SSいずれかの52を使用したいと思っているのですが、渓流でのミノーイングではどちらのロッドが向いているのでしょうか?

 真剣に悩んでます。ルアーウエイトの関係もあるし、どちらが良いのかは最終的には自分の判断になるのですがアドバイスをいただけると幸いです。

 SSS-72Si のご愛用ありがとうございます。さて、事あるごとに説明している様に、今やミノーイングの最先端ロッドとして疑う余地がないスーパースティンガーは、そもそもストリームスピン、すなわち「SS」を起源とし、それを基に設計されたという経緯があります。

 湖のニジマス狙いで現在ご愛用のSSS-72Si ならではのソフトティップに違和感が全く無ければ、やはりその流れを汲むSS-52EXLがオススメです。

 ですが、一般的にはティップに張りを持たせている「TS」の方がまさに初回使用でもミノーを扱い易く感じる様に設計されています。

 一方SSは、トィッチングにはある程度修練を要しますが、使い込めば(使い込なすことができれば)むしろ、多くのバイトをかせぐ事ができるようになる、いわば上級者向けと言えます。

Q1

 初めまして。釣りビジョン、トラウティスト・ドリーム毎回楽しみにしています。自分は北海道の道南地方に住んでいます。今シーズン初で51cmの海アメをGETしてきました。使用してるロッドはGS−762Hです。西村さんも海アメ狙いで北海道に来てると聞きました。今シーズンは来道予定はありますでしょうか?

 何時もトラウティスト・ドリームをご覧いただきありがとうございます。残念ながら海アメに関しては、私自身いまだ皆さんに誇れるようなサイズにはお目に掛かった事がありません。機会があれば次こそはとその思いは募るばかりです。もちろん、今シーズンも道南方面には訪れたいと思っています。もし見かけたら是非声をかけてください。

Q2

 SSS-68Si,TSS-60を使用しています。メーカー推奨のラインより1lb〜2lb強いラインを巻いていますが、ロッド耐久性上の問題はあるでしょうか。

 スティンガーシリーズのご愛用ありがとうございます。さてお問い合わせのロッドの耐久性について申し上げますと、私も同様、フィールドによってはラインの強度を上げることもありますが、今のところ一度も使用ロッドの耐久性に不満を感じた事はありません。

 但し、重要なのはどれくらいまで大丈夫なのか、日頃から自分のロッドの曲がり具合をサカナとのヤリトリの際、何時も観察しておくことです。例えば、いくら頑丈なトラウトスティンガーでさえ、ロッドを立てたまま現代の強靭な例えば3LBクラスでも、まともに引っ張りっこすると、たぶん竿の方がまいってしまうでしょう。

 つまりは"加減"を知るという事です。そもそもラインのスペックは、あくまでもロッド性能を100%引き出す為の目安であって耐性とは全く関係ありません。よく、根掛かりをグイグイやっている人や、強引なフッキングをしているアングラーを見かけますが、その行いこそロッドの寿命を縮める原因に他なりません。

Q3
 今年から九頭竜川のサクラマスを始めました。現在は8'6"のシーバスロッドを使っています。そこで西村さんにおたずねします。九頭竜川のサクラマスで最初の一本として西村さんが自信をもってすすめるロッドを教えてください。

 実はつくり手側からすると、とても難しい質問です。現在、九頭竜川で多くのサクラマスフリークに使用されているUFMのロッドといえば、SSS-77Si、82Si、 TSS-77Ti〜88Ti、SST-77H〜86Hと多岐にわたります。

 そして各々アングラーが自身の1本にこだわりを持って使用しているのですから、1本に絞れと言われてもなかなか・・。個人的にもシチュエーションに応じて3〜5本を使い分けています。

 しかし、強いてオールマイティな1本として挙げるなら、8'6"のシーバスロッドを使用されているという事もあり、粘り強さで定評があるスティンガーディープのSST-82Hがオススメといえます。

Q4

 15年ぐらい前に御社のトラウトロッドを初めて購入して依頼、今ではレイクトローリングからジャーキングスティック、GTまで全ての持ち竿がUFM製となりました。最近、ミノーイングロッドを検討している最中です。

 パパシーマ等でよく耳にするスティンガーシリーズは使用したことが無くフィーリングが分かりませんが、個人的にはグリグリナナハンのアクションが忘れられなく似たようなロッドを探しています。

 最新の機種を差し置いて誠に申し分けないのですが、最近の機種で似たようなフィーリングのロッドがあればご意見をお願いしたいと思います。

 長年にわたり、UFM製品をご愛用戴きましてありがとうございます。さて、スティンガーシリーズの中で現在もっとも強靭なブランク性能を誇るのが、もうすぐリリースされる最新のラックスシリーズです。とはいうものの、かのGG-750Hこと"グリグリナナハン"は、このラックスの同レングスのSLT-77H-Tiよりもかなり固く感じるはずです。

 又、GG-750Hのバット径はラックスに比べ2倍近くもあり、その分体感度としてのロッドそのものの重さも2倍です。一方、軽くても潜在的なトルクや粘りは、ボロンコンポジットということもあり、ラックスの法が数段上になります。

 そもそもGG-750Hとは、15年以上前に「カージナル-4」というルアー専用の代表的なリールがこの一台しかなかった頃に、「グリグリメソッド」というロッドの固さによっての相乗効果によってミノーに独特のアクションを与えるというもの。

 しかし、現代の著しく進化したリールやルアー等のタックルの優秀さを考えると進化のないGG-750Hは"トラウトゲーム"そのものにおいてオーバースペックと言わざるを得ません。但し、趣味性の高いルアーロッドというものは、あくまでも個人個人の好みが最も大事で自分が気に入ったアクションがあるのも当然のことだと思います。

 ちなみに現在、GG-750Hは生みの親である芦ノ湖のフィッシングショップ・ノザキ( http://www.fs-nozaki.com/ )にてのみ手に入れることが可能です。

Q5
 今年は主にダム湖と本流の釣りをメインにするつもりで、TSSかSSSの購入予定を考えていますが、どのように使い分けをすればよいのでしょうか。

 スーパースティンガー(SSS)はSiシリーズになってから、バットセクションの反発力が増して多少なりとも扱い易くなりましたが、やはり特殊な位置付けのトラウトロッドといえるでしょう。

 軽量スリムミノーの軽やかなるキャスタビリティはSSSならではのものですが、そのしなやかさの分、トゥイッチングメソッドにはそれ相応の技量が要求されます。つまりは、本当の意味でのミノーイングを解したエキスパート向けなのです。今回メインフィールドとされるダム湖において、スリムミノーだけにこだわりを持つならスーパースティンガーにチャレンジしてみても良いかもしれません。

 一方、スプーンの釣りもこなしたいなら、万能タイプのTSSがオススメです。しかし、最終的にはフィールドやルアーにかかわらず個人個人の好みによって、SSTかTSSに真っ二つに分かれる傾向があるので、近くで使用している人がいれば一振りさせてもらうのがイチバンです。

Q6

 トラウト・ロッド(スプーン用)についての質問ですが、ミノー用は競技用も普段もSSS-64Si(これは体の一部です)、スプーン用には競技用に某メーカーのロッド、普段はBS-56で楽しんでます。

 スプーン用の某メーカーのロッドは感度は最高なんですがすぐ折れます。しかし、BS-56は普段は非常に楽しいのですが競技用には辛く感じてます。そこで、競技用のスプーン専用ロッドを捜してます。

 競技で使うメインのスプーンは1g前後(0.8〜1.5g程度)です。SSS-64Siのようにしなやかだけどパワーがあり大型が掛かっても安心感の有るロッドを捜してます。

 イメージは0.8〜1.5gのスプーンを操れるSSS-64Siのようなフィーリングのロッドです。また、StreamSpinBORONは少々ガイドが重たい気がするのですが、オプションのチタンフレームにするとどんな感じなのでしょうか。

 もう4〜5年位前から、マイクロスプーンの使用を前提とした競技用スピニングの開発はしています。そのコンセプトはまさに0.8g〜2gまでのスプーンの僅かな泳ぎを、まさに完璧に極細ティップに表現し、これまでとらえきれなかった僅かなバイトも全てとりこもうというものです。

 もうすぐ発売のトラウト専門誌「Gijie」の5月号におけるスプーニングジャーニーで、その一端が垣間見れるはずです。しかし現在のところ、数釣りにはストリームスピンにかなう物はないと思います。又、チタンフレームにした場合、トップガイドを含め、三つ目まで口径も絞り小さくするので多少なりとも軽くシャープになるはずです。

Q7

 去年よりサクラマスに興味を持ち九頭竜川へ釣行すること5回目の初心者です。先日の3月19日に、待望のヒットが有りましたが、ブラウントラウトのように巻かれてフックアウトしてしまいました。

 場所は、京福下流の沈み三角テトラの際でした。魚体も目視することができました。そこで、今回の質問なのですが、今使っているロッドは、トラウトロッドとしては、固めの?ロッドなのですが、サクラマスにフッキングさせる為には、ファーストテーパーとUFMのようなロッドと大きな違いが有るものなんですか?

 又、掛けた後にも違いが出てくるものなんでしょうか?西村さんのトラウト関係の、記事、画像を見ているとどんどんUFMのロッドが購入したくなり困ってしまいます。

 やはり、一般的には総じてファーストテーパー気味のロッドでバットがしっかりしたものの方がフッキングはし易いと思います。しかし問題なのはランディング面で、サクラマス等鱒族の習性だと、どうしてもロッドの"張り"に対して反発しようとするので結果的にファーストテーパーで、いわゆる固いロッドはランディング率が低下してしまいます。

 自らデザインしたスティンガーシリーズについてのみ言える事ですが、SSSやTSSはフッキングにやや慣れがいるものの、ロッドを目一杯曲げても、それほど走られることなくスムーズにランディングする事ができます。

 一方、SSTや最新のSLTは、フッキングは容易にきまるものの逆にランディングには、反発力がある分、多少なりともサカナをいなすだけの技量を要求される事もあるでしょう。

 しかし、私がロッドをデザインする時いつもテーマとして考えるのがキャスタビリティと操作性、さしてランディング面の融合。つまりロッド製作において最も重要なのはトータルバランスということです。ちなみに九頭竜では、TSS-82やSST-82Hなどが地元アングラー評価が高い様です。

Q8

 ベイトリールが大好きで近年よく行くトラウトfishingでも、ベイトリールを使っております。それでウエダのGS-76Hのベイトモデルを大変気にいって使用しております。

 ここで質問なのですが、TROUTロッドでこのシリーズ以外ではベイトリールモデルが、存在していません。今後、他のシリーズでベイトモデルを発売される事を考えておられるのでしょうか?

 出来れば、SuperStinger StingerDeep StingerLaxaクラスのベイトモデルがあれば購入したいと考えているのですが。現在私のロッドよりもう少しバットのパワーのある物が欲しいと思ってます。回答よろしくお願いいたします。

 まず、スーパースティンガーはベイト仕様には不向きです。ティップが繊細過ぎるためキャスティングのインパクト時にベイト用のガイド設定だとブレが生じる為です。

 一方、スティンガーディープや最新のスティンガーラックスではどうでしょうか。ズバリ、最高のキャスタビリティとキャストフィールを備えた高性能なベイトロッドになります。それでは何故、これらの高性能シリーズとベイトモデルをつくらないのかというと、それはトラウトをベイトロッドで狙うというコンセプトそのものにあるからです。

 つまり、ベイトキャスティングそのものが、やや遊びの要素を含んでいるのではないかと私は考えるからです。やはり、スティンガーシリーズの最大のコンセプトである"実釣面"を考えると、どうしてもスピニングリールを主体としたメソッドが不可欠になります。

 失礼ながらベイトリールでは役不足の面があるのは否めません。しかしながら、今後のトラウトシーンにおいて、ベイトリールを用いての新しいメソッドやテクニックがどんどん出現してくれば、さすがに専用のロッドを開発してみたいなとも考えています。

Q1

 今年から九頭竜川のサクラマスをはじめたのですが、CPSを流用することについて西村さんは賛成されますか?新製品の75なんてワンピースでかなりそそられますが・・・・できましたらサクラマスロッドとシーバスロッドのコンセプトや釣り方の違いを教えてください。

 後、CPS102を大人のルアーフィッシングのスタートとして購入したのですが、どのようなシチュエーションに一番使って欲しいか教えてください。

 CPS-102のご購入ありがとうございます。日本海側などの季節風が強いフィールドでコンスタントなディスタンスを稼ぐにはピッタリです。その代わり、あまり小さいプラグではなく、思いきって中型以上のディスタンス重視のミノーの使用をオススメします。その方がCPSならではのロッド性能を十分に堪能していただけるからです。

 さて、九頭竜川での75EX-Ti の使用についてですが、設計者自らが言うのもなんですが、UFMのスティンガーシリーズに負けず劣らず高性能を発揮するはずです。しかし、シーバスロッドとサクラマスロッドでは、やはり製造過程がまるで違います。

 それがどうのこうのというのは難しくなるので、この場ではさし控えさせていただきますが、もし機会があればトラウトスティンガーやスティンガーディープを一度お試しいただきたいものです。私が説明するよりも、一振りすれば全てお分かりいただけるはずです。

Q2

 ダムでのサクラマス釣りでの最適なロットは何でしょうか?使用するルアーは5〜10gまでのスプーンと7〜9cmのミノーが主体になります。

 リールは2000番クラスを使用しています。止水域やバックウォーターなど場所の違いや飛距離の問題などを考えて最適と思える1本とは?

 使用されるルアーやリールが特殊なものではなさそうなので、やはりオススメはオールマイティを極めたトラウトスティンガーシリーズのTSS-77Ti になります。湖の定番レングスは今も昔も"ナナハン"でしょう。

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